■お天気メモ■
・日本海を低気圧と前線が通過。 東日本日本海側と北日本は雨の時間帯も。落雷や突風、激しい雨に注意。
・前線接近により日本海側で等圧線が混む。強風、高波注意。
・南からの湿った空気の入る西日本太平洋側は雲が多め予想。東日本太平洋側は高気圧に覆われて晴れる予想。気温はともに高め。

生徒 「この時期は花粉症患者も少し症状が治まる時期なのでしょうか?それとも意外にも今年は花粉が少ないのでしょうか?ここ数日花粉症の症状は落ち着いています。」

アウル教授 「今はスギとヒノキの花粉が入れ替わる時期なのじゃろうか?毎日の天気予報を見ていても、花粉情報ではやや多いレベルまで下がってきておる。花見シーズンでもあるこの時期に花粉症が穏やかになるのはとてもいいことじゃのう。」

生徒 「肝心の桜の方はまだあまり咲いていないようですね。」

アウル教授 「開花発表があって以降気温が下がって冬並みとなった日もあったことで開花が遅れておるのじゃろうか?今日明日で一気に咲いて、花見シーズンに突入したいものじゃ。来月になると雲の多い日が予想されておるからのう。」

図1 29日夜の天気図

生徒 「日本は南から高気圧に覆われている状況ですね。」

アウル教授 「昨日日中は全国的に晴れた空が続いた。しかし夜になると雲が広がってきた。これは日本海に低気圧が進んできて、この雲が広がり始めておるためじゃ。今日はこの日本海に進んでくる低気圧の影響を特に日本海側で受けそうじゃ。」

図2 今後の予想天気図

生徒 「朝には低気圧から前線が伸びて、夜には太平洋に寒冷前線が抜けていることから今日日中寒冷前線が東北や北陸を通過していくということですね。」

アウル教授 「その通りで、寒冷前線を始め前線が通過するタイミングで東日本日本海側と北海道で雨が降る予想じゃ。寒冷前線による雨は発達した雲からの雨となる。それだけでなく、実はこの低気圧上空もやや強い寒気を持っており、いわゆる寒冷渦状態となっておる。大気の状態は不安定となるため落雷や突風、激しい雨に注意が必要になる。また、前線や低気圧が近づくことで日本海側の等圧線間隔が狭くなっていることがわかる。 日本海側では強風や高波に注意が必要じゃ。」

生徒 「太平洋側は今日も晴れるのでしょうか?」

アウル教授 「日本の南にある高気圧じゃが次第に東へと進んできており、西日本から高気圧圏外へと出て行っておる。高気圧の縁では湿った空気が流れるため、この湿った空気が西日本へと流れ込む。この影響で今日の西日本は雲が多い予想じゃ。雨にまではならないという予想じゃ。一方で東日本はまだ今日は高気圧圏内であるため、晴れる時間帯が多いという予想じゃ。」

図3 今日の天気予報

アウル教授 「西日本は雲が広がる分南風が入るため、東日本は昨日に引き続き晴れて日照時間が多いため、いずれも気温が昨日より上がって20℃前後となる予想じゃ。コートなしの暖かさになりそうじゃ。」

アウル教授 「さて、今夜の予想天気図(図2)では、沖縄の西に前線ができてくる予想じゃ。これが来月1日以降の曇りや雨をもたらすものとなりそうじゃ。」