生徒 「今日で9月も終わりですね。一月前と比べれば、気温も下がり、随分と過ごしやすい日になりました。すっかり蝉の声は聞かなくなり、金木犀が香ったり、銀杏が異臭を放ったりと、秋だなと感じる場面も多くなりました。」

アウル教授 「特に昨日、そして今日は夏の湿った空気ではなく、秋のカラッとした空気に覆われて、爽やかな日となっておる。」

図1 午前6時の地上天気図

アウル教授 「このような爽やかな空気をもたらしているのは、大陸からやってきた高気圧じゃ。この時間も本州の広い範囲で高気圧に覆われて晴れておるようじゃ。大陸由来ということで空気が乾燥しておる。昨日は東京で最小湿度が20%台にまで下がるなど、カラッとした空気となっておる。」

生徒 「ただ、九州方面には雨雲もちらほら見られますね。」

アウル教授 「高気圧の中心は夜にかけて東日本へと移っていきそうじゃ。すでに九州は高気圧圏外になったようで、変わって西からは前線が北上し、九州方面では午後以降、雨が降りやすくなってくる予想じゃ。九州では帰宅時に広い範囲で傘が必要になってきそうじゃ。」

生徒 「明日から10月ですが、早速雨の気配ですか?」

アウル教授 「昨日夕方、気象庁は気象情報を発表しておる。台風から変わった熱帯低気圧が中国大陸にあるが、この後この低気圧は温帯低気圧となって日本海へ急発達しながら進むという予想なのじゃ。いわゆる爆弾低気圧になりそうなのじゃ。」

生徒 「爆弾低気圧。久しぶりに聞きますね。春にはよく聞くのですが。どちらにせよ、爆弾低気圧が日本を襲う時は各地で突風や大雨被害が起きますね。」

アウル教授 「今回の今までの爆弾低気圧同様、突風や激しい雨に注意が必要となるということで気象情報が発表されておるのじゃ。今日に関しては九州を除き激しい雨や突風への注意は必要ないが、明日以降は全国的に十分な注意が必要となってくる。爆弾低気圧は急発達する上、速度も早いため、低気圧から今はずっと離れた北日本でも明日夜には影響が出てきそうじゃ。」

生徒 「一方で昨日までは北海道は低気圧の影響を受けていましたね。」

アウル教授 「北海道に居座っておった低気圧はやや東へ進み、上空寒気も抜け始めている。まだポツポツと雨雲が分布しておるが、午後以降はこれらの雨雲もなくなってくる予想じゃ。ただ、地上天気図でもわかるように北海道は東に低気圧、西の高気圧ということで、等圧線が非常に混み合っている。強い北風に注意が必要じゃ。また、北風ということで今日も気温は低めじゃ。」

図2 午前8時発表の天気予報

アウル教授 「ということで今日のところは本州では穏やかに晴れそうじゃ。九州では前線の影響で雨となりそうじゃ。お出かけ時は傘を忘れずに。」

(画像は全て気象庁HPより)