■お天気メモ■
・本州を低気圧が通過するため、沖縄から青森まで広い範囲で雨が降ってくる予想。
・低気圧接近により等圧線が狭くなるため次第に風が強まってくる。強風に注意。
・低気圧や前線周辺では発達した雨雲からの激しい雨の恐れ。落雷や突風にも注意。
・被災地も朝から夕方まで雨の予想で総雨量も多くなる。土砂災害に注意。被災地以外でも雨量が多くなると土砂災害の恐れがある。最新の気象情報をチェック。
・北海道は、雨の降る範囲は狭く、晴れる地域も多いが、風が強い予想。
・低気圧接近により等圧線が狭くなるため次第に風が強まってくる。強風に注意。
・低気圧や前線周辺では発達した雨雲からの激しい雨の恐れ。落雷や突風にも注意。
・被災地も朝から夕方まで雨の予想で総雨量も多くなる。土砂災害に注意。被災地以外でも雨量が多くなると土砂災害の恐れがある。最新の気象情報をチェック。
・北海道は、雨の降る範囲は狭く、晴れる地域も多いが、風が強い予想。
生徒 「今日は西から雨雲が広がってくるということで、地震の被災地ではまた心配な雨ですね。」
アウル教授 「前回の雨が先週末であったが、それ以降も度々大きな地震が発生しており、さらに地盤が弱くなっているところもあろう。この雨で土砂災害の危険性が高まる可能性もある。崩れかけた崖や建物などには近づかないことが大切じゃ。」
図1 20日夜の天気図
生徒 「高気圧はもう日本の東の海上に抜けたようですね。」
アウル教授 「本州上空には雲が広がってきており、今日は朝雨が降っていない地域でももう雲に覆われているじゃろう。天気は下り坂へと向かっていく。」
生徒 「東シナ海に進んできた低気圧と前線が今回の雨をもたらすわけですね。」
アウル教授 「日本海を進むと思っていたが、どうやら本州上空を進んでいくという形になりそうじゃ。このため、雨の北限としては津軽海峡あたりとなり、それより北の北海道では雨は降りにくい予想じゃ。こちらでは晴れ間も広がるかもしれん。ただ、今後の予想天気図を見てもわかるように特に午前中にかけては等圧線の間隔が狭く風が強く吹く恐れがある。強風に注意が必要じゃ。」
図2 今後の予想天気図
アウル教授 「朝の時点で温暖前線が九州にかかってくるので、この時点でもう九州は雨が降り出してくる。そして、夜の天気図では寒冷前線がすでに九州を通過しきっているので、九州ではこの時間には雨は上がってくるという予想じゃ。」
生徒 「その他の地域も含めていつ頃雨が降ってきそうですか?」
アウル教授 「九州では未明〜日没ごろにかけて、中国四国では朝〜夜遅くにかけて、近畿は昼前〜夜遅くにかけて雨が降る予想じゃ。東海や北陸、関東甲信越では昼過ぎ〜、東北は夜になってからの降り出しで、これらの地域は今日は天気回復はなさそうじゃ。ここで挙げた時間はあくまでも大まかな分布で、実際には早くから降り出したり、遅くまで降るような場所が所により発生する可能性がある。」
生徒 「雨量も多くなりますか?」
アウル教授 「今日夕方までに九州では150mm、四国では130mm、近畿では100mmの大雨となる可能性がある。特に熊本県や大分県は土砂災害に警戒じゃ。その他の東日本などは夜以降が雨のメインなため、ここに数値は上がっていないが、所により強く降ったり雷を伴う可能性もあるので注意が必要じゃ。」
生徒 「低気圧が近づいてくると風も強まってきますから、強風、場合によっては暴風雨などにも注意が必要ですね。」
図3 今日の天気予報
アウル教授 「朝降っていなくても夜の帰宅時間帯は雨になっている地域が多いので今日は傘を忘れずに持っていきたい。」
図4 熊本市の時系列予報
アウル教授 「熊本は朝から夕方にかけて雨が降るが、作業をする側からすれば、一日中雨ということになる。日中は風もやや強く吹くので、外作業をされる方は飛来物にも注意が必要じゃな。」
図5 熊本県の週間予報
アウル教授 「この先1週間、晴れマークがないという寂しい週間予報になっておる。定期的に雨が降る予想であるから、地盤状況等に十分注意なさってください。」