アシヤッコ(筆者)「昨日は第44回気象予報士試験の日。今絶望している方、ギリギリラインっぽくって不安な方、難なくクリアできそうで密かに喜んでいる方いろいろいらっしゃるでしょう。この記事を見られる方は、不安を抱かれている方が多いのかな?ひとまず受験された方、お疲れ様でした。受験されるにあたっては当然真剣に勉強してきたことでしょう。勉強した量が多ければ多いほど、受験後に不安を感じるものです。不安に感じることはそれだけ勉強してきた証と思えばいいのです。私も受験後はそれほどでもなかった不安が日を増すごとに増えていき、合格発表直前がピークでした。ただ、今不安に感じてももう結果を覆すことはできません。昨日の、そして今までの自分を信じることしかできません。『努力は人を裏切らない』という言葉がありますが、私は大学受験や気象予報士試験を始めこの言葉を何度も実感してきました。合格発表までは、不安に押しつぶされそうになることもあるかと思いますが、この言葉を信じて合格発表まで乗り切りましょう。
ただ、正直言って努力がすぐに実る人もいれば、少し時間がかかる人もいます。私は比較的時間のかかる方だと思っています。私の場合、だいたいなんでも一発合格がでないですから(笑)でも一度失敗しても決して諦めないのが自分の性格。
今回、もし不甲斐ない結果に終わったとしても是非、諦めないでください。せっかく気象という分野に興味を持ったのですから、その思いをしっかり持って次につなげてください。そもそも気象に単なる興味を持っただけでは気象予報士試験は受けないでしょう。受験したということ自体がそれだけ気象への興味が並々ではないということ。このブログに来られた受験者の方はおそらく検索欄に気象という文字を入れられたことでしょう。試験が終わった今でもそういう気象関連の検索をかけるということはよほど気象への思いが強いということ。私の人生はまだ短いですが、人生においてある分野にそれほどの熱い思いを抱くことはそうそうないと思います。
気象予報士として半年あまり経ちましたが、気象予報士試験の合格がゴールではないということを毎日のように感じています。もし今回、試験の合格をゴールととらえて、うまくいかなかった方は、今度は、試験を一つの通過点ととらえてみてはいかがでしょうか?」

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アウル教授 「さて、前置きが長くなったが、それでは今日の天気を見ていこう。」

図1 午前6時の地上天気図
生徒 「日本付近は前線が横たわっっていて、東海沖と九州北部には前線の折れ曲がり、東シナ海には低気圧がありますね。」

アウル教授 「前線の折れ曲がりは小さな低気圧と考えていいと言ったが、今回の東海沖の折れ曲がりに関しては解消傾向にあるようで雨雲はほとんど伴っていない。一方で九州北部の折れ曲がりから低気圧にかけては発達した雨雲が作られており、激しい雨を降らせておるようじゃ。今日はこの雨雲がゆっくり東へ進んでくるために、西日本を中心に雨、一時的に雨足が強まる恐れがある。」

生徒 「一方で、東海沖の折れ曲がりが解消傾向ということは、東日本方面の前線は活動が弱いということでしょうか?」

アウル教授 「東日本の雨雲はまばらで、比較的止み間も多いという予想じゃ。昨日は東日本で雨、西日本で曇りとなったが、今日はそれが逆転しそうじゃ。ただ、昨日の西日本のように、一時的にぱらっと来る時間帯もありそうなので、今日は、西日本はしっかりした傘、東日本は折り畳み傘が便利じゃろう。」

生徒 「北海道や小笠原諸島、沖縄などは今日も高気圧圏内ですね。」

アウル教授 「北海道は広く高気圧に覆われる予想じゃ。石垣島には雨マークが付いているので、石垣島は前線の影響を受けそうじゃ。沖縄本島や小笠原諸島は晴れて、30℃を超えてきそうじゃ。」

生徒 「上空の寒気はどうなりましたか?」

アウル教授 「以前、日本海側や東北を中心に寒気に覆われておる。今日も東北は北よりの涼しい湿った風が入る。山沿いを中心に気温次第では発達した雨雲ができる恐れがあるので、注意が必要じゃ。雷鳴が聞こえたり、竜巻が見えたりした時は頑丈な建物に入るようにしよう。気象庁の発表する竜巻注意情報などの気象情もこまめに確認すると良いじゃろう。」

図2 午前8時発表の天気予報

(画像は全て気象庁HPより)