■お天気メモ■
・東シナ海に低気圧が発生するため西から天気下り坂。前線も北上してくる。
・今回の雨の特徴は長く降ること。総雨量が多くなり大雨になる恐れも。土砂災害に警戒。雨は夜には関東までやってくる予想。
・所々で発達した雨雲も見られる。沖縄や九州南部は特に落雷や突風、激しい雨にも注意。
・高気圧に覆われる北日本は今日は晴れ間が広がる予想。 

生徒 「早くも九州では雨が降り出してきているようですね。」

アウル教授 「鹿児島県では1時間に5〜10mmの、体感的にはやや強い雨が降っておるようじゃ。今日は1日を通して雨が続く予想で、大雨になる恐れもある。夕方までに九州と奄美では100〜150mmの雨となる可能性がある。地震の被災地に限らず土砂災害に注意が必要じゃ。」

図1 26日夜の天気図

生徒 「一日雨が降るというのは低気圧の移動速度が遅いということですか?」

アウル教授 「半分あっておるが半分違う。まず、前線上の低気圧がこれから東シナ海にできる予想じゃ。実はまだできていないのじゃ。じゃあ、今の九州の雨は何かというと九州の南にある前線上の低気圧によるものじゃろう。今日はこのように、1つの低気圧だけでなく、幾つかの低気圧の影響で長い間雨が降るのじゃ。その中には移動速度の遅い低気圧もあるので同じような場所に長い間降る可能性がある。」

図2 今後の予想天気図


生徒 「朝の天気図と夜の天気図、ほとんど低気圧の位置が変わっていないように見えますね。」

アウル教授 「そうじゃのう。事実、この低気圧は動きが遅い。夜になっても九州付近にある。このために九州では朝から晩まで雨が降り続いてしまうのじゃ。」

生徒 「低気圧の速度が遅いということは、雨雲の広がり具合も遅いということでしょうか?東日本方面なんかは今日いっぱい天気持つのですか?」

アウル教授 「そうはならない。実は夜の予想天気図だけデータが古いものを使っておる。だからやや不十分な天気図なのじゃ。最新の予報では夜の天気図で四国沖に書いた赤いバツ印の付近にもう一つ前線上の低気圧ができてこれが明日朝にかけて東へ進んでいくという予想なのじゃ。この低気圧によって雨雲の範囲自体は順調に東へ広がっていく。九州付近のノロノロ低気圧は明日朝には九州付近で弱まっていく予想なのじゃ。」

生徒 「なるほど。雨雲自体は東へ広がっていくけど、西側の雨雲がなくなっていくわけでもないので九州などは朝から晩まで雨が降るというわけなんですね。」

アウル教授 「その通り。雨雲がまるまる移動してくるというよりはまるで雨雲が東へ引き伸ばされていくというイメージを持つと良いじゃろう。」

生徒 「実際にどの時間帯に雨が降るのですか?」

アウル教授 「時系列予報や天気分布予報によると、
九州:夜遅くになっても降り続く
四国:明け方ごろから夜遅く以降も続く
中国:昼前から夜遅く以降も続く
近畿、中部地方内陸部:夕方から夜遅く以降も続く
東海、北陸、関東北部、甲信:夜から
関東南部:夜遅くから
という感じになっておる。」

生徒 「一度降り出すと今日いっぱい天気回復はないということですね。」

アウル教授 「そうじゃのう。あくまでも大まかな分布で細かいところまで見れば、挙げた時間帯より早く降り出したり雨のやみ間があるかもしれん。」

生徒 「それでも今日は広い範囲で傘が必要ですね。」

アウル教授 「西日本は朝降っていなくても帰宅時間帯は降っている可能性が高いので傘が必須じゃ。東日本各地は雨の振り出しとしては夜になってからと予想されておる。東京都内では夜遅くになってからの降り出し予想じゃしかし、ところによっては昼過ぎからぱらつく予想もあり、長傘でなくても折り畳み傘はカバンに忍ばせておくと安心じゃろう。」

生徒 「沖縄や奄美は低気圧だけでなく前線も通過していく予想ですね。」

アウル教授 「前線付近では活発な雨雲が発生して雷を伴った激しい雨の恐れがある。前線の南側にあたる沖縄や奄美では今日も雨の降り方には注意が必要じゃ。」

生徒 「晴れるのは北日本くらいですね。」

アウル教授 「そうじゃのう。北日本は高気圧が通過するため今日は晴れ間も広がる予想じゃ。」

図3 今日の天気予報

アウル教授 「北陸にも晴れマークがあるが、夕方以降は雨が降ってくる地域も出てくる予想じゃ。一方で北日本は今日は雨の心配はなさそうじゃ。」

図4 熊本市の時系列予想


アウル教授 「今日は一日雨が降り続き、雨量が多くなる恐れがある。土砂災害に十分注意してほしい。」

図5 熊本県の週間予報

アウル教授 「GW前半は天気が良いので後半も期待しておったが、3日(火)に雨マークがつきだした。どの程度の雨なのかはまだわからんが、今後の予報を見守っていく必要がある。」