3年目気象予報士の成長日記

ある大学生気象予報士が、日々の天気を通じて学んでいくブログです。 気象庁発表の天気予報の解析、解説を行っています。

2016年03月

日々の天気を会話形式でわかりやすく解説することに努めています。
おかしな点、良い点、など賛否両論コメント大歓迎です。

※発表された予報に関する責任は負いません。

コメント表示されたくないメッセージは直接以下のメールアドレス宛に送っていただければ対応いたします。
ashiyakko.tenkikkoあっとgmail.com
"あっと"は@に変えてください。

広い範囲は晴れるけど、西から雨の範囲が拡大。(2016年3月31日)


■お天気メモ■
・北日本を通過中の前線による雨は未明まで。落雷や突風、雨の強まり、強風、高波に注意。
・午後以降北海道内陸を中心にところどころで雨雲が発生する予想。 
・沖縄周辺に低気圧と前線が発生。南西諸島と九州、四国に雨雲が次第に広がる。夜遅くには紀伊半島南部にも雨雲予想。
・その他の地域は今日も晴れて日差したっぷり。気温も上がって春本番の陽気。 

生徒 「今月も今日で最後ですね。3月は暖かい印象でした。桜も平年よりも早く開花したところがほとんどでした。」

アウル教授 「昨日は福岡、長崎、松江で桜の満開が宣言された。開花ラッシュからも1週間ほど経っているので多くのところでだいぶ桜の開花が進んできているようじゃ。さて、天気的には今日が花火日和となりそうじゃ。というのも、今日は本州ではよく晴れて気温が上がってくるが、明日以降は晴れ間もあるものこ雲の多めの天気が予想されているためじゃ。」

図1 30日夜の天気図

生徒 「昨日は北海道の西にある低気圧からのびる寒冷前線が東日本、北日本を通過するという状況で、一時的に雨が降った地域がありましたね。」

アウル教授 「この前線、昨夜の時点でほぼ東北から抜けてきておる。明け方までは北海道と東北でにわか雨の可能性があるがその後この前線による雨は解消する。寒冷前線による雨であるから落雷や突風、雨に降り方に念のため注意が必要じゃ。また、前線付近は等圧線がやや混んでいるので強風や高波にも注意が必要じゃ。昨日は強風で子供用遊具が横転するという事故も発生しているのでこういう強風注意の呼びかけも油断してはならない。」

図2 今後の予想天気図

生徒 「低気圧と前線は朝には一旦抜ける予想ですが、その後別の低気圧が北海道に近づいてくる予想になっていますね。」

アウル教授 「この低気圧上空は寒気があっていわゆる寒冷渦状態となっておる。大気の状態は不安定となる。低気圧が通過する北海道では午後以降再びところどころで雨雲が発生するという予想じゃ。この低気圧の影響は東北には及ばないので天気が崩れるのは北海道だけという予想じゃ。」

生徒 「沖縄付近には低気圧と前線が進んでくる予想ですね。」

アウル教授 「日本の南を通過する低気圧と前線の影響で九州や四国には次第に雨雲が広がってくる予想じゃ。九州南部朝から九州北部と四国昼過ぎから降り出してくる予想じゃ。夜になると紀伊半島南部でも雨の降るところがある予想じゃ。これらの地域ではお帰りの際に傘が必要になるかもしれん。雨具を持って出かけよう。また、前線の南側で湿った風の入る 南西諸島も雨が降りやすく、落雷や突風、激しい雨にも注意が必要じゃ。この低気圧が日本の南を進んでいくことで明日以降は太平洋側で雲の多めの天気が予想されておる。」

図3 今日に天気予報

アウル教授 「関東から西では今日も20℃前後まで上がる予想じゃ。朝も10℃前後と暖かい朝になりそうじゃ。」

東日本日本海側と北海道は雷雨警戒。(2016年3月30日)


■お天気メモ■
・日本海を低気圧と前線が通過。 東日本日本海側と北日本は雨の時間帯も。落雷や突風、激しい雨に注意。
・前線接近により日本海側で等圧線が混む。強風、高波注意。
・南からの湿った空気の入る西日本太平洋側は雲が多め予想。東日本太平洋側は高気圧に覆われて晴れる予想。気温はともに高め。

生徒 「この時期は花粉症患者も少し症状が治まる時期なのでしょうか?それとも意外にも今年は花粉が少ないのでしょうか?ここ数日花粉症の症状は落ち着いています。」

アウル教授 「今はスギとヒノキの花粉が入れ替わる時期なのじゃろうか?毎日の天気予報を見ていても、花粉情報ではやや多いレベルまで下がってきておる。花見シーズンでもあるこの時期に花粉症が穏やかになるのはとてもいいことじゃのう。」

生徒 「肝心の桜の方はまだあまり咲いていないようですね。」

アウル教授 「開花発表があって以降気温が下がって冬並みとなった日もあったことで開花が遅れておるのじゃろうか?今日明日で一気に咲いて、花見シーズンに突入したいものじゃ。来月になると雲の多い日が予想されておるからのう。」

図1 29日夜の天気図

生徒 「日本は南から高気圧に覆われている状況ですね。」

アウル教授 「昨日日中は全国的に晴れた空が続いた。しかし夜になると雲が広がってきた。これは日本海に低気圧が進んできて、この雲が広がり始めておるためじゃ。今日はこの日本海に進んでくる低気圧の影響を特に日本海側で受けそうじゃ。」

図2 今後の予想天気図

生徒 「朝には低気圧から前線が伸びて、夜には太平洋に寒冷前線が抜けていることから今日日中寒冷前線が東北や北陸を通過していくということですね。」

アウル教授 「その通りで、寒冷前線を始め前線が通過するタイミングで東日本日本海側と北海道で雨が降る予想じゃ。寒冷前線による雨は発達した雲からの雨となる。それだけでなく、実はこの低気圧上空もやや強い寒気を持っており、いわゆる寒冷渦状態となっておる。大気の状態は不安定となるため落雷や突風、激しい雨に注意が必要になる。また、前線や低気圧が近づくことで日本海側の等圧線間隔が狭くなっていることがわかる。 日本海側では強風や高波に注意が必要じゃ。」

生徒 「太平洋側は今日も晴れるのでしょうか?」

アウル教授 「日本の南にある高気圧じゃが次第に東へと進んできており、西日本から高気圧圏外へと出て行っておる。高気圧の縁では湿った空気が流れるため、この湿った空気が西日本へと流れ込む。この影響で今日の西日本は雲が多い予想じゃ。雨にまではならないという予想じゃ。一方で東日本はまだ今日は高気圧圏内であるため、晴れる時間帯が多いという予想じゃ。」

図3 今日の天気予報

アウル教授 「西日本は雲が広がる分南風が入るため、東日本は昨日に引き続き晴れて日照時間が多いため、いずれも気温が昨日より上がって20℃前後となる予想じゃ。コートなしの暖かさになりそうじゃ。」

アウル教授 「さて、今夜の予想天気図(図2)では、沖縄の西に前線ができてくる予想じゃ。これが来月1日以降の曇りや雨をもたらすものとなりそうじゃ。」

大気は安定に。穏やかに晴れて花見に行きたい陽気。(2016年3月29日)


■お天気メモ■
・関東の大気不安定は未明まで。落雷に注意。
・日中は高気圧に覆われてくるため全国的に晴れ。
・夜は次の気圧の谷接近で雲が広がりやすく、 午後以降は日本海側で強風と高波注意。
・広い範囲に霜注意報。農作物被害に注意。 

生徒 「昨日の夜から関東は激しい雷雨に見舞われましたね。あられやひょうが降って、まるで雪のように積もったところもあるようです。」

アウル教授 「昨日は日中は西日本、夜は東日本に上空の非常に強い寒気が入った。これと地上の気温差が大きくなったため大気の状態が非常に不安定となったのじゃ。西日本に関しては夜は地上気温が下がり、上空寒気も抜けていく状況だったため地上と上空の気温差は次第に小さくなったため日中雷雨に見舞われたところも夜にはほぼ解消した。一方で東日本、特に関東は上空寒気のピークが夜であったため、夜になって地上気温が下がっても、それと同じくらい上空の気温も下がったため、地上と上空の気温差は大きいままで、大気不安定な状態が続いたのじゃ。」

生徒 「日付が変わってだいぶ雨雲はなくなってきましたね。一時期発表されていた気象警報も解除されました。」

アウル教授 「上空寒気のピークは過ぎた上、雨で地上気温も一気に下がったので大気不安定は解消へ向かっておる。一応未明までは雷雨のおそれがあるがその後は天気回復へと向かっていきそうじゃ。」

図1 昨夜からの予想天気図


生徒 「今日日中は日本の南に高気圧、それから北日本にも高気圧がやってくる予想ですね。」

アウル教授 「北海道から沖縄まで日中は晴れる予想じゃ。今日は風も弱く、気温も上がってくるため花見日和と言えそうじゃ。ただ、まだ桜の開花状況は少し遅れておるようじゃ。天気的には絶好の機会であるがのう。」

生徒 「夜になると早くも高気圧は抜け始め、変わって日本海には前線を伴った低気圧が進んでくる予想ですね。」

アウル教授 「沖縄を除き夜は高気圧圏外になってくる予想で全国的に曇り空となりそうじゃ。また、日本海は等圧線がやや混み合ってくる。これを受けて日本海側は午後以降強風や高波に注意が必要じゃ。今日に関してはまだ低気圧や前線の雨雲はかからない予想で雨が降る予想は出ていない。夜になっても降水確率は10%程度なので傘はいらなさそうじゃ。」

図2 深夜0時時点の霜注意報発表状況

アウル教授 「さて、晴れる代償であろうか、放射冷却が聞くため最低気温は平年より低くなりそうじゃ。これを受けて霜注意報が東北から九州まで広い範囲に発表されておる。この時期は作物の播種期でもあり、朝の冷え込みで霜が降りてしまうと作物の成長に支障が出てしまう恐れがあるということで発表されておるのじゃろう。」

図3 今日の天気予報

アウル教授 「天気マークはずらっと晴れマークが並んだ。明日は東日本日本海側は雨が降るもののその他は晴れ、明後日は九州と北海道は雨でその他は晴れ、明々後日以降は全国的に曇りや雨の日が多くなるという週間予報が出ておるのでやはり花見は今日、明日、明後日がベストコンディションとなりそうじゃ。」

まだまだ大気不安定。東日本を中心に雷雨の恐れ。(2016年3月28日)


■お天気メモ■
・上空寒気が西日本〜東日本に。大気の状態が非常に不安定。広い範囲に雷注意報。
・関東沖には低気圧が発生。東日本を中心に雷雨となる恐れ。落雷、突風、降ひょう、激しい雨に注意。
・西日本も大気はやや不安定。午前中、局地的な雨雲の発生には注意。 
・北海道の北の低気圧から伸びる寒冷前線が午前中、北日本を通過。通過時に雨か雪。午後は天気回復。

生徒 「桜の開花状況が気になる毎日ですが、今日家の周りの桜を見たら3分咲きくらいでしょうか?まだ花見には少し足りないくらいですね。」

アウル教授 「今日、明日、明後日と気温が上がってくるのでこの流れに乗って桜もどんどん開花してくれるといいのう。前々から言っておることじゃが30、31日くらいまでに見頃になると花見としては最高の日となりそうなのじゃが。来月に入ると少し曇りや雨の空が続きそうな週刊予報が出ておるからのう。」

図1 深夜0時の雷レーダー

アウル教授 「さて、昨日からお伝えしておるように昨日今日は大気の状態が非常に不安定となっておる。雷レーダーでは主に海上ではあるが、雷への注意が呼びかけられた黄色い部分がいたるところに書かれておる。この時間は鹿児島の南で落雷が多数起きておるようじゃ。雨雲レーダーではそれほど発達した雨雲というのは少ないが、その少ない発達した雨雲から落雷が多数発生しておるようじゃ。また、それほど強くはない雨雲からも連続性はないものの落雷が起きる場合があるようじゃ。」

生徒 「雷注意報もたくさん出されていますね。」

図2 深夜0時時点の雷注意報発表情報

アウル教授 「西日本〜東日本で雷注意報が発表されておる。北海道も雷注意報が西部で発表されておるがこれはまた別要因によるものじゃ。」

図3 上空の寒気予想図

アウル教授 「さて、今大気が不安定となっておるのは上空に冷たい空気(寒気)が入っているためじゃ。昨日は上空5500mで−30℃の寒気であったがこれは少し弱まって−27℃となった。しかしこの寒気でも十分大気は不安定となるので何も安心できない。上の図では−27℃の境界を青いラインでなぞった。朝の時点では西日本〜東日本に広くかかっており、夜になると西日本から寒気は抜けていくものの関東〜東北南部にかかっておる。昨日も書いたことじゃが、−27℃はあくまでも目安であり、この周辺でも大気は不安定であることは注意じゃ。」

生徒 「大気が不安定になると強い上昇気流ができるということでしたが、それでも水蒸気の存在が雨雲には欠かせませんよね。」

アウル教授 「そうじゃのう。では次は地上天気図を見てみよう。」

図4 昨夜からの予想天気図

生徒 「なるほど。日本列島は日本の西と東に分かれた高気圧の間の気圧の谷にあるということですね。」

アウル教授 「その通りじゃ。この気圧の谷に向かって湿った空気が流れ込み、さらに上空の寒気の影響で不安定となったところで上昇気流ができて発達した雲ができるというわけじゃ。発達した雨雲の下では落雷や突風、降ひょう、激しい雨に注意が必要じゃ。」

生徒 「いつ頃までこの雷に注意が必要ですか?」

アウル教授 「予想天気図を見ると次第に日本の西の高気圧が西日本を覆ってくるため気圧の谷は東へと移っていく。一方で関東の沖には低気圧が新たに発生して夜の天気図でも関東沖は低気圧が近い状態が続いているという予想じゃ。このことを踏まえ、雷注意報の予想期間は、
九州未明まで四国明け方まで中国地方昼前まで近畿、北陸昼過ぎまでの一方で 東海や関東甲信夜にかけて注意が必要ということじゃ。特に関東甲信は午後以降広い範囲でまとまった雨が予想されておりこのタイミングが最も警戒期間となりそうじゃ。」

図5 夕方の天気分布予報

生徒 「各種気象情報のチェックが大切ですね。場合によっては竜巻注意情報が発表されるかもしれませんね。雷がなっている時や竜巻注意情報が発表されているときは特に外出を控え、安全な建物内で待機することが大切ですね。」

アウル教授 「西日本〜東日本の大気不安定についてはこれくらいにして、もう一つ、北海道の北には低気圧がある。昨日も述べたようにこちらも寒冷渦となっており上空には強い寒気があることが図3からもわかるが、こちらの寒気は北日本からもう抜けておる。低気圧についても閉塞前線ができるなど、今後低気圧は衰弱していく傾向にある。しかし、この低気圧からのびる寒冷前線が今日の朝にかけて北日本を通過していく予想でこのタイミングで一時的に雨や雪が降るおそれがある。寒冷前線による降水であるため雷を伴う可能性があるということで北海道には雷注意報が出されておるのじゃろう。午前中までは雨や雪が降るおそれがあるが午後以降は天気が回復してくる予想じゃ。」

図6 今日の天気予報

アウル教授 「今日は特に関東甲信で午後以降雷雨となる可能性がある。広い範囲での降水が予想されているので関東では傘を持って出かける必要がありそうじゃ。西日本各地も午前中は雲の様子に注意しておこう。気温は平年並みまで上がってきて春の空気となりそうじゃ。」

大気の状態不安定。甲子園も落雷注意⁉︎(2016年3月27日)


■お天気メモ■
・西日本上空に強い寒気が来襲し、大気の状態が不安定。地上の気圧の谷周辺で雷雨や突風、降ひょうに注意。
・関東は朝までは低気圧の影響で、夕方以降は上空寒気の影響で雨が降りやすい。
・北海道西部は夜以降、低気圧と前線のため雨が降り出すところあり。

生徒 「昨日は、高松と岡山と神戸で桜の開花発表がありました。数日前、お花見は30日前後がいいとのことでしたがその後どうですか?」

アウル教授 「やはり30日頃が良さそうじゃ。と言うのも西日本は31日から、東日本は1日から、やや雲の多い天気が予想されておる。降水確率も40%ほどとやや高めじゃ。まだ信頼度としてはCということで今後変わってくる可能性もあるものの、青空の下での花見は1日以降は少し期待できなさそうじゃ。一方で30日は(東日本は31日も)相変わらずの信頼度Aだけあって、晴れる予想に変わりはない。気温も高め予想で花見としては絶好の日和となりそうじゃ。」

図1 26日夜の天気図

アウル教授 「と、晴れの話をした後で申し訳ないのじゃが、今日の天気は少し気をつけたほうが良さそうじゃ。今日は大気の状態がかなり不安定となってしまう。その原因は昨日も書いたように上空の冷たい空気(寒気)じゃ。」

図2 上空の寒気の予想(上:朝9時、下:夜9時)

生徒 「青いラインで囲った部分の内側が強い寒気でしたね。」

アウル教授 「一応、上空5500m地点で−30℃以下の寒気が入ると大気の状態が非常に不安定となると言われているのでその境界を青いラインでなぞってみたが、この青いラインで囲まれた領域以外は大気が安定というわけではないことに注意してほしい。あくまでもどの位置に寒気が入ってくるかの確認をする図じゃ。その周辺でも大気の状態は不安定となり得る。」

生徒 「図によると、朝から晩にかけて上空寒気は西日本にやってくる予想ですね。」

アウル教授 「青いラインで囲まれた部分は寒冷渦と呼ばれる。寒冷渦は今までにも何度か出てきたが、上空での姿はこれじゃ。文字どおり冷たい空気が入っている低気圧なのじゃ。特徴としては地上天気図には低気圧として描かれても小さく、かかれないこともあることから、見えない脅威とも言える。今回も書かれてはいない。上空の寒気は大気の状態を非常に不安定にする。また、寒冷渦は移動速度が遅いことも特徴であった。同じような場所に強い寒気が長時間入るため、大気の状態が不安定な状態が長い間続く。今回も西日本は今日いっぱい注意が必要となる。」

生徒 「本州は昨夜の時点では高気圧に覆われていますがかなり小さめですね。」

アウル教授 「この移動性高気圧は小さく、朝には抜けてしまいそうじゃ。この高気圧の西は大陸の高気圧との間の気圧の谷となっていることは昨日話した通りじゃ。これによりこの気圧の谷部分は南寄りの湿った風が入る。これと先ほどの上空の強い寒気が合わさることで発達した雨雲が作られていく予想じゃ。気圧の谷はゆっくりと東へ進んでいくため発達した雨雲の領域も東へ進んでいく。今日は特に西日本各地で落雷や突風、激しい雨、降ひょうに注意が必要じゃ。夕方以降は東海や関東でも大気が不安定となってきて、一部で雨が降る可能性がある。雷がなっていたり雹が降っている時間は外出を避けて安全な屋内に待機するようにしよう。」

生徒 「高校野球が行われていると雷は危険ですね。」

アウル教授 「試合中に雷鳴がすると審判団は選手をベンチに引き下げて試合を中断させるが、観客は自己判断の行動が必要になる。怪しい雲が見えてきたり冷たい風が吹いてきた、雷の光や音がしたらできるだけ早く屋根のある安全な場所へ避難するようにしよう。球場は周りに高いものが少ないため、より人に落ちる可能性が高くなる場所である。」

生徒 「雷がなった場合は雨よけで木の下を歩いたり、傘をさすとむしろ背が高くなったり、木からの側撃を受けやすくなるので丈夫な建物内で避難するのが一番ですね。」

アウル教授 「上空の寒気は今日は西日本じゃが明日は東日本へと移っていくため、東日本は明日にかけても大気の状態が不安定じゃ。」

生徒 「北海道の北には低気圧があって北海道に近づいてきていますね。」

アウル教授 「実はこの低気圧の上空も寒冷渦状態となっておる。地上の低気圧はこの寒冷渦の少しだけ東に位置しておるが、上空に強い寒気があることにかわりはない。図2の寒気の予想図では北海道の北の寒気にもラインを引いたが、これが朝から夜にかけて北海道を覆ってくることがわかる。また、寒冷渦の遅い速度を反映してか、北海道に迫る低気圧は移動速度が遅い。」

図3 今後の予想天気図

アウル教授 「上の予想天気図を見ると、今夜になってようやく寒冷前線が北海道東部沿岸に達するという予想じゃ。もちろん北海道の大気も次第に不安定となっていくのじゃが、北海道は夜以降東部で雨が降り出してくるという予想で日中は晴れる予想じゃ。」

図4 今日の天気予報

アウル教授 「東北や沖縄などは今日は晴れる予想じゃ。西日本と東日本は空の変化に十分注意が必要になる。念のため外出時には折りたたみの傘を持っていくと良いと思うが、雷がなっている際は外出を控えるようにしよう。」
livedoor プロフィール
最新コメント
ブログランキング参加中

ブログランキングならblogram


人気ブログランキングへ