■お天気メモ■
・北海道の雪は朝には一旦解消。朝までは暴風雪に注意。
・本州南岸を低気圧が通過。低気圧通過時に非常に激しい雨の恐れ。落雷や突風にも注意。
・太平洋側を中心に大雨になる恐れも。 河川増水や土砂災害にも警戒。
・雨雪の境は津軽海峡。東北でも雨の予想。積雪地域は融雪被害に警戒。

生徒 「今日は全国的に荒れた天気になりそうですね。」

アウル教授 「ちょうど1週間前の週末は、全国的に春の嵐となり、広い範囲で春一番が観測されるなどした。そして今週末もまた春の嵐となりそうじゃ。まあ、三寒四温は7日周期じゃから、その意味では正常な天気傾向ともいえるが…。今回も太平洋側を中心に荒れた天気になる恐れがある。その前に今北海道で降っている雪の見通しから簡単に見ていきたいと思う。」

図1 19日夜の天気図

生徒 「ちょうど北海道は低気圧が一つ接近しているという状況ですね。」

アウル教授 「低気圧本体による雪雲が北海道にかかっており、弱いながら雪が降っておるようじゃ。また、北海道は等圧線が混み合っており、西部を中心に風が強く、風速10m/sを超える風が吹いているところもある。今後の予想じゃが、低気圧はこの後遠ざかっていくため一旦風や雪は未明までという予想じゃ。未明までは強風、風雪、高波に注意が必要じゃ。」

生徒 「昨日の予想通り、沖縄付近に低気圧が発生しましたね。」

アウル教授 「この後低気圧は本州南岸を発達しながら進んで行く予想じゃ。前回は日本海を通過して行ったが、今回は太平洋沿岸を通過する予想となっておる。しかし、この違いは風の向きが変わるタイミングが変わるだけでそれ以外はあまり関係はなく、今回も太平洋側を中心に風が強く、激しい雨の恐れがあるということは同じじゃ。」

生徒 「具体的にどれくらいの雨風になりそうですか?」

アウル教授 「量的予想は低気圧の進路次第でも変わってくるが、最新の予想では、今夜6時までに四国で180mm、近畿と九州南部で150mm、東海で120mmの予想が出ておる。もちろんこれを超える雨が局地的に降る可能性もあるし、この予想雨量は大雨と言えるじゃろうから、土砂災害や河川の増水に注意するとともに、最新の情報をチェックするようにしてほしい。荒れた時間の外出は危険となる。また、関東は今夜低気圧接近ということで今夜から明日にかけて大雨の恐れがあるため、量的予想にはまだ入っていないがやはり今後の情報を確認すると良いじゃろう。風に関しては、 関東や伊豆諸島で25m/s、東北で23m/sの暴風予想。その他の地域も等圧線が混むため強風に注意が必要じゃ。沿岸部はこれにより太平洋側を中心に5〜6mと高波になる予想じゃ。」

図2 今後の予想天気図

アウル教授 「さて、前回は寒冷前線が通過した後風が西〜北に変わったが、今回は低気圧が接近した後から西〜北の風に変わる。雨も寒冷前線による雨ではなく、低気圧本体の雨となる。しかし、低気圧中心付近は寒冷前線付近の同じくらい発達した雨雲があるし、風が南から北へ変わることで気温が下がっていくという天気の変化は前回とほぼ同じじゃ。ただ、風が北寄りに早く変わる西日本は今日が気温のピークで明日は今日より低くなっていき、夜に最接近の関東は明日まで気温は上がってそれから下がる予想じゃ。」

生徒 「今回は雨がメインですか?雪がメインですか?」

アウル教授 「夜のかけて等圧線が混んでくるが、東北など北日本の風は南寄りで風が強まるため暖かい空気が入る。本州は青森まで雪ではなく雨予想となっておる。積雪地域では雪崩が起きやすかったり、融雪により河川の増水が顕著だったり、落雪などにも注意が必要じゃ。」

図3 今夜の天気分布予想

アウル教授 「雨の終わりじゃが、低気圧が接近した後は太平洋側では比較的早く止んでくる。というのは低気圧の西側は西高東低の冬型となっていくためで、日本海側は雨が残るものの太平洋側は西日本で夜には止んできている様子がわかる。一方で夜には北海道でも再び雪が降り出す予想じゃ。雨雪の境界は津軽海峡付近で北海道は雪メインじゃが、青森まで雨ということを考えると湿った雪になりそうじゃ。」

生徒 「そして明日以降は全国的に冬型となって日本海側は雨が雪へと変わってくるということですね。」

アウル教授 「その通りじゃ。また気温差が大きくなるので体調管理に注意ということはいつもこ通りじゃのう。」

図4 今日の天気予報

アウル教授 「今日日中は広い範囲で雨が降り、風も強いため丈夫な傘が必要じゃ。雷がなった場合は外出を控えるように。また、各気象情報、気象警報なども参考にすると良いじゃろう。」
【20日朝更新】
その後の気象情報で量的予想に変更と更新が生じています。
明日21日朝までに、
東海地方で250mm
関東甲信と四国で180mm
近畿で150mm
伊豆諸島と九州南部で120mm
東北と奄美で100mm
など全国的な大雨が予想されています。
今後の情報に注意するとともに、雨の降り方にも厳重な警戒が必要です。