3年目気象予報士の成長日記

ある大学生気象予報士が、日々の天気を通じて学んでいくブログです。 気象庁発表の天気予報の解析、解説を行っています。

2015年09月

日々の天気を会話形式でわかりやすく解説することに努めています。
おかしな点、良い点、など賛否両論コメント大歓迎です。

※発表された予報に関する責任は負いません。

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雨の中心は東日本へ 西日本は天気回復 (2015年9月25日)

生徒 「今朝の関東は肌寒いくらいで、長袖が必要な朝となっていますね。」

アウル教授 「日本の南を低気圧が通過しているために日本付近は広く北寄りの風となっておる。関東ではさらに雨の影響も加わってより気温が下がっておるのじゃ。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「昨日は四国で記録的な大雨となりましたね。この雨雲が東日本にもやってくるのか心配です。」

アウル教授 「低気圧や前線はやや南に下がったため、最も発達した雨雲は海上を進んでおる。ただ、前線の北側を中心にやや雨雲が広く分布しており、日本海側にまで雨雲が達しておる。太平洋側を中心にやや激しい雨も降っておるようじゃ。前線の北側は強い東風が吹いており、前線に流れてきた水蒸気が東風に流され、特に東側に開いた斜面(例えば紀伊半島南東部)などで発達した雨雲ができておる。」

生徒 「結局は東日本も大雨に注意が必要ということですね。」

アウル教授 「そういうことになるな。東海地方では明日朝までに120mmの大雨となる予想も出ておる。関東では今降っている雨が止むのは夜遅くになってからの予想で今日は一日傘が手放せそうにない。しっかりした傘が必要となる。」

生徒 「一方で西日本に関しては天気回復ですか?」

アウル教授 「西から上空の気圧の谷も、上空寒気も抜け、天気は回復へと向かう。低気圧がまだ近く北寄りの風が強い近畿地方では天気は回復するものの気温は上がってこない予想じゃ。中国、四国、九州では日差しの影響が大きく、気温も上がってきそうじゃ。」

図2 午前8時発表の天気予報

アウル教授 「関東地方は日中も20℃前後と肌寒い気温となりそうじゃ。ちょうど長袖がいいくらいとなりそうじゃ。この時期は気温の変化も大きく、服装選びが大変じゃ。服装選びを間違えて風をひくことのないよう注意してもらいたい。」

(画像は全て気象庁HPより)

連休明け早々西から天気は下り坂で傘が必要に (2015年9月24日)

生徒 「シルバーウィークも終わってしまいましたね。今朝はみなさん、連休の疲れが残っているのでしょうか?」

アウル教授 「帰省ラッシュで渋滞に巻き込まれてしまった方は、車の運転などで疲れがたまっておるじゃろう。まだ疲れが残っておる方も多いのではなかろうか?そんな連休明け。天気くらいはすっきりしてもらいたいものじゃが、残念ながら天気は西から下り坂。今日は傘が必要な一日となってしまいそうじゃ。」

図1 午前3時の地上天気図

生徒 「昨日から前線が西から伸びてきていますね。すでに九州から四国にかけて発達した雨雲がかかり、非常に激しい雨が観測されているようです。この時間は四国に活発な雨雲がかかっていますね。」

アウル教授 「四国を見てみると低気圧からのびる温暖前線がかかっておる。温暖前線というと弱い雨のイメージがあるが、今回は様々な原因が重なって温暖前線付近で激しい雨が降っておる。まずその1つめが、前線の南北ともに海からの湿った風が吹いているということじゃ。そして、2つ目が南にある台風21号によって前線に向かう湿った空気が入り始めていること。さらに上空にはやや強い寒気が入っていること。これらが重なって発達した雨雲ができておるのじゃ。」

生徒 「この雨は今夜にかけて広がっていきそうですか?」

アウル教授 「台風からの湿った空気の流れ込みも続き、雨域は東へも北へも広がっていきそうじゃ。今夜までに東北南部以西で雨が降り出しそうじゃ。今雨の降っていない地域も今後雨が降り出し、所によっては激しい雨が降る恐れもある。四国や東海、近畿では明日朝までに100mmを超す大雨となる所もありそうで注意が必要じゃ。関東に関しても早ければ昼過ぎには雨が降り出す所も出てきて、帰宅時間帯には広い範囲で雨の可能性がある。朝降っていなくとも今日は傘を持っていくことをお勧めする。」

生徒 「台風21号の動きも気になりますね。」

アウル教授 「台風21号の予想進路は昨日に比べて大きく変わってきておる。昨日までは日本接近コースであったが、今日になって中国大陸へ向かう予想へと変わってきておる。この点に関しては少しほっとする傾向じゃ。じゃが、この24時間でも大きく予想進路が変わったように、今後も予想進路が大きく変わる可能性を秘めているとも言える。最新の予想進路をチェックしておいて欲しい。」

図2 午前7時発表の天気予報

アウル教授 「今日は西日本から東日本で雨の予想で、西日本は大雨にも注意が必要じゃ。一方で北日本は今日も高気圧圏内で晴れてくる予想じゃ。雨が降り出してくるためか気温はやや低めとなっておる。日中も25℃を下回る所も出てきそうで、過ごしやすい気候じゃろう。雨に濡れると若干寒さを感じるかもしれん。」

(画像は全て気象庁HPより)

連休最終日は西から雨音が 台風も発生 (2015年9月23日)

生徒 「今日は秋分の日。いよいよ夏ともお別れですかね。ただ、まだまだ夏の名残が残っていますね。」

アウル教授 「秋分を迎えたが、外ではまだ蝉の声が聞こえる。秋に鳴く蝉を残蝉というそうじゃ。それにまだ30℃近くまで日中は上がる。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「今日は連休最終日。お出かけする方、帰省先から帰ってくる方など各地で混雑しそうですね。」

アウル教授 「天気が気になる所じゃが、九州(山口県を含む)と四国を除いてはなんとか天気が持ちそうじゃ。」

生徒 「逆に九州と四国は雨ですか?」

アウル教授 「東北に中心を持つ高気圧に日本列島は覆われるため、広く晴れておるが、この連休この高気圧はゆっくりと東へ進んできた。そして、九州や四国では昨日あたりから高気圧圏内でなくなり始め、今日はもう高気圧の外に出てしまっているようじゃ。そして、西からは次の天気の崩れをもたらす前線が伸びてきておる。このため九州や四国ではすでに雨が降り出しているところもある。今降っていないところも午後以降雨の範囲が広がってきそうじゃ。九州方面へお出かけの方は雨の可能性が高いことを頭に入れておくと良いじゃろう。」

生徒 「一方で今朝台風21号が発生したようですね。」

アウル教授 「今年は台風の発生ペースが早く、早くも21号となっておる。この台風じゃが、少し進路が心配な状況となっておる。というのも今後発達しながら日本列島へ近づく予想が出ておるからじゃ。現時点では来週前半にかけて沖縄から九州あたりに接近する可能性が高くなっておる。台風の予想進路は、この後の気圧配置などで大きく変わることもあるので最新の情報をチェックするようにして欲しい。今年の台風シーズンはまだ終わっておらんから油断せぬようにしたいものじゃ。」

図2 午前11時発表の天気予報

アウル教授 「連休最終日。思う存分思い出を作ってもらいたい。ちなみに次のシルバーウィークは2026年と11年後じゃそうじゃ。」

(画像は全て気象庁HPより)

連休4日目 九州は雷雨の恐れがあるものの今日もお出かけ日和 (2015年9月22日)

生徒 「綺麗な青空が広がる毎日が続いていますね。毎日がお出かけ日和。今回のシルバーウィークは最高の天気が続いていますね。」

アウル教授 「シルバーウィークは数年に一度のまれな連休じゃが、幸運にも今回はこのままいい天気で終わりそうじゃ。今日明日と全国的によく晴れる予想が出ておる。やはりお出かけ先での写真撮影などは青空背景が一番じゃからのう。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「今日もしっかりと高気圧に覆われていますね。」

アウル教授 「日本海にどっしりと高気圧が居座っている状況じゃ。この影響で、広くカラッと晴れて過ごしやすい一日になりそうじゃ。ただ、北から南まで一日中晴れとまではならないようじゃ。大きく見れば晴れじゃが、所によっては注意が必要な場所もある。」

生徒 「高気圧の縁ですね。」

アウル教授 「その通りじゃ。今日に関して言えば、九州南部より南の地域は高気圧圏内?という位置となる。このため、高気圧の周りを流れる湿った空気の通り道となって雨雲が発生する恐れがある。雨雲の動きとしては東から西へと進むため、東の空が怪しい時は注意が必要となる。落雷や突風へも注意が必要じゃ。」

図2 午前8時発表の天気予報

アウル教授 「異常天気早期警戒情報が近畿地方から九州北部に出されておる。今日から1週間程度の平均気温がかなり低くなるという予想が出ておる。ただ、週間予報では金曜日あたりまでは平年並みとなりそうじゃ。そのあと今週末にかけては気温が低い日が続きそうじゃ。普通に生活している人にとっては過ごしやすい気候となりそうじゃが、農作物などは少し注意が必要かもしれんのう。」

(画像は全て気象庁HPより)

連休3日目 パラっときても概ね晴れ (2015年9月21日)

生徒 「連休ど真ん中、お疲れ様です。」

アウル教授 「天気に連休も何もないからのう。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「今日も日本列島は高気圧に覆われていますね。」

アウル教授 「今日も大きく見れば晴れと言えそうじゃ。じゃが、上空は気圧の谷が足早に通過する予想じゃ。上空は気圧の谷、地上付近は高気圧ということで比較的雲の高さが高く(背が高いというわけではない)、強い雨にはならなさそうじゃ。雨雲レーダーでこの時間は九州から中国地方にかけて弱い雨雲が確認されておる程度じゃ。」

生徒 「この雨雲が今日は日本列島を通過していくということですね。」

アウル教授 「そうじゃ。ということで、1日外に居れば、パラっとくることがあるかもしれんが、その後は再び晴れてくるという予想じゃ。今日もお出かけ日和であることには変わらんじゃろう。」

図2 午前8時発表の天気予報

生徒 「あれ、北海道と沖縄には雨マークが付いていますね。」

アウル教授 「北海道や沖縄は高気圧の縁に当たるのじゃ。つまりは湿った空気の通り道ということじゃ。こちらではやや発達した雨雲もできていて、ざっと強く降ることもあるかもしれん。大雨とはならんが、一時的に雷を伴ったりするかもしれんので落雷や突風に注意が必要じゃ。」

(画像は全て気象庁HPより)
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