3年目気象予報士の成長日記

ある大学生気象予報士が、日々の天気を通じて学んでいくブログです。 気象庁発表の天気予報の解析、解説を行っています。

2016年

日々の天気を会話形式でわかりやすく解説することに努めています。
おかしな点、良い点、など賛否両論コメント大歓迎です。

※発表された予報に関する責任は負いません。

コメント表示されたくないメッセージは直接以下のメールアドレス宛に送っていただければ対応いたします。
ashiyakko.tenkikkoあっとgmail.com
"あっと"は@に変えてください。

今日もお出かけ日和。暖かい日差しを有効活用。(2016年11月13日)


■お天気メモ■
・北日本は低気圧が素早く通過。北海道西部は午前中にかけて、北海道東部は昼前から昼過ぎにかけて、東北北部日本海側は昼前から夜にかけて雨が降りやすい。南風メインで雪の範囲は内陸限定予想。
・西日本から東日本は今日も高気圧に覆われて日中は晴れて小春日和に。
・夜は西日本方面から高気圧が抜け、湿った空気が入りやすくなるので雲が広がりやすい。念のための傘があると安心かも。 

生徒 「昨日の東京はポカポカ陽気でした。お出かけには最高でしたね。」

アウル教授 「しばらく寒さが続いた分、暖かさが心地よかったのう。今日もそんな気持ち良い天気が続きそうじゃ。今週末は絶好のお出かけ日和となったのう。」

図1 12日夜の天気図

生徒 「本州は移動性高気圧に覆われていますね。」

アウル教授 「昨日から覆ってくれている移動性高気圧、今日日中まではなんとか頑張ってくれそうじゃ。そのため西日本から東日本にかけて広く晴れて気温が上がってきそうじゃ。」

図2 深夜1時の赤外衛星画像

生徒 「衛星画像では西日本方面や関東南部は雲がかかっているんですね。」

アウル教授 「上空の弱い弱い気圧の谷の影響で朝までは雲がやや広がりやすい予想じゃが、その後日中は日差しも届いてくるという予想じゃ。空に雲がどれくらい出るかはわからんが、晴れマークとなっていることだし、日差しは期待できる。」

生徒 「むしろ、空の面白い雲で楽しめるかもしれませんね。外に出る際は是非上も向いて欲しいです。」

図3 深夜1時の雨雲レーダー

生徒 「北海道日本海側には弱い雨雲がかかってきましたね。」

アウル教授 「北海道には天気図を見ると低気圧が西から近づいてくる予想じゃ。この低気圧は速度が早くなんと65km/hとなっておる。昨日の記事では40〜50km/hくらいかなと書いたが、それでもかなり早いほどだと解説したがそれを上回る速さとなっておる。一気に近づいて一気に遠ざかっていくので、天気の変化も早い。北海道は今日だけで雨が降り始めから降り終わりまで流れていくという予想じゃ。」

図4 天気分布予報

生徒 「北海道は雪の範囲は狭く雨がメインですね。」

アウル教授 「低気圧の主に東側で雨が降りやすいが、そこは南からの風が吹いているため気温が高い状態で雨が降る。したがって内陸部や標高に高いところは雪となる可能性があるが、そのほかの地域は広く雨となる予想じゃ。すでに雪が積もっている場所では路面状況が悪くなる可能性があるので外出の際は普段の雨以上に転ばないよう注意しなければならないかもしれんのう。」

生徒「天気分布予報を見ていると北海道西部は午後には雨が上がってくる予想ですね。」

アウル教授 「そうじゃのう。北海道東部も夕方には雨が上がってくる予想じゃ。降っておる時間帯としては短い。東北北部もやや影響を受ける予想で、こちらは夜の始め頃まで所により雨が降る予想じゃ。」

生徒 「夜遅くになると北日本は雨がやんできますが変わって西日本や東日本は曇ってきて、九州では雨が降り出すところがあるという予想ですね。」

アウル教授 「移動性高気圧は夜には抜けてきてしまうので、今度は南からの湿った空気が入りやすくなる。南風なので明日にかけて気温が大きく下がるというような予想はないが、西から天気は下り坂傾向にあると言える。西日本ほど夜遅くは念のための傘があると安心かもしれんのう。」

図5 札幌の時系列予想


生徒 「札幌は午前中は雨が降る予想ですが長続きはしない予想ですね。」

アウル教授 「風向予想を見ると午前9時を境に風が南風から北風へと変わる予想でこのタイミングで低気圧が通過するものと考えられる。低気圧通過後は今回は特に冬型になるわけではないので天気は回復へと向かう。ただ、やはり少し気温は下がってはくる予想じゃ。」

図6 東京の時系列予想


生徒 「東京は日中はよく晴れて気温もぐんぐん上がってくる予想です。お出かけ日和ですね。」

図7 長崎の時系列予想


生徒 「長崎は高気圧から抜けるのが比較的早く、日中も雲が広がりやすい予想です。夜天気分布予報を見るように夜遅くは西から雨雲が近づいてくる予想です。」

図8 今日の天気予報

アウル教授 「西日本は夜ほど雲が広がりやすいが日中はまだ日差しが出るところも多いという予想で、晴れのち曇りというマークが目立つ。晴れる地域はこの晴れを有効に利用したいのう。」

穏やかな晴れに期待。気温差で風邪をひかないように。(2016年11月12日)


■お天気メモ■
・北海道は低気圧通過の影響で雨や雪となっている。南風のために沿岸部は雨中心。
・北海道東部を中心に午前中までこの雨や雪は残る予想。その後は低気圧が抜けて雨は一旦やむ。
・西日本から東日本は移動性高気圧に覆われて穏やかな晴れ予想。まさしく小春日和。昨日はかなり冷え込んだ関東もホッと一息つけそう。
・北日本には次の低気圧が速度を上げて夜には近づく予想。このため夜遅くからは北海道で再び西から雨に。 気温がやや高めなので雨がメイン。

生徒 「お久しぶりです。前回の記事から少し日にちが経ってしまいました。6日ぶりです。今週はかなり忙しい日々を送っていまして記事を書く時間がありませんでした。ようやく週末。今週は寒い一週間でしたが今日はようやく落ち着けそうです。」

図1 11日夜の天気図

アウル教授 「昨日は関東は特に冷たい1日となった。関東の南岸を低気圧が通過した形で、いわゆる南岸低気圧に似たような気圧配置、寒気がぐっと引き込まれたのじゃのう。まだ雪が降るような気温にはなっておらんが、こういう低気圧は急に寒さをもたらすので注意が必要じゃのう。さて、今日は一転、西から移動性高気圧が進んできたぞ。」

生徒 「今日は気温が上がってきそうですね。週末としては申し分のない晴れマークもついています。」

アウル教授 「昨日との気温差が大きい分、余計に暖かく感じるかもしれん。ただ、身体にとってはかなり負担がかかっているかもしれんのう。思っている以上に気温差は体の調子を崩しやすいので、夜は身体をいたわってゆっくり入浴するとか、栄養のあるものを食べるとか、夜は十分睡眠をとるとかして風邪をひかないように気をつけたい。」

生徒 「これから年末に向かうにつれ忙しくなる方も多いでしょうね。体調を崩すと仕事などにも差し支えが出るかもしれませんので体調管理は十分気をつけて欲しいですね。」

図2 深夜0時の雨雲レーダー

アウル教授 「さて、西日本や東日本は高気圧に覆われてきたが、北日本はまだ雨雲が残っているという状況じゃ。それもそのはず。天気図を見るとちょうど北日本を低気圧が通過している最中じゃ。これが抜ければ天気は回復するが、これが抜けるまでの午前中は雨が降りやすい予想じゃ。」

生徒 「降るのは雨ですか?」

アウル教授 「主に低気圧の東側で雨雲が見られるが、この部分は南風が入る場所なので、比較的気温は高めじゃ。ということで沿岸部では雨がメインとなる予想じゃ。内陸部はやはりそうはいうものの気温が低いので雪となって積雪量が増える恐れがある。」

図3 今後の予想天気図

生徒 「夜まで高気圧に覆われそうですね。」

アウル教授 「今日いっぱいは西日本から東日本は晴れるところが多い予想じゃ。ただ、高気圧はそれほど大きくはないし、移動していくので明日は西から高気圧が抜けてきてしまうので今日よりは雲が広がりやすくなる予想じゃ。そして明後日はまた西から天気が下り坂という周期変化をする。」

生徒 「北日本はずっと低気圧が居座るのでしょうか?」

アウル教授 「いいや、ここは注意して欲しいところじゃが、今日朝の予想天気図に北日本にある1016hPaの低気圧と、明日朝の予想天気図の北日本にある1020hPaの低気圧は別物じゃ。今日朝にある低気圧は明日はもう東へ抜けておる。では明日朝にある低気圧は何かと言うと今日朝の時点では朝鮮半島の西に予想されているものじゃ。この低気圧が一気に東へ進んでくるよそうなのじゃ。」

生徒 「かなり早いですね。パッと計算すると40〜50km/hくらいでしょうか。まあ、速度はどうでもいいですが、こうなると一旦低気圧が抜けて天気が回復してもまたすぐに次の崩れがやってくるということですね。」

アウル教授 「そうじゃのう。明日はまた北海道は雨の予想じゃ。今度もまず南風から入ってくるので明日(日曜日)と明後日(月曜日)は雨予想じゃが、明々後日(火曜日)は低気圧が抜けて冬型になるので雪予想となっておる。」

図4 札幌の時系列予想


生徒 「札幌は朝9時ごろまでは雨が予想されています。その後は天気は回復し、午後は晴れ間も出てくる予想ですが、夜は少し降水確率が上がってくる予想です。」

図5 東京の時系列予想


生徒 「東京は日中は晴れ間が広がる予想で降水確率は0%です。今日日中は雨の心配もなく、また、気温も平年並みまで上がってくる予想なのでお出かけ日和と言えそうです。紅葉など楽しんで見てはいかがでしょう。」

図6 天気分布予報


生徒 「日中は広く晴れそうですが、朝は東日本、夜は西日本で少し雲が広がる予想ですが、降水確率は西日本〜東日本のほとんどのところで0%です。」

図7 今日の天気予報

アウル教授 「西日本から東日本は気持ちのいい天気マークが並んだのう。札幌も雪マークではなく雨マークとなっていて、今日は寒気は後退していることが見て取れる。」

北日本は日中も気温が上がらず真冬並みの寒さ続く。太平洋側はお出かけ日和。(2016年11月6日)


■お天気メモ■
・北日本を低気圧が通過中。北日本を中心に雨や雪となっている。朝にかけて積雪量が増す恐れも。路面凍結などに注意。
・低気圧が太平洋側に抜けた後は一時的に強い冬型となる。等圧線が混み合ってくるため全国的に風が強まる。強風に注意。
・北日本には強い寒気が流れ込んでくるため平年を大きく下回る寒さに。一日、暖かい格好で。
・日本海側は西日本まで雨や曇りとなりやすく、気温も低い。太平洋側は晴れて、フェーン現象も加わり気温は上がる予想。 

生徒 「太平洋側各地は昨日からお出かけ日和となっています。文化祭などの季節ですね。また、紅葉も少しずつ楽しめるようになってきました。今週末は天気も良く、お出かけされる方も多いでしょうね。」

アウル教授 「そうじゃのう。朝は寒いかもしれんが日中は過ごしやすい天気となっておる。今日もそんな天気が続きそうで、お出かけ日和じゃ。一方で北日本はこたつにこもっていたいような寒さとなりそうじゃ。」

図1 5日夜の天気図

生徒 「北日本は昨日から低気圧と前線により、雨や雪となっています。北海道は昨日でも積雪が増えたところがありますね。まだ雪は降り続いていますので今後さらに積雪が増える可能性も十分にあり、路面凍結や慣れない雪道での事故に気をつけて欲しいですね。毎年のこととはいえ、夏場は雪はないですから。」

アウル教授 「想像はつくかもしれんが、低気圧が過ぎた後はその後ろに高気圧が控えておって、ここから寒気が吹き出しておる。この寒気が北日本に流れ込んでくることになる。」

図2 今後の予想天気図

生徒 「ひゃー。一気に高気圧が南に下がってくるんですね。」

アウル教授 「等圧線も混み合っておるからのう。全国的にも風が強まる恐れがある。特に北日本はより狭い。この強風こそが寒気を南へ引き摺り下ろしてくるのじゃ。」

生徒 「日本海側の地域も今日は曇りや雨と言ったあまり良くない天気ですね。」

アウル教授 「日本海側の地域は今日は風が北寄りとなっている間は天気が崩れやすい。いずれ、高気圧は北日本方面へ進んでくるのじゃがそうなると風は東寄りに変わってくる。こうなると海からの風でなくなるので雨は降りにくくなるというわけじゃ。ということで日本海側は風の変化に今日は注目して見ると天気の変化がわかるかもしれんのう。」

生徒 「東北に高気圧が張り出すのは良くないですね。関東でも風の向きが変わってくるのでしょうか。」

アウル教授 「そうじゃのう。午前中は北風がメインじゃが午後からは北東寄りとなってしまう。関東の北東風は嫌な感じじゃのう。」

生徒 「関東は北風では気温が下がらないのですか?今日は北風にもかかわらず20℃越えの予想です。」

アウル教授 「関東は北の方に山がある。まあ、これは太平洋側は広く言えることじゃがのう。このために北風が吹いてもフェーン現象が起きて気温が上がってくれることが多い。関東ではむしろ、山などがない北東の風とかの方が気温が上がらないのじゃ。今日も午後以降は次第に北東風になるので少しずつ雲も出てきて、夜は気温がぐっと下がってくる予想じゃ。また寒暖差が大きくなりそうじゃのう。」

図3 札幌の時系列予想


生徒 「札幌は午前中までは雪が降りやすい予想です。その後は雪は止むかもしれませんが、北東風は強い状態が続く予想で強風への注意が必要です。この強風によって寒気が入ってくるので気温はほとんど上がらない、むしろ日中にかけて下がってくるほどの予想です。最高気温2℃は平年を8℃も下回る気温です。」

図4 東京の時系列予想


生徒 「東京は午前中を中心に良く晴れそうです。午後からは雲が出る時間帯が予想されているものの、降水確率は10%と低くなっています。午前中は北風ですがフェーン現象のために気温が上がってきます。しかし午後からは北西風となるので気温がぐっと下がってくる可能性があります。夜は暖かいもので身体を温めましょう。」

図5 今日の天気分布予報


生徒 「朝にかけてはまだ低気圧による雨や雪が北日本で残る予想です。西日本から東日本日本海側の雨は昼過ぎにかけて残る予想です。その後も曇りやすい予想となっています。太平洋側はよく晴れる予想です。」

図6 今日の天気予報

アウル教授 「いつまでもこのようないい天気が続いてくれればいいが、そううまくは進んでくれない。関東も週間予報を見ると、目を疑うような気温となる予想も出ておる。」

図7 週間予報

アウル教授 「10日木曜日は東京で最低気温4℃、宇都宮で1℃と今季一番の冷え込みになる予想が出ておる。また月曜以降、関東は最高気温も15℃に届かない日が目立ってくるので今のうちに覚悟(?)して寒さ対策をしておこう。」

乾いた空気は風邪の元。うがい手洗いの励行をそろそろ。(2016年11月5日)


■お天気メモ■
・西日本から東日本を2つの高気圧が通過中。広い範囲で晴れている。
・朝にかけては放射冷却が効き、広い範囲で1桁の冷え込みに。
・2つの高気圧の間に当たる関東南部から伊豆諸島は弱い弱い気圧の谷。伊豆諸島は昼過ぎまで曇りや雨、関東南部一部地域も午前中はやや曇り空となる予想も。その後は晴れてくる。
・この曇りの気温への影響はあまりなく、朝は寒いが日中は20℃を超えてくる予想。寒暖差に注意。
・北日本は低気圧と前線が近づいている。前線の北側は非常に冷たい空気が入っていて、北海道でも季節外れの寒さに。
・この影響で北海道は日中広い範囲で雪となる予想。夕方までの24時間降雪量予想は最大で25cm。交通障害やスリップ事故に十分注意を。雪は夜まで続き、以降も降る予想。
・東北北部は南風が入るため比較的暖かな雨に。雨は夜まで続き、以降も降る予想。

生徒 「昨日は青空が広がった東京。日中も比較的暖かな1日でした。朝は寒いですけどね。空気も乾いてきましたね。風邪が流行ってきそうな気候になってきました。」

アウル教授 「外から帰ったときは手洗いうがいを忘れずにするようにしたい。また、不用意に外ではものに触れないということも大切じゃろう。電車のつり革や手すりはあまり触りたくない季節じゃのう。寝るときも大切じゃ。濡れたタオルをかけたり、マスクをするなどして喉を寝ている間に乾燥させないようにしていきたい。あまりの湿度が下がっているようなら加湿器も検討してみてはいかがじゃろうか。」

生徒 「うわー、言われるとやることが増えてきますね。」

アウル教授 「日中はまだ暖かいので今のうちに冬の支度も進めておきたい。そろそろストーブや暖房の準備もしている人が多くなってきたのではなかろうか。冬物のコートなどもすぐに着られるよう用意しておきたい。」

図1 午前0時の赤外衛星画像

生徒 「東日本から西は雲がほとんどなく、広く晴れの領域となっていますね。」

アウル教授 「そうじゃのう。今日明日明後日くらいまでは広い範囲で晴れる予想じゃ。ただ、明後日月曜日は関東は気温が低い晴れなので、週末とは少し違う天気じゃ。その中でも一番晴れるのが今日という予想じゃ。」

図2 4日夜の天気図

生徒 「西日本から東日本は高気圧に覆われていますが思っていたほど大きな高気圧ではありませんね。」

アウル教授 「ただ、高気圧の移動速度が特に九州にある方の高気圧が遅いので今日明日はこの高気圧の影響で暖かな晴れとなる予想じゃ。」

生徒 「高気圧が2つあるということはその間は気圧の谷になるのではないでしょうか。」

アウル教授 「そうじゃのう。東日本は弱い気圧の谷ともいえるが、弱い。関東南部では午前中にかけてやや雲が広がり、伊豆諸島では昼過ぎにかけて曇りや雨となる予想ではあるがその後は晴れてくる予想じゃ。大きな天気の崩れは予想されていない。」

生徒 「北日本の西には低気圧が近づいてきていますね。」

アウル教授 「すでに北日本は高気圧の縁を回る湿った空気の影響で一部で雨が降っているところがあるが、今日はこの低気圧接近でさらに雨が広い範囲で降ってくることになる。北日本は今日はお出かけ日和にはなってくれなさそうじゃ。」

図3 深夜0時の雨雲レーダー

図4 今後の予想天気図

生徒 「低気圧は津軽海峡付近を通過していく予想ですね。」

アウル教授 「前線は温度差のある空気の境であるということを今まで何度か述べてきたが、今回もそうで、冷たい冬の空気と秋の空気の境に低気圧と前線が進む。これにより北海道は冬の空気、東北北部は秋の空気ということになる。特に冬の空気はかなり強く、北海道は札幌でも日中5℃を下回るような寒気となっておる。北海道は今日は広い範囲で雨ではなく雪となる予想じゃ。最大で25cmの新たな積雪の恐れがあるので、北海道ではスリップ事故や交通機関の乱れ、歩行中の転倒など外出の際は十分注意してもらいたい。一方で東北北部は南寄りの風が入って気温が上がるので、やや暖かな雨となりそうじゃ。」

図5 今日の天気分布予報


生徒 「朝降り出した雨や雪は夜まで続いてしまう予想です。北海道はかなり寒い1日になりそうですね。夜は暖かいご飯で身体を温めてください。」

図6 札幌の時系列予想


アウル教授 「北海道は日中も気温が上がらず5℃にも届かない可能性がある。」

図7 東京の時系列予想


アウル教授 「一方で東京は日差しが出て気温が上がってきそうじゃ。」

図8 北海道地方気象情報

アウル教授 「さて、昨日こんな発表が出た。少し先のことじゃが北海道では8日から9日にかけて荒れた天気になる可能性があるということ。場合によっては猛吹雪になる可能性もあるということじゃ。今後の情報に注意するようにしたい。」

図9 今日の天気予報

アウル教授 「朝と夜の気温差が10℃以上のところもある。東京も名古屋も大阪も福岡もそうじゃ。気温に応じて調整できる服装を選ぼう。」

暖かい服装、暖かい飲み物が欲しい関東(2016年11月2日)


■お天気メモ■
・大陸の高気圧が東北地方に張り出す形となってきた。気圧配置的には北高型。
・北日本は、高気圧接近も、その北側は冬型が続き、大陸からは非常に強い寒気も入ってくるので気温は平年を5℃近く下回り日中も1桁の冷え込みに。曇りや雨、雪も降りやすい。
・関東は北寄りの風でこちらも気温上がらず、平年を大きく下回る気温に。風向き次第で雲の量は変わり、気温も変動の恐れあり。
・東海から西の太平洋側や北陸は比較的晴れる時間帯も多く、平年並みの気温に。
・山陰沖には気圧の谷があって、 低気圧が朝までに発生予想。低気圧に近い山陰付近は雲が広がりやすい。

生徒 「昨日は朝から冷たい雨でしたが午後には止んで日差しも出ました。雲も綺麗でしたね。気温としては予想されていた気温までは上がりませんでしたが、それでも日中は上着を1枚脱ぐくらいでちょうどいいという感じでした。」

アウル教授 「この時期は1日の中でも気温差が大きくなることもあるので着脱が容易な服装がいいのう。と言いながら、今日の関東は、ほとんど気温が上がってこない予想じゃ。朝から暖かい服装をしよう。」

図1 1日夜の天気図

図2 深夜0時の雨雲レーダー

生徒 「大陸からは高気圧が張り出してきました。昨日雨を降らせた前線も東へ離れ、雨雲はこの時間あまりありません。」

アウル教授 「そうじゃのう。若干冬型も緩んでいる、相方の低気圧が目立たないために、日本海側も雨があまり降っていない。強いて言えば北海道の内陸部と、後は湿った空気が陸地に対して垂直に入っている新潟県周辺は少しだけ雨雲が見られるかのう。」

生徒 「いずれも弱い雨雲ですね。このあと高気圧が張り出して来ればこの雨雲も消えて晴れていくでしょうか。」

アウル教授 「高気圧は東北方面に張り出してくるため新潟県は朝ごろには雨は止んでくる予想じゃ。その後は北陸は晴れてくる予想じゃ。一方で高気圧が張り出してきてもその北側にあたる東北北部や北海道は引き続き北西よりの風が入るために曇りや雨、雪となってしまう。さらに、昨日あたりから言っておるように大陸の高気圧はかなり強い寒気を持っていて、その寒気も入ってくるので気温も低くなってしまいそうじゃ。北日本は平年より5℃近くも低い予想が今日も続く。」

図3 今後の予想天気図

生徒 「太平洋側の地域はどうでしょうか。」

アウル教授 「朝の予想天気図を見ると東北地方に高気圧が張り出し北高型の気圧配置に見える。この気圧配置の時は風がどう吹くかで気温や天気が大きく変わる厄介なものじゃ。今日は弱い北風と予想されてはいるが、場所によっては北東寄りの風にもなる予想で、この結果、雲たり晴れたりという感じの予想じゃ。東京の天気マークは曇り一時晴れなので、どちらかというと曇り優勢の予想となっておる。その分日差しは少なく、気温もあまり上がってこない予想じゃ。平年を5℃以上下回る予想じゃ。」

図4 東京の時系列予想


生徒 「日中は気温がほぼ横ばいですね。」

アウル教授 「朝から気温が上がらないので日中も暖かい服装で。それからこのあとじゃが明日朝にかけては高気圧は東へ抜けるが、東日本全域が弱い気圧の谷となってくる。この影響で夜は曇り、沿岸部では雨が予想されているところもある。夜遅くになる方は傘が必要になるかもしれないということは一応頭に入れておこう。」

生徒 「西日本方面はどうでしょう。」

アウル教授 「西日本太平洋側に関しては比較的日差しも出て気温も平年並み、夜も気圧の谷にはほとんど入らないのでこちらはこの時期らしい天気となりそうじゃのう。」

生徒 「図3を見ていると山陰沖には低気圧が発生する予想ですね。」

アウル教授 「山陰沖には昨日から気圧の谷があって、図1でもオレンジの線で書き入れたが、この部分で朝には低気圧が発生する予想じゃ。この低気圧の影響で夜にかけて山陰など西日本日本海側は雲が広がったり弱い雨の可能性が予想されておる。その後この低気圧はやや発達しながら明日朝には秋田沖まで進む予想じゃが、低気圧発達に伴い日本海側を中心に強風や高波にも注意が必要じゃ。」

図5 今日の天気分布予報


生徒 「日中は北日本と山陰では曇りや雨、夜は東日本方面で雲が多く、静岡県周辺など一部雨も予想されています。」

図6 深夜0時の衛星画像

アウル教授 「今日は衛星画像を楽しんで見てみよう。まずオレンジで囲った部分(朝鮮半島の南)には、渦を巻いたような雲が縦に5個ぐらい、それも左右交互に並んでいるのが見える。これはカルマン渦と呼ばれる、冬場には比較的現れやすい雲じゃ。すでにこの部分にも冬が迫っているということを表しているとも言える。そして朝鮮半島の東、日本海西部にある緑で囲った雲は気圧の谷による雲で、これがまとまって朝までに低気圧が発生する予想じゃ。日本海中部(能登半島沖)などは比較的雲の少ない領域があってここは高気圧の張り出し部分、そして、その北側には冬に見られる筋状の雲があるのがわかる。太平洋側にある白めの雲の帯(水色で囲った部分)は上空ジェット気流による雲じゃ。地震雲ではない。この上空ジェット気流の位置を昨日の記事のと比較して見ると南へ下がったことがわかる。つまり北の寒気が強まっているということでもある。このように衛星画像からでも様々なことがわかるのじゃ。」

図7 今日の天気予報

アウル教授 「東日本と北日本は今日は気温が低い。西日本は平年並みという予想じゃ。東日本、北日本にお住いの方は特に風邪をひかないように、夜は暖かいものでも、そして暖かい風呂に入って、暖かくしてお休みください。」
livedoor プロフィール
最新コメント
ブログランキング参加中

ブログランキングならblogram


人気ブログランキングへ