新年、あけましておめでとうございます。正月3が日も終わり、今日から仕事という方も多いのでしょうか。大学生の私はもう少しお休みです。ごめんなさい。

さて、このブログも全然更新できていませんでしたね。そんな中、昨年も、合格体験記を中心に多くの方に読んでいただき、申し訳なさとありがたさを感じていました。

今年の自分の気象分野の目標は、「空をより楽しむ」ということにしたいと思います。思えば気象予報士になってから、気象資料はたくさんみてきましたし、衛星画像にも親しんできました。上空850hPaで気温〜とか、上空500hPaのトラフが〜とか、そういうことは資格取得時よりもきっとより詳しくなっていると思います。しかし、一番身近であるはずの真の空はあまり馴染んで来なかったように思えます。そのため、雲を見てもこれは〇〇雲とは瞬時には判別できません。

昨年末に気象研の荒木健太郎さんが『雲を愛する技術』という本を出版され、私も早速購入しました。様々な雲を実際の画像付きで詳しく説明された良本です。その本を読むうちにも、雲を見て自分でどういう雲か説明できるようにはなりたい、そう思うようになってきました。

自分の印象ではその本に書かれていた珍しい雲を見かけた記憶というのはほとんどありません。しかし、それは実際に自分が全く巡り会わなかったということではないでしょう。きっと自分の頭の上では幾度となく珍しい雲が現れていたはず。それを自分が気づかなかった。そう思うととてももったいない気がしてきます。

今年は自分の頭の上にある空、雲にもっと敬意を払って、注目していけたらと思います。せめて1日に1回は空を観察する時間を作りたい。そこで、本ブログにおいて、日々の空の写真を上げていきたいと思います。ただし、まだまだ雲に関しては未熟者ですので、珍しい雲を見過ごしてしまうことや、写真に添えるコメントに誤りがあることも多々あるでしょう。少しずつ、自分の雲に関する視野を広げていければと思いますので温かく見守っていただければと思います。ぜひ、これはこういう面白い雲なんだよというのがありましたらコメントでお寄せください。

従来は気象解説として立ち上げたブログですが、今年は日々の雲をメインとしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。