前回の天気図大賞では、冬場に猛烈に発達した爆弾低気圧を紹介しました。冬場は何と言っても西高東低の気圧配置が目立ちます。
しかし、西高東低の綺麗な気圧配置ができるには、低気圧が強いだけではいけません。相方である高気圧だって強くなければうまくバランスしたいい気圧配置とは言えないでしょう。高気圧だって頑張ります。

さて、今回紹介するのは、そんな、高気圧が頑張った例です。

平成24年12月22日12時の天気図を選びました。


大陸上の高気圧に注目。なんと中心気圧は1068hPa。これはかなり強いです。
冬場のいわゆるシベリア気団による高気圧は、地上付近はグッと冷やされてできる高気圧で、寒ければ寒いほど気圧が高く、強い高気圧となります。しかし、それでも1060hPaの壁は高気圧にとって厳しいもの。今回はその壁を見事に乗り越えた高気圧を称えます。

冬場は大陸の高気圧にも注目してみましょう。かなり発達した高気圧ができるのに、なかなか1060hPaを超えてくれないもどかしさ。こういう風に天気図を見てみるのも面白いですよ。