生徒 「台風21号の威力は物凄かったですね。最大瞬間風速80m/sを超えるなんて、一体どんな風が吹いていたのかと思います。」

アウル教授 竜巻でもなかなかこの最大瞬間風速には達しないほど、強い風じゃ。窓が割れるなどの被害も発生しておるようじゃ。台風に関してはすでに沖縄からは遠ざかってきており、今後風が強まるということはなさそうじゃ。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「昨日から本州は大陸の高気圧に覆われ始めましたね。」

アウル教授 「昨日は大陸の高気圧の張り出しがそれほど明らかではなかったが、今日の天気図ではしっかりと張り出してきていることが見て取れるじゃろう。今日は昨日以上に秋めいた空気に覆われそうじゃ。大陸の高気圧ということで空気も乾燥し、カラッとした秋空が期待できそうじゃ。」

生徒 「一方で前線は日本の南に停滞していますね。」

アウル教授 「秋雨前線が九州に一部かかっているという状況じゃ。台風からの湿った空気が流れ込んでおり影響で前線の活動が活発となっており、前線のかかっている九州南部では発達した雨雲もある。台風の勢力が弱まってきたこと、大陸の高気圧が張り出してきたことなどから前線は南下中で、午後以降はゆっくりと解消に向かうそうじゃが、九州南部では午前中を中心に激しい雨、落雷、突風に注意が必要じゃ。ちなみに、梅雨前線と違って秋雨前線が北から南へ下がるもの。前線が南下するということは季節が進むこととも言えるじゃろう。今日も前線は南下していくので、季節は前へと進んでいく。」

生徒 「一方で北日本は昨日から雷雨となっていますね。」

アウル教授 「上空に非常に強い寒気、地上でも低気圧が張り出しておるのがわかるじゃろう。大陸の高気圧を押し返すような形で北海道に居座っているため、今日も北日本では雷を伴った激しい雨の恐れがある。また、北風が強く吹くため、気温もあまり上がらなさそうじゃ。天気分布予報を見ると、内陸山沿いでは一時的に雨ではなく雪の予想も出ておる。それほど気温が上がってこない予想じゃ。」

生徒 「早くも雪ですか…秋を通り越して冬みたいですね。」


図2 午前7時発表の天気予報

アウル教授 「本州は秋めいた空気に覆われる。気温が28℃前後とこの時期としては高いが、湿度が低くそれほど暑いとは感じないかもしれん。北海道では日中も15℃前後と本州に住む私たちの感覚からすると冬間近の気温となりそうじゃ。」

(画像は全て気象庁HPより)