私が気象の勉強を本格的に始めたのは、大学に入学した昨年4月ごろからです。

それ以前から、大学に入ったら気象学を学びたいと思っていました。というより、そもそも気象に初めて興味を持ったのは思えば小学生中学年ころに新聞に載っている天気図を切り貼りしているうちに興味を持っていったというのがきっかけです。しかし、大学に入学した時点では、気象予報士試験がどのようなものであるかは全く知りませんでした。でも、気象学を学ぶからには気象予報士試験はいつかはとりたいという思いがありました。

始めは何から勉強を始めていいのかわからず、ネットなどを読んでいくと、大学1,2年生向けの気象学の参考書として、『一般気象学』(東京大学出版会 小倉義光著)という本に出合いました。

さっそく書店で購入。

この本は気象学を8割がた高校範囲までの数学と物理を使って解説してくれています。しかし、たまに大学範囲の物理を用いた個所があります。たとえばエントロピーなど。

一応、高校の物理、数学は一通り学習できていたので、それほど読みづらいものではありませんでしたが、やはり初めて読む気象学の本としては難しいと感じました。

ちなみに、高校で習う物理とは、状態方程式や断熱変化、遠心力などです。高校物理は、日常生活ではあまりお目にかかれないことも多いので、しばらく学問から離れていた方が気象学を初めて学ぼうとする方には難しいと感じるかもしれません。


この本を読み終えたのが昨年5月末頃でした。

実は、この時期になって初めて気象予報士試験がどのようなものなのかを理解しました。大方昨日のブログに書いたようなことです。試験は一般、専門、実技という3科目に分かれていることを知ったのもこの時期です。そして、5月末の時点で、つぎの試験が8月末、あと3ヶ月しかないということも。

とりあえず8月末の試験では学科の2科目合格を目指そうと試験対策の勉強を始めました。

この方法は多くの受験者が行っているようで、1回の受験ですべて合格する人はかなり少なく、1%前後だそうで、1回目に学科2科目を合格し、その後実技に専念するというのが王道だそうです。

その時用いた参考書が『らくらく突破 気象予報士かんたん合格テキスト(一般知識編/専門知識編)』(気象予報士試験受験支援会著)という2冊の本です。

この本はタイトルの通り、気象予報士試験に特化したつくりとなっています。気象学を学ぶというよりは、気象予報士試験を勝ち取るというというもので、実際に過去問を用いた解説も載っています。

ちなみに、一般知識編については一般気象学で一通り学習していたので、すぐに終わりました。(半月ほど)

専門知識編はさすがに新しいことが多く、少し時間がかかりました。(1か月~1か月半)

でも、なんとか7月末までに一通り本は読み終わりました。

8月はひたすら過去問演習をしました。ちなみに過去問は気象業務支援センター のホームページに過去3年分がアップされています。

また、受験の受け付けも気象業務支援センターのホームページに記載されています。受験受付は試験の2か月ほど前には締め切ってしまうので、受験される方は期限に十分お気を付けください。


ここまでブログを読んだ人は、「うぁ、めっちゃ勉強してるやん」とか思われるかもしれませんが、実はほかの受験者がいうほどはしていません。

大学生ですからほかの勉強もあり、結局試験勉強は通学中の電車の中(片道30分弱)と、寝る前1時間くらいで、大学の勉強や、7月の期末考査前なんかは気象の勉強から離れることもありました。

夏休みに入った8月も延々と勉強するはずもなく、1週間に1年分するかしないかレベルの超さぼりペースで、結局3年分解き切るかどうかで試験に臨みました。ちなみに、目標は学科2科目合格ですが、一応、実技の過去問は数回解いておきました。


試験当日。一般、専門が終わった時点で何とも言えない感触。受け終わった時点では両方とも10問くらい正解かなと思っていました。これは当初の合格基準11問を下回っています。


一月後の合格発表の日、その回(第42回)は難しかったらしく、合格点は9問以上、、、救われました。

ぎりぎりの目標達成。実技はもっと余裕を持って受かろう、そう決意しました。


あっ、そうそう。書き忘れていましたが、私は多くの受験者が受講している試験対策講座なるものは一切行っていません。学科試験はここに記した3冊の参考書のみを使って独学で勉強をしてきました。


実技試験についてはまた次回の記事にしたいと思います。


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学科試験で使用した参考書


①一般気象学(本体価格¥2800+税)

一般気象学



➁らくらく突破 気象予報士かんたん合格テキスト(一般知識編)(本体価格¥2180+税)

学科一般



③らくらく突破 気象予報士試験かんたん合格テキスト(専門知識編)(本体価格¥3200+税)

学科専門



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気象予報士試験に関して質問等ございましたらコメントにてお寄せください。私のわかる範囲で回答させていただきます。