ある社会人の成長日記

ある社会人がつらつらと趣味などを述べるブログです。

2016年03月

広い範囲ではお出かけ日和の休日。関東と日本海側は雲多め。(2016年3月21日)


■お天気メモ■
・今日まで弱い冬型が続き、風は全国的にやや強い。
・北陸より北の日本海側で雲が比較的多めで、 朝にかけて比較的広い範囲で雨か雪の降る予想。その後降水範囲は縮小。
・関東は局地的な気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、伊豆諸島では雨の降る時間帯も。雨の降り方にもやや注意。
・その他の地域は概ね晴れで、気温は昨日並に上がってくる。

生徒 「昨日は新たに岐阜県で桜の開花発表がありましたね。東京の開花発表は残念ながら今日以降に持ち越しです。今か今かと待ちわびている方が多いでしょう。」

アウル教授 「ここ数日は西日本ほど晴れ間が多く、気温が上がっているせいじゃろうか?今日以降も続々と開花発表が期待される。ちなみに、私は勘違いしておったのじゃが、昨日が春分であった。今日が春分と勘違いした記事を数日前に書いてしまったが、今日は春分の日+1日の普通の日で振り替え休日。昨日をもって今年の春一番受け付けは終了し、近畿と九州は今年も間に合わなかった。」

図1 昨日夜の天気分布

図2 昨日夜の天気図

生徒 「昨日夜になって関東で雨雲が目立つようになってきました。こんな予想でしたっけ?」

アウル教授 「どうやら地上天気図には現れないような局地的な気圧の谷が関東沖にできてしまったようで、この影響で伊豆諸島を中心に雨雲が広がり、一部が関東南部に流れ込んでしまったようじゃ。昨日の時点ではこの降水はよく予想されていなかった。」

生徒 「この雨は今日も続くんですか?」

アウル教授 「伊豆諸島を中心に午前中をメインに降り続きそうなのじゃ。というのも、低気圧が発生するときと同じようにこの気圧の谷を発生させたのは、上空の気圧の谷であり、この上空の気圧の谷が午前中通過するが、これが通過するまでは地上の気圧の谷は残ってしまうからじゃ。場合によっては雷を伴うこともあるのでやや注意の雨雲と言えそうじゃ。この影響で関東も比較的雲の多い一日となりそうじゃ。」

生徒 「日本は一時的な冬型の気圧配置でした。日本海側では弱いながら雨雲も広がっていますね。」

アウル教授 「こちらは冬型による雨や雪が北陸より北の日本海側にかかっておる。関東同様、午前中に上空の気圧の谷(上空の寒気)が通過するため、大気の状態はやや不安定となり、朝にかけてこの雨雲雪雲は範囲が広がりそうじゃ。その後は範囲は縮小していく。雨や雪が降らなくても今日いっぱいは冬型が続くので雲が広がりやすい。」

生徒 「明日以降は冬型も弱まっていくのでしょうか?」

図3 今後の予想天気図

アウル教授 「今夜の予想天気図でもわかるように移動性高気圧が西日本〜北陸を覆ってくる。北海道の北には発達した低気圧があって、この高気圧との気圧差の大きい領域が北日本に当たるので、北日本では明日以降もまだ高気圧に覆われるわけではないが、その他の地域は晴れが続きそうじゃ。」

生徒 「予想天気図では関東沖の気圧の谷もなんとなく表現されていますね。」

アウル教授 「そうじゃな。夜にかけても残っていることがわかる。」

図4 今日の天気予報

アウル教授 「ということで今日は関東と北陸以北の日本海側で雲が広がりやすい。関東は他地域と比べて数度気温が低い予想になっておる。東京の13℃は平年並みじゃが、若干寒く感じるかもしれん。西日本各地は15℃を超えてきて、今日も桜の蕾がどんどん膨らみそうじゃ。」

生徒 「日中は暖かいですが、まだ朝晩は気温が低めで一日の気温差は大きいですね。体調を崩しやすい時期でもあるので気温の変化に注意が必要ですね。」

桜、高校野球 天気が気になる日曜日 (2016年3月20日)


■お天気メモ■
・本州は一時的に冬型の気圧配置で北風中心。全国的に強風、高波注意。
・北海道から北陸の日本海側は雲が多く、東北南部〜北陸で所により雨の予想。
・西日本と、東日本太平洋側は概ね晴れるが、北風が強く吹き、気温は昨日以下。 
・伊豆諸島は未明、小笠原諸島は昼前に前線通過で雨予想。落雷や突風、激しい雨に注意。

生徒 「昨日は福岡と名古屋🌸桜が開花🌸しました。一足早く春本番の便りが来ましたね。」

アウル教授 「東京も昨日にも咲くかと思われたが、延期となった。ただ、今日もよく晴れて、気温は異能よりは下がれども、平年を超えてくるので今日こそ桜開花の期待が高まっておる。」

生徒 「開花後1週間ほどで満開になるので、福岡や名古屋は来週末が見ごろとなるでしょうか。あとは天気と相談ですね。」

アウル教授 「これから4月にかけて天気は周期変化という季節予想となっておるから、できれば満開に近くなったらなるべく早いうちにお花見に出かけたいところじゃ。」

生徒 「今日から春の選抜高校野球が始まりますね。屋外スポーツですので天気も気になるところです。」

アウル教授 「幸いにして今日は晴れ予想。甲子園球場のある兵庫県南部地方の週間予報も来週土曜日まで今の所雨マークはない。24日木曜日は曇りで降水確率40%とやや高めなのでこの日に関しては今後の天気予報で確認が必要じゃ。」

図1 19日夜の天気分布
図2 19日夜の天気図

アウル教授 「さて、天気分布を見ると日本海側で雲が多め、北陸で所々雨が降っていて、太平洋側は晴れているという状況じゃ。」

生徒 「冬型の時のような天気分布ですね。」

アウル教授 「冬型の時のようなというよりもろ冬型となっておる。ただ、心配ご無用。この冬型はすぐに解消される。今日明日程度の冬型じゃ。ただ、やはり冬型は冬型。等圧線もやや狭いので全国的に北風が強く吹く。強風や高波に注意が必要じゃ。」

生徒 「日本海側は広く雨や雪ですか?」

アウル教授 「今回の冬型はそれほど強くないので広い範囲での天気崩れにはならなさそうじゃ。近畿〜九州の日本海側はあまり影響がなく晴れ間も広がる予想で、北海道〜北陸の日本海側では雲が広がりやすい。その中でも雨が降るのは東北南部〜北陸の一部となる予想じゃ。まだ寒気の南下も弱く、昨日の暖かい空気が残るので雪ではなく雨の予想となっておる。連日のことじゃが、この時期は積雪地域の融雪に注意が必要じゃ。」

図3 今後の予想天気図

生徒 「ところ変わって、日本の南には寒冷前線が伸びていて東へ進んでいますね。」

アウル教授 「これから午前中にかけて伊豆諸島〜小笠原諸島を寒冷前線が通過していく。伊豆諸島では未明に、小笠原諸島では昼前に、風向きが大きく南風から北風に変わる予想じゃ。このタイミングで雨が降る予想じゃが、この雨は寒冷前線の雨であるから、落雷や突風、雨の降り方に注意が必要となる。」

図4 今日の天気予報

アウル教授 「北風が強く吹くため昨日よりかは気温が下がる。しかし、昨日の暖かい空気も残っており、まだ寒気の南下も弱いのでそこまで寒いという気温にはならないという予想じゃ。平年よりも高い予想が多い。」

低気圧が通過したら寒の戻り。風向きの変化に注目! (2016年3月19日)


■お天気メモ■
・低気圧と前線が発達しながら本州を通過。昨日に引き続き広い範囲で雨。落雷、突風、激しい雨に注意。
・低気圧通過以降、雨は次第に止んでくるよそう。南風から北風に変わると気温は低下。
・低気圧や前線周辺は等圧線がやや混み、強風や高波注意。

生徒 「テレビを見ていると、東京は今日にも桜が開花するかと注目されていますね。」

アウル教授 「桜の開花発表の基準となる標本木は日に日に開花に向かって前進しておるようじゃ。今日も雨は降るものの午前中を中心に気温が高い状態が続く。ひょっとすると今日、開花発表があるかもしれないということじゃ。ただ、油断ばかりはしておられん。というのも今週末は弱いながらも寒の戻りとなるからじゃ。ここ最近気温が高かったので、体調を崩さないよう注意しよう。

図1 18日夜の天気分布予報

図2 18日夜の天気図

生徒 「夜になって、東北から九州まで広く雨となっていますね。昨日の時点では東北は日付が変わってからということでしたが、一部で降り始めているようです。雪は中部地方の内陸、標高の高いところに限られ、東北も雨となっているようですね。」

アウル教授 「この雨は西日本にある前線と低気圧による雨である。この前線と低気圧の東側では暖かく湿った空気が赤い矢印で書いたように本州に流れ込んでおる。こういう雨雲のでき方から、東北にも暖かい空気が入り気温が高くなっておる。そのために雪ではなく雨となっておるのじゃ。この時期の気温が高い雨は積雪地域雪崩など融雪被害が起きる可能性が高くなる。積雪地域は十分な注意が必要じゃ。まだまだ北陸以北を中心に雪がたくさん残っておるからのう。また、 雨の地域一時的に降り方が強まったり、落雷や突風の恐れもある。雷注意報が発表されているところもある。低気圧や前線周辺では風が強まることも考えられる。」

生徒 「低気圧や前線は東へ進んできているので雨雲も東へ進んでいきますか?」

アウル教授 「そうじゃのう。雨の範囲は西日本から東日本、北日本へと移ってくる。北海道の西にはこれとは別の低気圧もあり、これも今日の雨に絡んできそうじゃ。」

図3 今後の予想天気図

生徒 「雨はいつ頃まで続きそうですか?」

アウル教授 「図1の天気分布図を見てもわかるように、実は九州北部から雨は早くも止みつつある。この雨は低気圧と前線さえ通過してしまえば雨は止んでくる。ただ、ここで注意しなければいけないのは、朝の予想天気図でわかるように、雨を降らせるのは太平洋側の低気圧と前線だけでなく、北海道の低気圧からのびる前線もあるということじゃ。この影響が、主に日本海側でありそうじゃ。」

生徒 「一旦止んでももう一度降る可能性があるということですか?」

アウル教授 「というより連続して長い時間降ることになる。具体的な時間帯を見ていくと、沖縄は午前中まで、{九州は日本海側以外で未明まで、九州日本海側は朝まで}、{山陽や四国は朝まで、 山陰は午前中いっぱい}、{近畿南部、東海は午前中いっぱい、近畿北中部は昼過ぎまで}、北陸、関東、東北、北海道は夜まで雨が降りやすい。これはあくまでも地域性で一部では雨が残る。」

生徒 「{ }で囲った同じ地域でも日本海側は止むのが遅いということですね。」

アウル教授 「さて、夜になると低気圧は日本の東へ抜け、西から晴れ間も広がってくるわけじゃが、気圧配置は弱いながらも西高東低となる。日本海側で時雨れるような予想は出ておらんが、これにより寒気がやや南下してくるため、今夜以降月曜日にかけて気温が下がってくる。東京でいうと、ここ数日は20℃近く日中は上がっておったが、月曜は12℃くらいという程度の寒の戻りじゃ。この12℃を暖かいと思うか寒いと思うかは人それぞれかもしれんが、ここ数日の高さからいうとかなりひんやりと感じるのではなかろうか。体調を崩さぬよう注意が必要なレベルじゃろう。」

生徒 「東京の時系列予報では風向きが大きく変わる予想が出ていますね。」

アウル教授 「ちょうどそのタイミングで低気圧が通過するのじゃろう。東京に限らず今日は風向きが南から北に急に変わる時間帯がありそうじゃ。それ以降は寒気が入ってくるので気温はじわじわと下がってくるという予想じゃ。」

図4 東京の時系列予想
赤い線を境に風が南風から北風に変わる


生徒 「典型的な低気圧通過時の風向きの変化ですね。」

図5 今日の天気予報


アウル教授 「今日は昨日とは逆で朝は雨が降っている地域も夜には止んできているというところが多い。傘の置き忘れに注意しよう。また、北風に変わって以降は気温がやや低下してくるので心配な方は1枚上着を持っていくと良いかもしれん。朝よりも夕方の方が寒くなる。」

関東より西で今日は次第に雨に。朝降っていなくても傘を忘れずに。(2016年3月18日)


■お天気メモ■
・低気圧と前線の影響で西から天気は下り坂。雷を伴ったり降り方が強まることも。
・日本海の低気圧はやや発達しながら日本海沿いを進む。強風や高波注意。春一番のラストチャンス。
・南風が入るため雨や曇りでも気温は高め。

生徒 「そういえば今年は関西と九州で春一番がまだでしたよね。中国や四国、東海、関東は先月吹きましたが。」

アウル教授 「そうじゃったのう。春一番の期限は明々後日21日の春分の日となる。もう日にちが少ない。ちなみに、春一番は吹かない年もあって、関西はここ2年、九州南部は昨年、春一番を観測していない。実は今日は日本海を低気圧が進み、南風がやや強く吹くということでもしかすると春一番が吹くかもしれない。いずれにせよ、春一番の今年ラストチャンスとなりそうじゃ。」

図1 17日夜の天気分布

図2 17日夜の天気図

アウル教授 「さて、今日は日本海を低気圧が進むとは言ったものの、まだ低気圧すら天気図には書かれていない。今後発生する。その前段階として、移動性高気圧の中心が日本の東へ抜け、高気圧の縁を回る湿った南風が入るようになってきたようじゃ。天気分布では西から曇りのエリアが広がってきた。」

生徒 「昨日は本当に一日いい天気でした。気温も高かったですしね。でも、もうそんな天気は終わりのようですね。」

図3 今後の予想天気図

生徒 「朝には低気圧と前線が九州の南北にできる予想ですね。」

アウル教授 「前線は太平洋側を、低気圧は日本海側をそれぞれ進んでいくために、日本海側も太平洋側も広い範囲で雨が降ってくる。前線や低気圧の東側で湿った南風が入るので雨雲が広がる予想じゃ。」

生徒 「前線の近くでは雷を伴ったり雨の降り方が強まったりすることもありそうですね。具体的にいつ頃から降りそうですか?」

アウル教授 「明け方までに九州で降り出す。午前中には中国、四国に雨雲が広がり、午後になると近畿に、夕方には東海や北陸でも降り出してきそうじゃ。 関東甲信は午前中は晴れ間も広がるものの午後以降雲が多くなり、夜以降雨が降り出す予想になっておる。東北は昼過ぎまで晴れで夕方から雲が広がるが雨の降り出しは明日以降。北海道は日中は晴れで夜以降曇り空の予想となっておる。」

生徒 「近畿や東海、北陸といった地域は朝降っていなくても夜は降ってくるのでお出かけの際は傘が必要ですね。関東は降り出しが夜遅くということで傘を持っていくかは迷うところですが、折り畳み傘があれば安心ですね。使わず済む可能性も高そうです。」

アウル教授 「さて、日本海の低気圧であるがほとんど発達はしないような予想図にはなっているものの、実は弱い上空の気圧の谷が近づいてくる予想で、明日の朝には1012hPaから1008hPaにやや発達する予想が出ておる。これを反映してか天気分布予報でも次第に風が強まってきて10m/s以上の風が予想されている地域もある。午後以降は強風や高波に注意が必要になってくる。ちなみに春一番は8m/s以上の南風であるため、ギリギリラインとなりそうじゃ。」

生徒 「沖縄は前線より南で特に湿った空気が入ってきそうですね。」

アウル教授 「ところが、夜の予想天気図で前線が九州南部に盛り上がっているのがわかるように今日は沖縄からは前線がやや遠い。つまり湿った空気はあるものの上昇気流がないために曇りメインという予想じゃ。今日の雨の南限は奄美地方となりそうじゃ。奄美地方では前線の南最前線となるため他地域以上に落雷や突風、激しい雨に注意が必要じゃ。」

図4 今日の天気予報

アウル教授 「朝から雲っている地域も多く放射冷却は弱いために朝から気温は高め。日中は南風が入るため雨の降り出す地域でも平年を大きく上回る暖かさとなりそうじゃ。」

青空が期待できそう。気温も高めで4月中旬並みの暖かさ。(2016年3月17日)


■お天気メモ■
・ 北海道は明け方まで等圧線が混んだ状態が続き、強風と高波に注意。
・伊豆諸島は明け方にかけてライン状の雨雲ができる予想。 落雷や突風、激しい雨に注意。
・本州は西から移動性高気圧に覆われ、よく晴れる予想。風も弱く陽射しによって気温は上昇。 
・南西諸島は高気圧の縁を回る湿った空気の影響で曇りや雨に予想。
・夜には高気圧は抜け始め九州では雲が広がってくる。明日は天気下り坂。

生徒 「もうすぐ桜🌸の時期ですね。今年は何箇所花見に行けるかな♪」

アウル教授 「今日は各地で気温がぐんと上がり、4月並みの気温となるためつぼみも一気にふくらみそうじゃのう。早ければ今週末にも桜開花の便りが届きそうじゃ。」

生徒 「桜の名所は賑わいそうですね。今年は皇居の乾通りも一般公開され、今から花見が楽しみです。」

アウル教授 「まだ桜が開花していないので、いつ頃が見頃かということはわからんが、できれば青空の暖かな気候のもと桜を楽しみたいのう。さて、花見シーズンはみんなで楽しみたいが、残念ながら毎年のように花見客同士のトラブルも起きやすい。昼からお酒が入る方も多いためじゃろうかのう。ここ最近、自分勝手な理由から犯罪を犯してしまったり、迷惑行為を動画投稿したり、などの報道があとをたたない。このままの流れだと今年も不安じゃのう。1年のこの時期のために頑張ってきた桜の下で喧嘩などをしてしまうと桜も悲しかろう。」

生徒 「そうですね。それぞれが自分の行動に少し注意するだけでもトラブルは減りますからね。場所取りの規則とか、ゴミの分別とか、決められたルールはしっかり守って楽しい花見シーズンにしましょう。

図1 17日深夜0時の天気分布

アウル教授 「おとといから配信が始まった推計気象分布。夜の天気分布を一目で見るのに、特に便利であるから今後もバンバン使っていきたい。」

生徒 「昨日日中は雲の多かった本州ですが、東日本を除いて晴れ間が戻ってきましたね。」

アウル教授 「昨日は本州を弱いながらも気圧の谷が通過する場であった。夜になって地上の気圧の谷は東日本へ。また、上空の気圧の谷は本州上空にやってきた。この後も順調に東へ抜けて行く予想であるが、これから明け方にかけては関東では雲が多め、伊豆諸島では一部で雨が降る予想じゃ。昨日も言ったように上空の気圧の谷が絡む雨は大気が不安定な状態であるため雷を伴ったり突風や降り方が強まる可能性もある。明け方まではこれらの現象に注意が必要じゃ。」

図2 16日夜の天気図と今後の予想天気図

アウル教授 「朝の時点で西日本に移動性高気圧の中心があるように日中を中心に高気圧に覆われる。このため日中は北海道から九州まで青空が広がる予想じゃ。」

生徒 「北海道はアメダスのデータでやや風が強くなっているようですね。」

アウル教授 「昨夜9時の時点で北海道の北に低気圧があり、本州の移動性高気圧との間で気圧差が大きくなっておる。このために風がやや強くなっておるのじゃ。予想天気図では低気圧は東へ去っていくために次第に等圧線が開いて風は弱まっていくが、これから朝にかけて北海道では強風や高波に注意が必要じゃ。」

生徒 「天気分布図では南西諸島で雨のエリアが見られますね。」

アウル教授 「南西諸島は移動性高気圧の南縁にあたる状況がずっと続いており、湿った空気が入っておる。このために曇りや雨となっておるのじゃ。今日もこの状態が続く予想じゃ。」

生徒 「天気分布予報では夜以降九州で雲が広がってくる予想ですね。」

アウル教授 「今夜の予想天気図では高気圧の中心は太平洋に早くも抜ける予想でこうなると西から高気圧圏外となっていく。高気圧を回る湿った風が西から入るようになる。夜には九州で湿った空気が入るために雲が広がってくるわけじゃが、その後明日にかけて西日本で湿った空気が入り曇りや雨となって天気が崩れていく予想じゃ。」

図3 今日の天気予報

アウル教授 「小笠原諸島の雨は、前線が通過するためで、朝までという予想じゃ。波がやや高い状態が続いているので高波に注意。本州の今日は風が弱く日射の影響で気温が上がってくる。また、高気圧の中心は日中、東日本へ移ってくるので西日本は南風となり、これも気温上昇に貢献しそうじゃ。」
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アシヤッコ

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