■お天気メモ■
・北海道は冬型が強まり、雪が降っているところも。今日もこの冬型が続き平地でも積雪の恐れ。路面の凍結や車のスリップに注意。
・移動性高気圧が東北へ張り出してきたがこの気圧配置は北高型。定番の関東曇り空パターンに。
・関東では気圧の谷の影響で雨が降っているところも。雨自体は次第に南へ下がっていく予想だが、その後も雲が広がりやすく気温が上がらない。寒い一日に。

生徒 「昨日は近畿では木枯らし1号が吹きましたが関東は結局吹きませんでした。」

アウル教授 「関東はそこまで強い風にはならなかったためじゃ。ただ、木枯らし1号が吹かなければ冬にはならないというわけではない。今日は関東はかなり寒い1日となりそうじゃ。」

生徒 「明日がハロウィンですが、今日は仮装する人も多いでしょうね。」

アウル教授 「かなり寒いかもしれんのう。着ぐるみとかはどうかのう?意外と暖かいかもしれん。いずれにせよ今日は暖かい格好で出かけるようにしたい。」

図1 深夜1時の赤外衛星画像

生徒 「いろんな雲が見えますね。」

アウル教授 「まず何よりも言いたいのは、赤い線で囲った雲。これは決して地震雲ではないぞ。鳥取で地震があった時にもあったが、別に珍しい雲ではない。上空のジェット気流に伴って現れる雲じゃ。雲の種類で言えば巻雲というものに属する。ジェット巻雲などと呼ばれる。」

生徒 「雲の色が様々ですがこれはどういう違いがあるのですか?」

アウル教授 「白い雲ほど高度が高い雲、つまり上空高いところの雲ということになる。つまり赤い線で囲った雲はかなり色が白いがこれは上空のジェット気流による雲であることを表しておる。一方で緑の線で囲った雲に注目してみよう。」

生徒 「かなり色としては薄いですがのっぺりと広がっていますね。」

アウル教授 「このような雲は高度の低い雲、地上から見ればどんよりした雲ということになる。雲の種類で言えば層雲とか少し高度が上がると高層雲にあたる。」

生徒 「青い線で囲った部分は冬によく見られる雲ですね。筋状の雲やセル状の雲ですね。」

アウル教授 「これは雲の種類でいうと積雲や層積雲でやはり高度の低い雲じゃ。」

生徒 「これらの雲はどのようにしてできたのですか?特に緑の線で囲った雲は関東を覆っていますね。」

図2 29日夜の天気図

アウル教授 「さて、気圧配置としては北日本は西高東低の冬型じゃ。本州はというとなんとなく西から高気圧が張り出してきているようにも見えるが微妙と言ったような感じかのう。その張り出す場所が重要じゃ。気圧の尾根(等圧線の東への膨らみ)は東北を通っておる。この等圧線に沿うように風の流れを書いてみると青い矢印のように関東は北東寄りの風となる。いわゆる北高型と同じじゃ。」

生徒 「そう言えば昨日も曇り空メインでしたね。これも北高型ですか?」

アウル教授 「昨日はもう少し北風で日差しも届くかと思ったが、千葉県方面で北東風となって湿った空気が入った。ただ、関東全域で北東風になったわけではなく、関東北部方面は北寄りの風で日差しも届いた。関東西部も北寄りであった。山越えによるフェーン現象も起きたためか曇り空ではあったが比較的気温も上がった。しかし今日は関東南部を中心に広く北東風となるのでフェーン現象には期待できず、冷たい風が入ってきてしまうことになる。」

生徒 「それで今日は昨日よりも大きく気温が下がる予想なのですね。そう言えば関東南部は弱い雨が降っていますね。北高型は雲が広がりやすいですがあまり雨が降るという印象はありませんね。」

アウル教授 「そうじゃのう。今回は北高型だけではなく気圧の谷も関東の南にあるために雨雲も発生しておるのじゃ。」

図3 深夜1時の雨雲レーダー

アウル教授 「図2に戻ってオレンジの線を見てみよう。これは北陸から東海へ抜けた季節風の流れじゃ。これと関東に入る北東風が関東の南でぶつかる。ここで気圧の谷、あるいは弱い低気圧が発生して雨雲ができているのじゃ。図2の天気図では若干、東海沖で等圧線が北に盛り上がって気圧の谷であることを表しておる。」

図4 朝の予想天気図

生徒 「今日は高気圧が移動性高気圧になって進んでくるんですね。」

アウル教授 「先ほどの高気圧の張り出し(気圧の尾根)があった東北に向かって高気圧は進んでくる予想じゃ。やはり関東は北高型となっている。しかし、高気圧が東へ進んでくることで若干、東海沖の気圧の谷は南へ下がることになる。これにより関東陸地では雨雲は南へ下がっていく予想じゃ。かと言って晴れるかと言えばやはり北高型なので雲も広がりやすくなってしまう。一方で伊豆諸島はこの下がってきた雨雲がかかるので一日雨が降りやすい予想じゃ。」

生徒 「北日本は今日も冬型が続きそうですね。」

アウル教授 「そうじゃのう。予想天気図を見ても北海道は等圧線間隔が非常に狭く、強風や高波に注意が必要であるとともに、日本海側を中心に雪が降り続いてしまう予想じゃ。平地でも積雪の恐れがあるので路面凍結や交通機関の乱れ、車の運転者はスリップ事故に十分注意してもらいたい。」

図5 東京の時系列予想


生徒 「今日は曇りマークが目立ちます。風も北東寄りで気温もあまり上がってこない予想です。寒そうですね。」

図6 大阪の時系列予想


生徒 「一方で西日本方面、いや、関東以外は比較的晴れ間もあって気温が上がってくる予想です。関東に関しては今日は寒いですが、それ以外の地域はそこまで寒くはない予想です。」

図7 明け方の天気分布予報
生徒 「朝にかけては関東南部などで雨が降る可能性がありますね。すでに気温も下がってきていますので冷たい雨となっています。風邪を引かないようにしたいです。」

図8 昼過ぎの天気分布予報

生徒 「昼過ぎになると千葉県や伊豆諸島では雨が降りやすいですが雨の範囲は少し南へ下がります。ただ、関東南部は曇り空となる予想です。北海道や東北北部日本海側は冬型による曇りや雨や雪となる予想です。そのほかの地域は晴れ間が広がる予想です。」

図9 夜遅くの天気分布予報


生徒 「夜遅くも北海道では雪が残るところがある予想です。また伊豆諸島も雨が残る予想です。関東南部は少しずつ雲はなくなってくる予想ですが一部でまだ曇り空予想です。」

図10 今日の天気予報

アウル教授 「関東南部は昨日より5℃ほど下がる予想じゃ。昨日、Twitter上で行なったアンケートでは回答者全員が、前日より4〜6℃下がると寒さを感じると回答しておる。ということで今日は寒さを感じそうじゃ。また、曇り空メインであるが千葉県などは雨も予想されていることから念のため折りたたみ傘を持っていくことをお勧めしておきたい。」