生徒 「8月ももう終わりですね。この週末は宿題ラッシュということで、レジャー施設は多少空きますかね?」

アウル教授 「天気もそれほど良くないということで、外出する家族連れは少ない週末となるかもしれんのう。」

生徒 「教授は小さい頃宿題は早くする方でしたか?遅くする方でしたか?」

アウル教授 「もちろん早くする方じゃ。ただ、一部の面倒くさい宿題は後回しになっていったかのう。場合によっては8月30日くらいまで残っておったかもしれん。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「北から高気圧の張り出しが強くなっていますね。」

アウル教授 「東日本を中心に涼しい空気に覆われて気温が低めとなっておる。北東からの涼しい風が入っておるためじゃ。一方で、湿った空気でもあるため、山沿いでは太平洋側を中心に雨雲がかかっておる。南からの風ほどの水蒸気はなく、発達した激しい雨というのはあまりないが、それでも1時間に5mm程度のざっとした雨を降らせておるようじゃ。この雨がさらに体感を下げて、肌寒く感じさせておるのかもしれん。日中もこの影響は続き、気温もあまり上がってこない予想じゃ。一枚羽織るものがあるといいかもしれんのう。」

生徒 「一方で九州方面は前線ができてきて、活発な雨雲もあるようですね。」

アウル教授 「沖縄の南の高気圧と中国大陸上の高気圧の間は気圧の谷で前線が形成されておる。さらに、昨日も話したように東シナ海では広く上空の寒気に覆われており、これが上昇気流を助長しておる。前線に向かう南風は水蒸気も大量にあることから、東北日本海側の雨雲と比べて大きく発達した雨雲ができておるのじゃ。所によっては1時間に30mmを超すような激しい雨を降らせておる。この前線はゆっくりと西日本方面へ伸びてくる予想で、雨雲も西から広がってきそうじゃ。強く降る恐れもあるのでしっかした傘が必要になってくるじゃろう。」

生徒 「東北や九州以外にも東海地方や近畿地方など所々で活発な雨雲がまばらに見られますね。」

アウル教授 「こちらは、前線自体は描かれていないものの弱い気圧の谷の中にある。沖縄の南の高気圧と、北海道の北の高気圧の間にあって、2つの高気圧からの風がぶつかって上昇気流を作っておるのじゃ。また、上空には寒気があるため、この影響もあってやや発達した雨雲ができておるのじゃ。九州の雨よりは発達が小さいが東北の雨よりは発達しているというレベルじゃろう。雨が降っている時間自体はそれほど強くないが、瞬間的に強く降る恐れがある。今日の本州は大気の状態が不安定でこのようなやや発達した雨雲が発生しやすい。明日以降は広い範囲で前線による激しい雨となりそうじゃが、その先行の雨雲となりそうじゃ。」

図2 午前9時発表の天気予報

アウル教授 「大阪に雨マークが付いておらんが、雨が降らないというわけではないので注意じゃ。すでに午前10時現在、大阪府北部にはやや発達した雨雲が観測されておる。降っている時間帯自体が短いためにマークに現れてこないというだけじゃ。結局今日は上にあげたいづれかの理由により広い範囲で雨の恐れがありそうじゃ。外出時は傘が必要となりそうじゃ。北海道に関しては比較的安定して晴れる予想が出ておる。」

(画像は全て気象庁HPより)