お詫び
先ほどまでこの記事のタイトルが(14日)としておりましたが、正しくは(13日)です。本日分(14日)は別記事にて配信しております。誤解を与える記事タイトルで申し訳ありませんでした。


今日は全国的に初夏の陽気になり、関東では真夏日となる予想が出ていましたが、果たしてどこまで上がったのでしょうか?
午後5時現在の最高気温をアメダス観測から調べました。
東京は、28.4℃で真夏日とはなりませんでしたが、7月上旬並みと成りました。
しかし、関東から西の広い範囲で夏日となりました。
福岡で27.8℃(予想は28℃):6月下旬並み
大阪は25.5℃(予想は28℃):5月下旬並み
名古屋は26.7℃(予想は28℃):6月上旬並み
などと予想より下回る地域が多かったのですが、それでも夏日となり暑くなった場所が多かったようです。
今日、最も暑くなったのは、群馬県館林市で30.2℃。今日は5つの観測地点で真夏日となりましたが、全て関東と静岡で観測されました。
一方、熊本県で事故があったように、各地で風が強くなりました。これは、南の海上の高気圧と大陸の低気圧の影響で日本付近は気圧差が大きくなったためです。すでに昨日の台風による低気圧は抜けているので、この影響ではありません。

さて、昨日の記事で多くの方に閲覧していただいた台風7号情報。
まずは現在の情報から。
台風7号は、午後3時現在、中心気圧965hPa、中心付近の最大風速が35m/sの強い勢力となっています。昨日もお伝えした通り、平均風速25m/s以上の暴風域を持っています。

図1  15時発表の台風7号進路予想(出典:気象庁HP)

この後も西へ向かって移動しながら発達し、17日以降は進路を北に変える予想です。気象庁の予想は18日までしか発表されていません。16日15時には中心気圧930hPaの非常に強い勢力となる予想が出ています。

図2  5日先までの進路予想(出典:気象庁HP)
では、恒例の他の気象機関の発表を見てみましょう。
まずは米軍。こちらも5日先までしか発表されません。

図3  米軍15時発表の進路予想
進路予想は気象庁発表とほぼ同じです。
気象庁の勢力予想は3日先までしか出ていませんが、米軍では5日先までの中心付近の最大風速予想が出ていて、それによると4日先以降も強くなる予想が出ています。
続いてヨーロッパ中期予報センター発表の天気図を見てみましょう。18日までは今までに見てきたのでそれ以降3日間を見てみたいと思います。

図4  ヨーロッパ中期予報センター発表の19日9時、20日9時、21時9時の予想天気図



日本のすぐ南にある丸っこい、カラフルな塊が台風7号です。これを見る限り、昨日の記事と同様、日本の少し離れた南の海上を東へ進む予想となっています。本州への直接の影響は少ない予想になっていますが、島嶼部(伊豆・小笠原諸島)は影響を受ける可能性があります。また、台風は離れた場所を通っても前線次第で雨となる可能性もあります。うねりによって海上では荒れる可能性もあります。
ちょっと気になるのは、台風7号のさらに南、小さい丸がこの期間西へ移動しています。見ようによっては次の台風8号かとも思われますが、まだ気象庁なども発表していないのでわからないです。

ここまで台風7号の予想進路を見てきましたが、各機関とも、台風6号よりも東側、南側の内回りとなる予想が出ています。今後進路が変化する可能性もありますので最新の情報を配信していきたいと思いますし、それを参考にしていただければと思います。

昨日、気象庁はエルニーニョ監視速報を発表しています。これについては明日の記事にしたいと思います。今年は冷夏になるのか猛暑になるのか気になりますね。
では、今日は暑かったので今季初の冷奴でも食べて涼みます^_^