■お天気メモ■
・北海道は再び冬型へ。風雪に注意。
・太平洋側は天気回復。気温も平年並みに。
・夜は低気圧接近で北陸で雨や雪。その後山陰も雨や雪。
・次第に冬型移行。 強風、高波注意。

生徒 「早いもので今日で1月が終わり。今年も12分の1が終わるんですね。」

アウル教授 「日が進むのは早いもので、今日は気象予報士試験の日でもある。この日のために日々努力してきた方は存分に試験を楽しんできてほしい。それこそが合格へとつながるじゃろう。」

生徒 「今日は天気だけを見れば晴れる地域も多いですから、受験生にとってはいい天気になりそうですね。」

アウル教授 「この時期は日本海側は特に雪の心配があるが、日中は比較的止んでいる時間帯が多いという予想じゃから、天気には恵まれそうじゃ。積もった雪には注意して会場へ向かってほしい。」

図1 30日夜の天気図

アウル教授 「とはいうものの日本付近は次の冬型へと移行していく段階にある。ひとまず昨日から今日にかけて西日本や東日本に雨や雪をもたらした前線と低気圧は東へと遠ざかりつつある。しかし、これは、大陸から高気圧が張り出してきて、冬型になろうとしていることの表れでもあるのじゃ。」

生徒 「まず、オホーツク海に低気圧が発生しましたね。」

アウル教授 「この低気圧はこの後ゆっくりとした速度で東へ進みながら比較的発達する予想じゃ。大陸の高気圧との間で気圧差が大きくなるので、風が強く吹くことが考えられる。日本海側を中心に雪雲が発生し、風雪に注意じゃ。もちろん、風が強いということは海上では高波注意じゃ。」

生徒 「朝鮮半島付近には気圧の谷が現れてきましたね。」

アウル教授 「こちらも今後は低気圧に発達しながら東へ進んで行く予想じゃ。日本海に発生する低気圧は、北陸方面へ向かい、北陸接近後は衰弱していく予想じゃが、この、北陸へ接近することで、今夜から能登半島や新潟県をはじめ北陸周辺で雨や雪となる予想じゃ。低気圧周辺では一時的に降り方や風が強まる恐れがある。」

図2 今後の予想天気図


アウル教授 「予想天気図を見れば、日本海の低気圧が夜には北陸へ近づくことがわかるじゃろう。また、明日朝の天気図では日本海の低気圧はなくなったものの朝鮮半島の根元から今度は山陰にかけて気圧の谷が伸びていることがわかる。このために明日は山陰で雨や雪の予想が出ておる。山陰の降り出しは日付が変わってからの予想じゃが、おかえりが深夜近い方は折りたたみの傘があっても良いじゃろう。」

生徒 「太平洋側では雪の心配などはもうないですか?」

アウル教授 「今回は冬型と言っても、等圧線が南北に走るというような典型的な冬型は北日本限定じゃ。確かに、等圧線の間隔としては全国的にやや狭くなるため、強風や高波には注意が呼びかけられておるが、日本海側の雨や雪もメインは気圧の谷や低気圧によるものじゃ。この理由としては、今回の冬型を作る低気圧と高気圧がかなり北寄りということ、そして、大陸の高気圧の勢力がかなり強く(中心気圧は1070hPa超)、低気圧の勢力を押し返しているということにある。低気圧と高気圧の勢力が拮抗することで、日本付近に気圧の差の集中帯が現れるのに、高気圧が強いと、この集中帯は西へずれる)。このために西日本や東日本は等圧線が斜めに傾いたような冬型となっておる。強い冬型でない以上、太平洋側も比較的雲が広がりやすくなる。天気分布予報では、太平洋側で大規模な雨や雪は予想されておらんが、特に夜以降、雲が広がりやすい予想となっておる。」

図3 今日の天気予報

アウル教授 「夜以降は気圧の谷などの影響を受けて太平洋側も雲が広がりやすいと話したが、日中は晴れてくる地域も多く、気温は10℃以上となる地域も多い。この時期としては暖かい昼間となりそうじゃ。」