■お天気メモ■
・太平洋側は低気圧が通過中で所々雨のところも。これらの雨は朝には止む予想。
・日本海側には弱い収束線の影響で雨や雪が降っているところも。収支線は南東方向へ進み、北海道は朝には一旦雨や雪は止む予想。西日本から東日本の日本海側は引き続き曇りや雨の天気に。
・ 太平洋の低気圧が東へ抜けると日中は気圧配置が西高東低の冬型への移行期間。次第に風が強まってくる。強風や高波に注意。
・北海道では夜から再び日本海側で雨や雪が降り出す予想。冬型の影響。
・北寄りの風となるが太平洋側はフェーン現象のためにそこまで低い気温にはならない予想。ただ、体感は気温以上に低く感じるかも。
・今夜は太平洋側も気圧の谷の影響で一部で雨となるところも。夜まで外出される方は念のために傘を。 

生徒 「またまた3日ぶりの記事となってしまいました。みなさん、気温変動が大きいですが風邪ひいていませんか?週間予報では明日から気温が低い日が続く予想です。今日のうちに冬の服装もしっかり準備しておきたいですね。」

図1 28日夜の天気図

生徒 「昨日は関東も午後から冷たい雨が降りました。雨が降り出してから気温がぐっと下がりましたね。結局昨日は最低気温が昼2時頃の10.1℃、最高気温が深夜0時すぎの14.8℃と、見事に昼夜逆転したような気温変化でした。」

アウル教授 「あまりの寒さに驚いた人もいたじゃろう。夜になってもあまり気温は変わらず、寒い夜を迎えた。これから朝にかけて、まだ雲に覆われるので放射冷却はないが、これ以上上がることもないので今日は曇っているわりには寒い朝を迎えることになってしまいそうじゃ。これで晴れていたらきっと1桁の冷え込みになっていたじゃろうのう。」

生徒 「どうしてこんなに冷え込んだのでしょうか。」

アウル教授 「太平洋側を低気圧が進んできた。この低気圧に向かって北西の風が関東に吹いたのじゃ。よく北高型の時に関東は北西の風が吹いて気温が低くなることがあるが、今回は低気圧によってこの北西風となった。このタイプ、冬場に南岸低気圧が通過する時に似ておる。南岸低気圧が通過するときも寒気を引き込んで気温が下がり、関東に大雪をもたらすことがある。まだそんな時期ではないが同じように気温が下がったのじゃ。」

図2 深夜0時の雨雲レーダー

生徒 「まだ雨雲も所々残っていますね。」

アウル教授 「大きな雨雲としてはすでに東の海上に抜けてきたが、千葉県南部から伊豆諸島にかけてや、北海道、東北の一部などでは雨雲がまだかかっておる。これらのうち、北海道と東北日本海側にはやや帯状に雨雲が連なっているがこれいら以外の雨雲が低気圧による雨雲じゃ。これらは朝には抜けて雨は止む予想じゃ。」

生徒 「北海道と東北日本海側にかかる雨雲は低気圧とは別の雨雲なんですか?」

アウル教授 「これらの雨雲は風の収束線ができてそこで雨が降っておる。天気図を見ると、大陸と日本の東に高気圧があって、本州全体が弱い気圧の谷の中と言える。その中でも東北や北海道方面は低気圧の東側を通って湿った空気が入りやすく、雨雲が発生しやすくなっておるのじゃ。これらの雨雲がかかる地域では雨や雪となっておる。」

生徒 「これらも東へ抜けていくのでしょうか。」

アウル教授 「収束線は東というよりは南東方向へ進んでいく予想じゃ。北海道ではいずれにせよ雨雲は抜けていくので朝にはやんでくる予想じゃ。しかし東北や北陸、あるいは西日本日本海側などはこの収束線が近づいてきて雨が日中も降りやすい予想じゃ。北海道の収束線もなんかしてくるからのう。」

生徒 「南下してくるというのは寒気か何かが強まっているのですか?」

アウル教授 「その通りじゃ。太平洋側の低気圧が東へ抜けると、気圧配置としては西高東低となる。さらに、北海道の東には新たな低気圧も発生する予想で、冬型への移行期間が今日に当たると考えてもらいたい。」

図3 朝の予想天気図

生徒 「等圧線が混み合っていますね。全国的に風が強まりそうですね。」

アウル教授 「北風が強まってくる。強風や高波に注意が必要じゃ。この北風によって収束線が南へ下がってくるのじゃ。」

生徒 「朝の時点でもすでに強い冬型のような感じですが、北海道は雨が止むんですか?」

アウル教授 「そうじゃのう。一旦はやんで日中は晴れてくる予想じゃ。冬型になってから日本海側が時雨れるまでは少し時間がかかる、タイムラグがあるということじゃろう。北海道では日本海側が時雨始めるのは今夜からという予想じゃ。」

生徒 「雨はまだにしても風は強まるんですね。気温は低くなりそうですか?」

アウル教授 「北風を直接受ける日本海側ほど気温が上がらず寒い1日となりそうじゃ。北海道では日中でも1桁の冷え込むとなりそうじゃ。平年を5℃近くも下回ることになる。」

生徒 「太平洋側も寒くなるのでしょうか?」

アウル教授 「今回はまだ冬型の移行期間であるということ、それから風向がほぼ北であるということから、意外と太平洋側は気温が上がる。というのもまだ寒気がそこまで流れてきていない上にフェーン現象が起きたり、日中は晴れて日差しも出るためじゃ。ただ、明日以降は寒気の影響も出始め、さらに関東は明日は風向が北西風の曇り空、寒さをもたらす向きとなるので一気に気温が下がる予想じゃ。今日から明日にかけては大きな気温差に十分注意してほしい。この記事ではその日のことを書くことが多いが、今回は気温差がかなり大きくなることを踏まえて明日のことではあるが早めに注意を促したい。」

生徒 「木枯らし1号が今日吹くのではという噂もありますね。」

アウル教授 「木枯らし1号が吹く条件は、冬型で、風が北寄りで風速が8m/s以上ということじゃが、今日は微妙なラインと言えそうじゃ。風速次第かのう。ちなみに春一番と違って木枯らし1号は東京(関東)と大阪(近畿)のみでの発表となる。」

図4 東京の時系列予想


生徒 「東京は1日を通して風向は北寄りですが風速は6〜9m/sの予想で基準ギリギリですかね。」

図5 大阪の時系列予想


生徒 「大阪の方は風速が10m/s以上が予想されており、こちらの方は木枯らし1号の発表があるかもしれませんね。」

アウル教授 「木枯らし1号が吹く吹かないにかかわらず、このような話題が上がったということは風が強まるということでもある。それも北風じゃ。今日は日中の気温としては太平洋側で20℃近くまで上がる予想じゃが、体感的にはかなり寒く感じる可能性がある。風速1m/sで体感が1℃下がるということを使えば、風速8m/sとなれば日中も12℃くらいの体感になるからのう。」

図6 明け方の天気分布予報

生徒 「明け方はまだ曇り空が広がり、雨の降っているところもある予想です。北海道は雪が降っているところもあり、朝にかけて路面凍結に注意が必要です。」

図7 昼前の天気分布予報

生徒 「その後、北海道や太平洋側では晴れ間も出てくる予想ですが日本海側では曇りや雨のぐずついた天気になる予想です。北風も強まり始め、日本海側は気温があまり上がってこない予想です。」

図8 夕方の天気分布予報

生徒 「夕方にかけても日本海側は曇りや雨、太平洋側は晴れるところもあるという感じが続きます。」

図9 夜遅くの天気分布予報

生徒 「夜になると北海道では冬型による広い範囲で雪が降り出す予想です。また、東海など太平洋側には気圧の谷が発生して雨が降るところがある予想です。おかえりが夜になる方は傘を持って行った方がいいかもしれませんね。」

アウル教授 「夜の雨は冷たい雨となろう。弱い雨でも濡れると風邪を引きかねないからのう。」

図10 今日の天気予報

アウル教授 「繰り返しになるが関東は明日はかなり気温が低くなる予想となっておる。そしてそのまま週明けも気温が今週より低めで推移していく予想じゃ。今日のうちに冬用の服などを用意しておくといいかもしれんのう。明後日月曜日は朝、10℃を切る予想にもなっておる。」