ある社会人の成長日記

ある社会人がつらつらと趣味などを述べるブログです。

2015年

南岸を足早に低気圧が通過 西から雨雲急拡大 (2015年12月23日)

生徒 「今日は天皇誕生日ですね。今年最後の祝日となります。」

アウル教授 「まあ、もうお正月みたいなもので、半分冬休みじゃから、今年最後の祝日と言っても休みが増えた感はないかもしれん。」

生徒 「では、今日はクリスマスイブイブです。」

アウル教授 「正月を迎える前にクリスマスの方が気になっておる方も多いじゃろう。今年はどこでホワイトクリスマスとなるかのう?」

図1 午前6時の地上天気図

アウル教授 「まずは今日の天気から見ていこう。」

生徒 「九州の南に低気圧があって日本の南を進んでいきそうですね。」

アウル教授 「前線があるということはそこで大きく温度差のある空気があるということじゃ。特に前線より南側の空気は水蒸気を多く含んだ暖かい空気になるので前線より南側で湿った空気が入って雨雲が発達する。」

生徒 「ということは、今日は南西諸島では激しい雨のおそれがあるということですね。」

アウル教授 「もちろん、雨が降るのは前線の南だけではない。低気圧があるということでその周辺や、また、低気圧の東側でも湿った南風が入るために低気圧が近づく前から雨が降りやすい。一方で低気圧の西側は北寄りの比較的乾燥した風となるので一気に雨雲は少なくなっていく。」

生徒 「今日に関しては低気圧が接近してくるわけですから雨が降りやすい天気ということですね。」

アウル教授 「今日は九州から関東まで広い範囲で雨が降りそうじゃ。低気圧本体が接近してくると、雨足が強まったり、風が強まったりするので、低気圧接近のタイミングは特に注意が必要になる。」

生徒 「雨雲の広がる時間を教えてください。」

アウル教授 「今夜の天気図で低気圧の位置を確認してみよう。」

図2 今夜の予想天気図(上)とあす夜の予想天気図(下)

生徒 「今夜は四国沖に低気圧が来る予想ですね。」

アウル教授 「この低気圧周辺例えば紀伊半島などでは今夜遅くにかけて雨足が強まることに注意が必要じゃ。天気予報はマークを見ることも大切じゃが、天気予報本文を見ることも大切で、例えば今日の和歌山県の天気はこうなっておる。

"東の風 後 北東の風 海上 では 南東の風 やや強く くもり 夕方 から 雨 所により 夜 雷 を伴う
波 1メートル 後 1.5メートル"


この、夜に雷のおそれがある場合は特に、夜になって雨足が強まる可能性を示唆しておる。というのは、雷を伴うような発達した雲が接近するからじゃ。」

生徒 「なるほど。でも、低気圧が近づく前から雨は広い範囲で降り出してくるのですよね。」

アウル教授 「九州ではすでに降り出しておるが、昼前までには中国四国地方の一部で、昼過ぎには近畿や北陸の一部と、あと伊豆諸島でも降ってきそうじゃ。伊豆諸島は低気圧からは離れておるが、南から湿った空気が入ってくるためじゃ。夕方には東海関東で雨が降ってくる。夜になると東北南部で雨となりそうじゃ。関東では、低気圧からはまだ離れておるが、南からの湿った空気の影響で早くから雨となりそうじゃ。低気圧の進行に沿って西から東へと広がる雨雲の流れと、低気圧東の南風に沿って南からの北へと広がる雨雲の流れの2つがあって、西日本は前者、東日本は後者の流れで雨が降ってきそうじゃ。」

生徒 「低気圧が通過したあとは雨はやんできますか?」

アウル教授 「低気圧の西側では先ほども書いたように天気は回復へと向かう。今夜遅くには早くも九州で、あす朝には四国や中国地方瀬戸内側では雨がやんできそうじゃ。」

生徒 「あす夜はクリスマスイブですが、なんとなく冬型の気圧配置っぽいですよね。」

アウル教授 「ホワイトクリスマスを期待する気持ちはわかるが、残念ながらというところが多そうじゃ。低気圧通過後は冬型となることはなるのじゃが、今夜からあすにかけて低気圧によって南風が入り、暖かい空気に覆われてしまう。あす夜は冬型へと移行し、日本海側を中心に降水となりそうじゃが、暖かい空気が残るために日本海側の降水は雪ではなく雨の予想じゃ。」

図3 午前8時発表の天気予報

アウル教授 「今日はまだ南風が強くなるのは西日本だけじゃから、九州や四国では雨の割に高い気温じゃが、その他の地域は南風はない上、曇りや雨で日差しも少ないので気温は低めでひんやりしそうじゃ。ただ、今夜からあすにかけて低気圧が通過すると南風が入って暖かい空気に覆われるので、あすは各地で気温が上がってきそうじゃ。ただ、この低気圧接近時の雨は落雷や突風、激しい雨となる恐れもあるので注意が必要じゃ。」

(画像は全て気象庁HPより)

絶好の大掃除日和 疲れた身体は柚子風呂で (2015年12月22日)

生徒 「今日は冬至ですね。一年で一番昼の長さが短い1日となりますね。」

アウル教授 「そうじゃのう。活動できる時間は少ないが、今日は全国的に晴れてきて、冬至らしくない気温まで上がってくるので、年末の大掃除などはかどりそうじゃ。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「北日本方面は西高東低の気圧配置で等圧線が混み合っていますね。」

アウル教授 「こちらでは日本海側で雨や雪という典型的な冬空となっているようじゃ。日本海側を中心に風速が10m/sを超えるような地点もあり、あとしばらくは強風にも注意が必要じゃ。しかし、今夜にはこの冬型もなくなってきそうじゃ。」


生徒 「今夜になると全国的に高気圧に覆われるようになるのですね。」

アウル教授 「今日は高気圧がやってくるということでよく晴れそうじゃ。日差しも加わって気温は平年を上回って上がってきそうじゃ。外作業でもしばらく体を動かせば寒さも感じなくなりそうじゃのう。日向ではちょうど良い気候となりそうじゃ。」

生徒 「今年はなかなか寒くなりませんね。」

アウル教授 「毎日天気図を見ているとよくわかるが、ここ数日日ごとに低気圧高気圧が入れ替わるような状況が続いておる。よく春や秋は移動性高気圧が次々通過するため、周期的に天気は変わるというが、それでも2、3日周期じゃ。それに対してここ最近は1日周期くらいで変わっておる。こうなるとなかなか寒気もなんかできないのじゃ。一旦冬型になって寒気が南下し始めても、すぐに緩んでしまうため、また北へ後退り。このためになかなかか寒くならないのじゃ。」

生徒 「でも寒くなる時は寒くなりますよね。」

アウル教授 「そういう時は冬型で寒気が南下した時じゃ。翌日には気温が上がってくることも多い。こうなると日ごとの気温差が大きくなるので体調面では心配事が増えてしまう。」

生徒 「今夜の高気圧もあす夜にはもう東へ抜けて、変わって低気圧や前線がやってくるという予想ですね。」

アウル教授 「あすは再び全国的に雨となってきそうじゃ。もう察しがついておるかもしれんが、あすはまた気温が下がって寒くなりそうじゃ。しかし明後日以降はまた気温が上がってくる予想じゃ。年末にかけても気温が上がったり下がったり、安定しない予想じゃから、まだまだ油断できないのう。」


アウル教授 「北日本の雨マークや雪マークは次第に取れてくる予想じゃ。それよりも強風の方が強く感じるじゃろう。午後以降は奄美方面で雲が多くなり雨が降るおそれがある。この雨があすは西日本から東日本へと広がってくる予想じゃ。今日に関してはよく晴れて気温も上がってくるので外作業もできそうじゃ。」

生徒 「そして今日は冬至。大掃除で疲れた身体はカボチャと柚子風呂で癒したいですね。」

(画像は全て気象庁HPより)

西から雨雲が広がるも関東はまた雨雲の穴 (2015年12月21日)

生徒 「12月も下旬。年賀状はもう作りましたか?」

アウル教授 「おっと、まだじゃ。早く用意せねば。それでは。」

生徒 「ちょっ、ちょっと、、、」

アウル教授 「いやいや、冗談じゃよ。今日は西日本を中心に雨の予想じゃ。こういう雨が降って、大掃除などに向かない日は、暖かい部屋の中で年賀状を書くと良いじゃろう。」

図1 午前6じの地上天気図

生徒 「昨日は広く日本を覆ってくれていた高気圧が東へと抜けましたね。」

アウル教授 「かわって低気圧や気圧の谷が接近してきた。高気圧の西ということで南からの湿った空気が入るために、気圧の谷周辺で雨雲が発生するという状況じゃ。」

生徒 「すでに西日本広い範囲に雨雲がかかっていますが、この後関東方面にも広がってきますか?」

アウル教授 「雨雲は全体的に東へと進んでくるのじゃが、なんと関東付近では雨雲が南北に裂ける予想が出ておる。全国的には雨じゃが、関東は雨が降りにくいという天気が予想されておる。」

生徒 「それはなぜですか?」

アウル教授 「なぜなのかは私も聞きたいところじゃが、思うに、関東周辺の山々で雨雲が遮られるためではないだろうか?また、関東は雨が降りにくいとは言ったが、南部沿岸では、関東を南に迂回する雨雲の一部がかかって雨が降る可能性がある。南部ほど降水確率が高く、30%になっておる。」

図2 今夜の予想天気図(上)と明日夜の予想天気図(下)

生徒 「今夜の天気図になると低気圧は早くも東へと抜けていますね。」

アウル教授 「全国的な雨も夜には止んできそうじゃ。ただ、北陸から北日本にかけて弱い冬型の気圧配置となっておる。日本海側を中心に雨雲が発生するという状況が続きそうじゃ。冬型の雨であるためいつものように落雷や突風など発達した雨雲もできうる。予想では本州の日本海側は内陸では雪のところもあるが、平野部は雨となる予想じゃ。そこまで強い冬型とは言えんじゃろう。」

生徒 「その冬型も明日夜には無くなっていますね。」

アウル教授 「明日夜にはまた次の高気圧で覆われるという、低気圧、高気圧が非常に早い間隔で通過しているのがわかるじゃろう。天気も周期変化じゃ。」

図3 午前7時発表の天気予報

アウル教授 「午後には西日本太平洋側を中心に雨が止んでくる予想じゃ。日本海側は雨が残りそうじゃが、日本海側は弱い冬型のために雨が残りそうじゃが、西日本の雨は日付が変わる頃までには止んでくる予想じゃ。関東は晴れマークも出ておるが、これだけ全国的に雨マークが付いていると、やはり私なら折りたたみの傘くらいは持っていく。雨は降らないにしろ、雲が多いため気温は低め予想じゃ。」

(画像は全て気象庁HPより)

夜は西から雨雲広がる 今週前半は雨がち (2015年12月20日)

生徒 「今朝は各地で昨日の朝以上に気温が下がりましたね。都内でも東京アメダスは氷点下にはなりませんでしたが、すぐ内陸の練馬のアメダスでは氷点下0.1℃まで下がり冬日となりましたね。」

アウル教授 「今朝は冬型が緩んでおったが、日本列島は移動性高気圧に覆われて、風が弱く晴れている状況となった。非常に強い放射冷却が効いたものと思われる。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「日本列島を覆っている高気圧は小さめですね。」

アウル教授 「そうじゃのう。そのため今日は広く覆ってくれるが、明日は高気圧は東へと抜けてきてしまいそうじゃ。」

生徒 「かわって朝鮮半島付近には低気圧が見えてきましたね。」

アウル教授 「この低気圧の影響もあって、今夜からは九州、中国、四国で雨降ってくる予想となっておる。」

図2 今夜の予想天気図(上)と明日夜の予想天気図(下)

生徒 「明日夜には低気圧は早くも東の海上まで進んでいますね。」

アウル教授 「今回の低気圧による雨は今夜から明日までとなりそうで、明後日は一旦天気は回復してきそうじゃ。」

生徒 「明日夜は弱い冬型の気圧配置にも見えますね。」

アウル教授 「等圧線間隔をみると、西日本で特に広くなっておるから、気圧配置としては西高東低じゃが、寒気がなんかしてくるような冬型とは言えないじゃろう。気温がぐっと下がるようなこともなさそうじゃ。ただ、北海道を始め北日本は、やはり冬型と言えるかもしれん。明日より明後日の方が気温が低くなっておるうえ、東北北部日本海側では、明日は雨じゃが明後日は雪となっておる。」

図3 午前9時発表の天気予報

アウル教授 「今日日中に関しては穏やかに晴れてきそうじゃ。関東で晴れる割に気温が上がってこないのがやや疑問じゃが。夜には西日本で雨の降る地域も出てきそうじゃ。おかえりが遅い方は傘が必要になるかもしれん。」

(画像は全て気象庁HPより)

冬型から秋型へ 気温は次第に上昇傾向 (2015年12月19日)

生徒 「12月もいよいよ後半にさしかかろうとしていますね。」

アウル教授 「大掃除に年賀状作成と新年を迎える準備で忙しい日がやってきそうじゃのう。気温の変化も大きな年末となりそうじゃから、暖かい日を選んで年越し準備を進めていこう。」

図1 午前6時の地上天気図

生徒 「気温のジェットコースターはもう下まで下りきったようですね。」

アウル教授 「おそらく今朝が一番冷え込んだのではないだろうか。天気図をみると西日本方面から等圧線が傾き始めておる。」

生徒 「大陸の高気圧が今度は移動性高気圧としてやってくる兆候ですね。」

アウル教授 「西日本方面は等圧線間隔も広がってきておるので寒気がこれ以上南下してくることはなく、この後は寒気が抜けていくのを待つばかりじゃ。」

生徒 「一方で東日本や北日本の等圧線はまだ縦に立っていますね。」

アウル教授 「東日本の冬型が緩むのは時間の問題じゃろう。まだ風が強い状況が今日は続くがこれも次第に弱まってくる。今夜には東日本の冬型も冬型が緩む予想じゃ。」

図2 今夜の予想天気図(上)と明日夜の予想天気図(下)

アウル教授 「一方で北日本に関しては、今夜にかけても等圧線が混み合っていて、北風が強いためまだ寒気に覆われ続ける予想じゃ。強風、落雷、風雪などに注意が必要じゃ。」

生徒 「西日本や東日本は気温が上がってくるということですね。」

アウル教授 「今日はまだ寒気の影響が残るために気温は低めじゃが、明日明後日と日に日に気温が上がってきそうじゃ。高気圧は足早に日本の東へ抜けるが、抜けた後は南風が入るようになるためじゃ。高気圧が抜けた後の来週前半は南風で気温が高くなるが、低気圧も通過するために雨がちとなる予想じゃ。そして低気圧が抜けた来週後半は再び冬型となって寒くなりそうじゃ。」

生徒 「気温変動が大きいですね。来週後半の寒さはクリスマス寒波となりそうですね。」

アウル教授 「日ごとの気温差が大きいのは暖冬の傾向でもある。体調管理など十分な対策が必要じゃ。クリスマス寒波といえばホワイトクリスマスがどこまで楽しめるかが気になるところ。雨の降る予想が出ている地域では、気温が下がれば雪が期待できるじゃろう。」

生徒 「今後部屋の大掃除や庭周りなどの掃除はいつやればいいでしょうか?」

アウル教授 「現時点での週間予報をもとにすると、太平洋側各地は来週火曜日がベストじゃろう。来週前半は雨がちであるが、火曜に関しては晴れて、その上気温も高めという予想じゃ。一方で北陸以北の日本海側では来週水曜日が穴場となりそうじゃ。いずれの地域もこの機会を逃してしまうとクリスマス寒波に突入してしまうのでとても貴重な日となりそうじゃ。」

図3 午前9時発表の天気予報

アウル教授 「今はまだ冬型が弱まり始めてすぐのために日本海側は雲が多い状況じゃが、西日本から東日本にかけて日本海側も雲が取れてくる予想じゃ。気温は平年より1、2℃高いという予想じゃが、時期が時期なので寒いことには変わりないじゃろう。凍えるような寒さとは言えないという意味での暖かさかのう。」


(画像は全て気象庁HPより)
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