生徒 「9月ももう終わりが見えてきましたね。今年も残すところあと3ヶ月あまり。1年って早いですね。」

アウル教授 「昨日から今日にかけては空気のひんやりして、秋の気配、季節の移ろいを感じさせるような気候となった。今日も昨日に比べれば気温が上がってきそうじゃが、平年並みの気温。気温だけでなく紅葉や周りの自然にも変化が現れてきそうじゃ。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「日本付近は高気圧にしっかり覆われるでもなく、低気圧の影響を大きく受けるでもなくっていった気圧配置ですね。」

アウル教授 「昨日まで天気の崩れをもたらした低気圧は一旦は日本の南へ下がっておる。海上では激しい雨の降っているところもあるが、前線に伴う雨雲は陸地にはほとんどかかっていないようじゃ。一方で、日本海には小さいながらも低気圧があって、低気圧の東側、ちょうど東北地方には弱い雨雲が所々にかかっておる。よく、小さい低気圧は上空に強い寒気を持っている寒冷渦だと言ってきたりしたが、今回のこの低気圧は上空にそれほど強い寒気もないので、発達した雨雲とはなっておらず、所によって一時的にしとしと降る雨が降りやすいという感じじゃ。」

生徒 「所によって、降りやすい、曖昧な表現ですね。」

アウル教授 「雨雲自体にまとまりがなく、そこでいつ降るという予想ができないのじゃ。ただ、降りやすいとしか言えん。」

生徒 「東北のみ今日は雨ですか?」

アウル教授 「実は日本の南の前線はゆっくり北上するという予想なのじゃ。と言うのも台風21号からの暖かく湿った空気がどんどん流れ込み、これが前線を北へと押し上げているからじゃ。そのため、今日は太平洋側では雨が降るおそれがある。こちらも前線の一番北側の雨雲がかかるといった感じで雨は弱く降っている時間帯自体は短いかもしれんが念のため傘があると安心じゃろう。使わなくて済むかもしれんので置き忘れの多い長傘よりも折りたたみの方が便利かもしれん。」

生徒 「台風21号の動きが気になりますね。」

アウル教授 「台風21号。発達の速度はゆっくりだが、確実に発達しているようで、今後も発達しながら先島諸島へ接近するおそれが出ておる。先島諸島へは明後日最接近する予想なのでそれまでに台風への備えをしておこう。沖縄本島地方は、台風から離れているものの次第に波が高くなる予想なので、海上作業や海のレジャーは注意が必要じゃ。当初予想されていた本州への接近は確率が低くなっておる。」

図2 午前6時発表の天気予報

アウル教授 「ということで今日は前線に近い太平洋側と東北では雨のおそれがあって傘があると安心という天気。降る時間自体は短く、天気マークには現れていない地域もある。西日本日本海側は概ね晴れる予想じゃ。沖縄は迫る台風21号への備えを早めに。」

(画像は全て気象庁HPより)