ある社会人の成長日記

ある社会人がつらつらと趣味などを述べるブログです。

2分で見る今日の天気

今ひとつ晴れ間が期待できない日曜日。雨、降るかな?(2016年10月23日)


■お天気メモ■
・北日本は上空の気圧の谷の影響で雲が広がり、雨となっているところも。今日も上空の気圧の谷による雲が広がりやすい。
・さらに地上付近は冬型となってくるため午後からは日本海側を中心に雨や雪となってくる予想。今日明日は平年を大きく下回る気温に。
・西日本から東日本は前線の北側にあたり上空の雲が広がっていて、西日本太平洋側では雨が降っているところも。今日はこの雲がかかるかどうか微妙なラインのところが多い。
・前線や低気圧が近い九州南部や奄美、四国では発達した雨雲が通過する可能性がある。 台風22号由来の非常に湿った空気が入る。
・大陸からの高気圧の張り出しが今ひとつで関東などは湿った空気が入りやすい。 午後以降風向きが関東で北東に変わってくる予想で、夕方以降は雲が広がりやすくなる予想。ただ、これも高気圧の張り出し具合で左右される。

生徒 「昨日は雲に一日覆われ日差しはほぼありませんでした。気温も予想より4、5℃も低くなりました。」

アウル教授 「そうじゃのう。日中は南寄りの風になるという予想であったが、ずっと北寄りのままで、日差しもなく、ほとんど気温が上がらないまま一日が終わってしまった。個人的にはそこまで寒いという感じではなかったのじゃが、中には肌寒く感じた方もいたじゃろうのう。」

生徒 「今日は暖かくなりますか?」

アウル教授 「微妙じゃのう。天気予報としては今日はかなり予想が難しいのではないかと思っておる。」

図1 深夜1時の赤外衛生画像

アウル教授 「赤いラインで書いた部分が雲の境の目安となっておる。なんとも微妙な位置で関東南部はこの雲がギリギリかかっているという感じかのう。昨日から太平洋沖に前線が発生しておるが、この前線の位置がこれまたなんとも言えない位置なので雨雲はあまり北上しないものの雲がかかってしまうという微妙な位置にあるのじゃ。」

図2 22日夜の天気図

図3 深夜1時の雨雲レーダー

生徒 「雨雲としては紀伊半島南部と九州の西にある感じですね。」

アウル教授 「昨日の予想は九州と四国に雨が降りやすく本州は雨の確率が低いというものであったが、瀬戸内や紀伊半島南部では少し雨雲がかかって雨が降ったようじゃ。このように若干の南北方向の変化で雨がぱらついたりする可能性があるために予想が難しいのじゃ。」

生徒 「大陸にある前線上の低気圧は元台風22号ですよね。」

アウル教授 「よく気づいたのう。台風22号は一時900hPaまで発達したあと、フィリピンを襲った台風じゃ。これが中国大陸に上陸し温帯低気圧へと変わったあと、前線上の低気圧になっておるのじゃ。つまり元は熱帯由来の湿った空気の塊じゃ。これが今日は九州へと接近してくる予想じゃ。すると当然、雨が強く降る可能性がある。場合によっては大雨となる可能性もあるので雨の降り方には十分注意してもらいたい。」

生徒 「昨日は北海道も雨が降っていましたが止んできたようですね。」

アウル教授 「北海道上空は気圧の谷があってこれによる雨が昨日は降った。この時間、雨は範囲が狭まっているがまだ雲は広がっておる。このあと午前中は日差しが届く可能性もあるというような予想じゃが、その後は今度は冬型となってくるので日本海側を中心に午後からは雨や雪となってくる予想じゃ。」

図4 朝の予想天気図

生徒 「大陸から高気圧が張り出してくるのですね。それで北日本は冬型になると。」

アウル教授 「この張り出し具合がまた微妙じゃのう。北日本は冬型になってくるので寒気が入ってくることになる。気温は日中あまり上がらず1桁にとどまってしまいそうじゃ。これは平年を大きく下回る気温じゃ。この寒さは明日にかけても続く予想なので今日明日は暖かくして過ごしたい。この寒さでまた雪となるところも出てくる予想じゃ。明日朝は路面凍結などに注意が必要になってくるところが出てくるじゃろうのう。」

生徒 「関東の天気が微妙ということですね。」

アウル教授 「そうじゃのう。矢印で書いたように高気圧を回るように風が吹く。しかし関東は風の向き一つで大きく天気が変わってしまう。北寄りなら寒いが、山越えで比較的天気はいいことが多い一方で、北東寄りになるだけで湿った空気が入り雲が広がりやすくなってしまう。そして今日はその、北風か北東風かが決めにくいのじゃ。高気圧の張り出し具合が今ひとつじゃからのう。そういうわけで今日の天気予報は難しい。」

図5 東京の時系列予想


アウル教授 「さて、気象庁の予想では風は北のち北東で、午前中はまだ晴れる予想も、午後からは曇り予想となっておる。ただ、この北東に変わるタイミングによっては晴れる時間帯が長くも短くもなる可能性があるので、それによって気温も左右され、なかなかに難しい。今日のアドバイスとしては晴れて暖かくなっても、逆に曇って肌寒くなっても対応できるようにしておくといいかもしれんのう。」

生徒 「まさかのどっちにも対応できるように、悪く言えばどっちつかずのアドバイスですね。」

図6 鳥取の時系列予想


アウル教授 「今日も鳥取の時系列予想も見てみよう。今日は風が強く吹く可能性がある。これは鳥取に限ったことではなく、西日本に特に言えることじゃ。というのも大陸から高気圧が東日本方面に張り出し(今ひとつの張り出しではあるがのう)、九州南部には低気圧が近づいてくるということでその間に当たる西日本は等圧線の間隔が狭くなるためじゃ。強風に注意が必要じゃ。さらに鳥取では午後に雨が予想されておる。これは弱い冬型による時雨と考えよう。南の低気圧による雨とは別じゃ。」

図6 もういちど朝の予想天気図

生徒 「今度は日本海側を吹く風を書き込みましたね。北東寄りの風ですね。」

アウル教授 「冬型といえば等圧線が南北に走って、風はもっと北寄りの風であるから、その意味では今回は北東風でそれほど強い冬型ではないが、日本海側は海からの風ということでやや湿ったものとなる。その意味では冬型の時と同じ雨の降り方じゃのう。」

図7 朝の天気分布予報と雨量予想

生徒 「九州南部や奄美では雨が強く降る可能性があります。同時に落雷や突風にも注意が必要です。そのほかの地域、晴れたり曇ったりですが西日本から東日本は曇り空の範囲が目立ちます。」

図8 昼過ぎの天気分布予報と雨量予想

生徒 「昼過ぎも九州南部や奄美、四国は雨が降りやすく強い雨となる可能性があります。北陸や山陰など日本海側も時雨による雨が予想されていますが雨量としては少ないので降っても弱い雨の予想です。ただ、鳥取県の被災地では雨が降る前にブルーシートなどをかける作業は終えておきたいですね。そのほかの地域もやはり曇ったり晴れたり予想です。北海道は日本海側で雨や雪が降り出してくる予想です。」

図9 今夜の天気分布予報と雨量予想

生徒 「引き続き西日本から東日本は雲が多めの予想です。九州南部の雨はやや弱まって範囲も狭くなる予想です。一方で北海道の雨や雪の範囲は広がり、気温が下がって雪となってくるところも出てくるのか、雪エリアが目立ちます。」

図10 今日の天気予報

アウル教授 「とまあ、このような予想が出ているわけじゃが、今日は前線による雲、張り出してくる高気圧による雲、これがどちらも微妙な場所に位置するため、少しの予想とのズレで雲がかかってしまったり逆に晴れるという可能性があると考えておくといいかもしれんのう。その天気次第で気温も変動する可能性があるのでお出かけする際はまずは最新の天気予報を確認すること、そしてある程度気温が外れても対応できるような服装にしておくといいかもしれんのう。最後に傘じゃが、微妙な時は持って行こう。」

雲が多い土曜日。傘は使いたくないけど…(2016年10月22日)


■お天気メモ■
・北日本は冬型が少し緩まってきたが、等圧線間隔は比較的狭く、引き続き強風や高波に注意。
・北日本は午前中にかけては雲がとれて晴れるところが多いものの、午後からは上空の気圧の谷により雲が広がり雨が降り出すところも。
・高気圧が日本海側から太平洋側に東日本を通って南東方向に通過。 朝にかけて東日本は晴れて放射冷却が効きそう。朝は気温がやや低め予想。
・日中は高気圧が早くも太平洋側に抜け、東日本は南寄りの湿った風が入る。このため雲が広がりやすいが雨となる確率は低い。
・九州の西から太平洋側にかけて前線が伸び、前線付近は活発な雨雲が見られる。九州と四国は今日は雨が降りやすく、雨量が多くなる可能性も。西日本は前線北側の雲が広がるが、本州までは雨雲は広がりにくい予想。 

生徒 「地震は本当にどこで起こるかわかりませんね。昨日の鳥取県を震源とする地震は、ここ十数年は大きな地震がなかった地域で突然起きたものでした。最近地震がないから安全という考えは全く愚かな考えであることを思わせる地震となりましたね。」

アウル教授 「そうじゃのう。地震はまだまだ気象以上に未知の分野であるから、根拠のない考えは危険じゃのう。」

生徒 「その点、気象はある程度は確立された分野ですね。ツイッター上などでは昨日の衛星画像で地震雲が書かれているなどというものも見られましたが、あの雲は気象学的に説明できる雲で、地震雲ではありませんね。」

図1 昨日昼過ぎの衛星画像

アウル教授 「ちなみにオレンジで囲った雲じゃがこれは上空のジェット気流周辺でよく見られるトランスバースラインと呼ばれる雲じゃ。ちょうど晴れと曇りの境にできるので、地上から見るとまるで空が真っ二つに分かれているように見えることがあるからか、地震雲信者が飛びつくことが多いがのう。もしこれが地震雲ならそもそも震源とずれているし、こんな大きな地震雲ならその発信源がどこか全くわからない。ちなみに、ここ数日子のオレンジの雲が動いていないというような話もあったが、それは上空のジェット気流の位置があまり変化しなかったからであって、昨日から今日にかけてはゆっくり北上していっていることもわかるぞ。」

図2 深夜1時の赤外衛星画像

アウル教授 「さて、ここからは今日の天気を見ていこう。」

生徒 「東日本や北日本は雲は少なめですね。夜は晴れているようです。」

アウル教授 「夜晴れるというのはこの時期はあまり嬉しいことではないのう。放射冷却が起きてしまう。東日本や北日本は今日の朝はひんやりするかもしれんのう。風邪を引かないようにしよう。」

生徒 「西日本方面は比較的雲が多いですか。」

アウル教授 「そうじゃのう。こちらは西から雲に覆われてきた。朝は放射冷却はあまり聞かない予想じゃ。」

図3 21日夜の天気図

生徒 「雲があるところには前線が発生したようですね。」

アウル教授 「西日本方面は雲に覆われているがその中でもオレンジで囲った九州の西の部分には真っ白に移った塊が見られる。これは非常に発達した積乱雲であることを表しておる。天気図を見ると前線が北に盛り上がったところじゃ。秋雨の時期によく書いたことじゃが、前線は北に盛り上がった部分で雨が強く降りやすい。前線上に低気圧が発生するのもこのような盛り上がり部分であることが多いので、前線が北へ盛り上がっているときはそこに低気圧があると思ってもいいほどじゃ。」

図4 深夜1時の雨雲レーダー

生徒 「九州には雨雲がかかってきて雨が降っているようですね。」

アウル教授 「衛星画像で雲がかかっているところすべてが雨が降っているわけではない。前線の北側に広がる上空の雲もあって、単に曇り空というところも多い。しかしやはり前線に近い九州や四国は今日は雨が降りやすい予想じゃ。特に全体的に西から東へと雲が動いていくので、九州南部はこれからあの発達した雲が接近してくる可能性があり、雨が強まる恐れがある。九州南部や四国方面は雨の降り方に注意したい一日じゃ。今夜までに九州南部で200mm、奄美で100mmの雨が予想されておる。」

生徒 「西日本は広く雨になるのでしょうか。」

アウル教授 「今回は陸地にはそこまで雨は広がらない予想じゃ。というのもいつもは太平洋沿岸に沿って低気圧が進んでいくことが多いが今回は真東に動いていく感じで、列島からは東へ行くほど離れるためじゃ。前線や低気圧の北側に広がる雲はかかるので雲が多い空にはなるが、雨にまではなりにくいというのが本州の今日の天気予想じゃ。一方で九州や四国はやはり雨が降りやすい。」

生徒 「東日本はまだまだ前線から遠いですし、晴れ間が期待できそうですか?」

アウル教授 「そうでもない。東日本は一見、前線から遠く今日も晴れそうな気もするが予想では晴れの時間はそれほど長くない予想じゃ。それはこの後の天気図を見ると理由が見えてくる。」

図5 朝の予想天気図

生徒 「日本海にあった高気圧が朝にはもう太平洋にあるんですね。」

アウル教授 「夜のうちに北陸から関東を通過して南の海上へ抜けてしまう。このため夜は高気圧に覆われて晴れるので先ほど話したように放射冷却が東日本は起きるのじゃが、朝になると早くも高気圧が抜けて、そうなると高気圧の縁を回る湿った空気が入りやすくなってくる。このために雲が広がりやすい予想じゃ。ただ、やはり前線からは離れているので雨にはこちらもなりにくい予想じゃ。伊豆諸島などは雨が降るかもしれんがのう。」

生徒 「北日本は冬型が少し緩まってきたでしょうか。雨雲雪雲はほとんどなくなりましたね。」

アウル教授 「高気圧が本州を通過中ということで西高東低の気圧配置はやや緩んでおる。が、まだ北海道の北では西高東低の冬型が続いており、この影響で等圧線がやや混み合った感じじゃ。もうしばらく強風や高波に注意が必要じゃ。冬型が緩まると晴れてくると思うかもしれんが確かに午前中にかけては晴れやすいが、図2に書いたように北日本の西の大陸上には雲が広がってきておる。これは上空の気圧の谷による雲で、午後からはこれが北日本にかかってくるので雲が広がりやすく、雨が降ってくるところも出てくる予想じゃ。こちらでは午後以降を中心に傘が必要になってくるかもしれないのでお出かけの際は傘を忘れずに持っていきたい。」

図6 東京の時系列予想


生徒 「東京は雲が多い予想ですね。午前中などはまだ晴れも予想されていますが、午後からは特に曇りマークが並んでしまいました。しかし南風が入ってくるということもあり、気温がそこまで低いというわけではなく、むしろ平年を少し上回る気温に日中はなる予想です。」

図7 鳥取の時系列予想


生徒 「昨日大きな揺れに見舞われた鳥取、今日は太平洋沖に伸びる前線の北側の雲がかかるために雲が広がりやすいですが雨にまではなりにくい予想です。降水確率は一日を通して10%以下です。早速後かたずけやボランティアに訪れる方もいらっしゃるかもしれませんが比較的動きやすい一日と言えるかもしれませんね。」

図8 朝の天気分布予報と雨量予想

生徒 「朝は九州南部を中心に雨量が多めで雨の降り方に注意が必要です。九州北部や四国でも雨が降りやすい予想です。西日本から東日本は雲が広がりやすく、東北は比較的晴れる範囲が広い予想です。」

図9 昼過ぎの天気分布予報と雨量予想

生徒 「昼過ぎも九州南部を中心に雨が強く降る可能性があります。他に九州北部や四国、伊豆諸島で雨が降る予想です。また、上空の気圧の谷の影響で北海道でも雨が降り出すところが出てくる予想です。本州は雲が多めの予想です。」

図10 夜の天気分布予報と雨量予想

生徒 「夜になっても九州や四国は雨が降りやすい予想で結局、一日雨が降りやすいということになりました。北海道や東北北部も雨の範囲がやや拡大する予想です。これかの地域は傘を持って出かけたいですね。」

図11 今日の天気予報

アウル教授 「雨が予想されているところでは雨が降っていなくても傘を持っていきたいが、それ以外の地域は雲が広がるものの雨は降りにくいというところも多く、折り畳み傘があれば安心じゃが、出かける際に忘れたとしてもそこまで心配するような天気でもなさそうじゃのう。日中は平年並みかそれ以上に気温が上がってくるので過ごしやすい気温といえば過ごしやすそうじゃのう。」

北海道は雪の朝。初雪が初積雪の可能性も。(2016年10月21日)


■お天気メモ■
・北海道では冬型の気圧配置が強まり、雪となって積雪しているところも。札幌市内でも積雪中。
・朝にかけて北海道では路面の凍結、交通機関の乱れに注意。車の運転ではスリップに注意。
・北海道の雪は昼過ぎにはほぼ止んでくるよそうだが、今日いっぱいは等圧線が非常に混み合っているので、暴風や高波に警戒。
・西日本上空に気圧の谷による雲が広がっている。今日は晴れ予想も上空の雲にしだいで日差しが遮られる可能性も。
・東日本は現在晴れているものの、上空の雲しだいで日差しが遮られる可能性も。 
・九州南部や奄美は高気圧を回る湿った空気が入るため、曇りや雨の一日に。 

生徒 「一昨日、昨日と解説記事はお休みにしましたが今日は書いていきたいと思います。たった2日書かなかっただけなのに、日本の天気、特に北日本は季節がぐっと進みましたね。まさかの北海道で降雪、さらには積雪中です。それも札幌市内という大都市でもです。」

図1 深夜1時のアメダス積雪深

アウル教授 「昨日北海道から東北を寒冷前線が通過して、一気に冬の空気が入ったようじゃのう。今までにも何度か冬型にはなったが、その中で一番強い冬型となっておる。札幌で深夜1時時点で2cmの積雪。たった2cm、北海道の人なら問題ないと思うかもしれんが、やはりしばらく雪を見ていなかった方にとっては恐らく雪慣れの感が飛んでしまっているじゃろう。今日朝は外を歩くにしても車を運転するにしても滑らないよう細心の注意を払っていただきたい。また、今後雪がさらに降り続いて積雪が増えれば交通機関に乱れが生じる可能性もある。朝の通勤通学時間帯は交通情報をチェックしたいところじゃ。」

生徒 「一方で東京は昨日は快晴となりました。気温も高く、半袖という方も多かったですね。」

アウル教授 「ここ数日は比較的暖かい日が多く、昨日は汗ばむくらいに気温が上がったところもあった。しかし、昨日の北日本の寒冷前線通過とともに寒気が入ってきていて、その影響を東日本でも受けることになりそうじゃ。今の時点で晴れているので朝は放射冷却をある程度受けて、ひんやりしそうじゃ。また、日中もここ数日に比べれば下がり、昨日との差はかなり大きくなる可能性もあるので、服装を十分気をつけて出かけたい。そして気温の底は明日朝となる予想で、明日朝はかなり冷え込む可能性がある。」

図2 深夜0時の赤外衛星画像

生徒 「東日本方面は昨日は青空が広がった一方で衛星画像を見ると西日本方面は雲がかかっていますね。この雲、数日前からずっと西日本にかかっていますが何の雲なんでしょう。」

アウル教授 「天気図を見ても特別低気圧などがあるわけではない。これは上空の高いところにある雲じゃ。なぜできたのかというと上空の気圧の谷があるためじゃ。この雲、日差しを完全には遮らないようで、昨日も西日本各地、日差しはあった。ただ、1時間全て日差しが届くかというとそうでもなく、雲が多いなと感じるような空かのう。」

生徒 「この雲は関東などにもかかってくるのでしょうか。」

アウル教授 「今までの動きを見ると少しずつ東へ進んできているのでかかってくる可能性はある。昨日は本当に雲ひとつないようなまるで夏のような空であったが、今日は少し雲が広がった秋っぽい空を個人的には期待しておる。ちなみに東京の降水確率は0%と上空の雲が広がったとしても雨は降らない予想じゃ。」

図3 朝の予想天気図

生徒 「高気圧が大陸から本州へ張り出してきていますね。」

アウル教授 「北海道を見るとすごい等圧線の混み具合じゃ。非常に強い冬型と言える。これほど狭い等圧線ならば当然風への警戒も必要じゃ。雪に関しては午後になるとほとんどのところで止む予想じゃが、風に関してはしばらく強い状態が残る予想で少なくとも今日いっぱいは暴風や高波に警戒が必要じゃ。」

図4 深夜1時のアメダス風向風速

生徒 「北海道は全体的に東〜北東風が強まっていますね。風速が10m/sを超えるところも何箇所か見られます。」

アウル教授 「さて、今回は本州に向かって西日本、東日本に向かって高気圧が北から張り出してくれるので北高型のような関東で雲が多いということにはならない予想じゃ。しかし、やはり高気圧を回っては湿った空気が流れておる。この湿った空気、今日は九州から奄美に入ってくる予想じゃ。したがって九州や奄美は曇りや雨の一日となってしまう予想じゃ。こちらではお出かけの際は傘を持って行っておきたい。」

図5 札幌の時系列予想


生徒 「札幌はひとまず未明までは雪が降って積雪が増える可能性があります。その後は雪は止んでくる予想ですが引き続き風が強い予想です。」

図6 東京の時系列予想


アウル教授 「東京は日中は日差しが出る予想も気温はあまり上がらない予想でもある。東京の最高気温は22℃予想じゃが、時系列を見ていると20℃を切るのではと思わせるほどじゃ。」

図7 鹿児島の時系列予想


生徒 「鹿児島は昼前から夜まで雨が予想されていますね。また朝も盤も雲が多い予想で日差しはあまり期待できませんね。」

図8 明け方の天気分布予報と雨量予想

アウル教授 「北海道は雪が予想されているところがある。そのほか東北の日本海側もところにより時雨れる予想じゃ。関東は朝から晴れて放射冷却が効きそうじゃ。一方で西日本は上空の雲に覆われて朝から曇り空予想じゃ。」

図9 昼過ぎの天気分布予報と雨量予想

生徒 「昼過ぎになると北海道の雪はほとんど止む予想です。東日本ほど晴れが予想されていて、逆に九州南部や奄美では雨の予想じゃ。」

図10 夜遅くの天気分布予報と雨量予想

生徒 「夜遅くになると九州は広く雨が予想されています。そのほかの地域は晴れているところが目立ちます。」

図11 今日の天気予報

アウル教授 「北海道は日中も一桁の予想がある。朝の冷え込みはより晴れている東日本ほど放射冷却が強くおきて最低気温が低い予想じゃ。」

日中は関東と北陸で曇りや雨が続き、そのほかの地域は天気回復へ。(2016年10月18日)


■お天気メモ■
・関東沖に低気圧が進んできた。 今日は午前中にかけてこの低気圧のために関東南部や伊豆諸島では激しい雨や雷、突風のおそれがある。
・北陸から東北南部上空は上空の気圧の谷による雨雲が発生している。ゆっくり南下していくので東北南部は朝には雨は上がってくる予想だが、北陸は夜まで雨が残る予想。
・北海道は朝にかけて寒冷前線が通過する予想。 こちらも通過時に雨に注意。北海道は風の強まりにも注意。寒冷前線通過後日中は寒気が入ってくるため夕方以降は気温がぐっと下がってくる。
・日中は東北に向けて高気圧が張り出してくるので、広い範囲では晴れてくるが、北高型気圧配置のために関東は湿った空気が入りやすく、曇り空の一日に。 

生徒 「昨夜は三宅島に一時土砂災害警戒情報が発表されるなど、雨足が強まりました。」

アウル教授 「日付が変わっても関東南部を中心に雨雲がかかっておる状況じゃ。この雨雲は関東の南を進んでいる低気圧によるものじゃ。」

図1 深夜0時の雨雲レーダー

図2 17日夜の天気図

生徒 「関東南部の雨雲は発達したものも見られますね。」

アウル教授 「この低気圧、今日朝にかけて関東付近にあるため、関東南部や伊豆諸島を中心に朝にかけて激しい雨や落雷、突風に注意が必要じゃ。その後は低気圧は離れていく。」

生徒 「東北日本海側から山陰沖にかけて日本海には雨雲が見られますね。」

アウル教授 「まばらなようにも見えるがよく見ると細いライン状に分布しておるのがわかる。衛星画像から判断すると上空の気圧の谷による雲であると思われる。降ってもそこまで強い雨は降らさない。この上空の気圧の谷、日中は少し南下する予想で、東北地方はこの雨雲はかからなくなる予想じゃ。雨は朝までと考えて良さそうじゃ。一方で北陸地方はその後も夜にかけて雨がパラつく可能性がある。降っても弱い雨じゃが、これにより北陸は今日はあまり天気は良くない。」

生徒 「北海道は寒冷前線が通過する予想ですね。」

アウル教授 「普段の寒冷前線通過のような発達した雨雲はあまり見られないが、ちらほら雨雲は見られる。寒冷前線は朝にはもう北海道を通過しきっているというスピードで通過する予想なので雨も朝までという予想じゃ。寒冷前線通過後は寒気が入ってくるので気温が夕方以降ぐっと下がってくることには注意が必要じゃ。明日朝はまた冷え込む予想じゃ。さらに、北海道は日中、等圧線がやや混んで、風が強まる可能性もある。」

生徒 「今日は北陸は日中天気が悪いということでしたが、予想天気図では高気圧が西から張り出してくる予想でもあります。そのほかの地域は晴れと考えて良いのでしょうか。」

図3 今後の予想天気図

アウル教授 「そう考えたいが、ある地域だけは残念ながら晴れてはくれないところがある。それは関東じゃ。明日朝の予想天気図を見ると確かに日本海に高気圧がやってきていて、晴れそうな気もするが、関東は青い矢印で書いたように湿った空気が北東方向から入る、いわゆる北高型の気圧配置となるのじゃ。ここ最近、よくこの気圧配置になるのう。このために、関東では、朝までは低気圧による雨が降りやすいが、その後は雨は止んでも雲が広がりやすい一日となってしまうのじゃ。そのほかの地域に関しては天気は回復して日差しが届いてくる予想じゃ。」

図4 札幌の時系列予想


生徒 「話が逆転しますが、札幌は午後以降、かなり勢いよく気温が下がってくる予想で、夜には10℃を下回る予想です。これは寒気が入ってくるためで朝より夜の方が寒いので、おかえりが夜遅くになる方は服装に注意する必要があります。」

図5 東京の時系列予想


生徒 「そして東京は、一日を通して曇り空の予想です。明け方は雨も予想されています。」

アウル教授 「この北高型の気圧配置となると気温は上がりにくいことが多いのじゃが、珍しく今日は気温は上がってくる予想なのには驚いた。朝は放射冷却はなく、最低気温は高くなる。」

図6 明け方の天気分布予報と雨量予想

生徒 「明け方は関東や東北日本海側、北陸で雨が予想されています。関東方面はやや雨量が多い予想もありますので降り方には少し注意が必要ですね。」

アウル教授 「朝の時点ではまだ曇り空というところも多い予想で今日も放射冷却による冷え込みはほとんどない予想じゃ。朝から暖かな一日が始まりそうじゃのう。」

図7 昼過ぎの天気分布予報と雨量予想

生徒 「昼過ぎ、関東や北陸は曇りや雨の予想ですが、降っても弱い雨に予想です。ただ、それでも曇り空で日差しは少ない予想です。一方でそのほかの地域は晴れてくるところが多い予想です。」

図8 夜遅くの天気分布予報と雨量予想

生徒 「夜遅くにかけても関東はやはり曇り空予想で、結局一日を通して関東は曇り空ということがわかりました。」

図9 今日の天気予報

アウル教授 「今日は北陸、東北日本海側、北海道、関東に傘マークがついたが、いずれも日中は降っても弱い雨で曇り空メインという予想であった。ただ、曇り空メインの地域は折りたたみの傘くらいは持っておきたい。時よりパラっときてもおかしくはないからのう。降水確率は関東で20〜30%、北陸は午前中50%、午後10〜20%くらいじゃ。」

ポイントは仮想寒冷前線、って何?(2016年10月17日)


■お天気メモ■
・高気圧は東へ抜け、変わって気圧の谷が本州に進んできた。
・日本海に低気圧が進むため、日本海の低気圧より東の地域では湿った空気が入りやすく、雨が降りやすい。特に太平洋側では激しい雨に注意。
・低気圧の西側になると湿った空気は少なくなり天気は回復へ向かう。 
・予想天気図では前線は書かれていないが日本海の低気圧からは前線のようにライン状の雨雲が発生する可能性あり。このようなライン状の雨雲通過時は特に雨の降り方に注意するとともにらくらい、突風にも注意。
・北海道は今夜から明日にかけて別の低気圧からのびる寒冷前線が通過する予想。 

生徒 「一昨日と一転、昨日は雲が増えてきて午後はどんよりした雲に覆われてしまいました。」

アウル教授 「そうじゃのう。午後からも日差しは多少出たがやはり雲が多くなってきたという印象じゃった。今日は西から雨雲が広がってくる予想じゃ。ただ、長続きはしない雨で明日はまた高気圧に覆われてくる予想なので、1日だけ雨でも我慢しよう。」

生徒 「夜に雲に覆われるということは放射冷却はあまり起きなさそうですね。」

アウル教授 「そうじゃのう。今日朝は昨日や一昨日のように冷え込むところは少なそうじゃのう。東京も最低気温は16℃予想で平年並みじゃ。」

図1 深夜0時の雨雲レーダー

生徒 「西日本を中心にまとまった雨雲がかかっていますね。中国地方から九州北部にかけてや四国太平洋側では発達した雨雲がかかって強い雨が降っているところもあるようですね。」

アウル教授 「なんとなく中国地方から九州北部にかけて雨雲がライン状になっているようにも見える。天気図では前線などは描かれていないがもしかするとここには寒冷前線があるかもしれんのう。一方で四国の方は湿った空気によるものじゃろう。以下、本当は寒冷前線は書かれていないので仮想寒冷前線と呼ぶことにしよう。」

生徒 「久しぶりに出てきました、仮想寒冷前線。」

図2 16日夜の天気図

アウル教授 「気圧配置としては、昨日までの移動性高気圧が東へ抜け、その縁を回る湿った空気が本州に入るようになってきたこと。そして日本海には低気圧が進んできたこと。これにより雨雲が発生しやすい状況となっておる。今日は日本海に低気圧が進んでくる予想じゃが、予想では前線などは伴わない予想じゃ。それにもかかわらずかなり強い雨雲の発生が起きておる。ということでやはり仮想的な寒冷前線が存在するのではないかと思い至った次第じゃ。」

図3 昨夜11時30分起点の降水短時間予報

生徒 「これは気象庁が発表している6時間先までの1時間ごとの雨量予想図ですね。朝4時半から5時半、つまり朝5時前後には近畿から四国東部にかけて雨量が多い予想になっていますね。」

アウル教授 「その雨量が多い場所、赤くなっている場所はなんとなくライン状に南に伸びているように思える。ちなみにこの時間帯、低気圧は山陰沖に予想されておる。ということでやはりこの雨量予想からも仮想寒冷前線が存在することになりそうじゃ。そしてこの仮想寒冷前線が東へ移動していくことになる。」

生徒 「寒冷前線通過時は雨が強まりそうですね。ただ、どうして気象庁は前線を書いていないのでしょうか。」

アウル教授 「そもそも前線とは温度の異なる空気の境のことを表す。この仮想寒冷前線付近は温度差という観点ではあまり温度差がないのじゃ。寒冷前線は通過すると気温が下がってくることが知られているが、それは寒冷前線が温度差のある空気の境に引かれているからじゃ。しかし、今回の仮想寒冷前線、温度差はほとんどないので前線が通過したからといって気温が下がってくるわけではない。ではなんなのかというと風がぶつかっているいわば収束線にすぎないのじゃ。だから気象庁が寒冷前線を引いていないということに間違いはない。しかし、雨雲の分布を説明するためにはこのように仮想寒冷前線を定義した方がわかりやすいじゃろう。」

生徒 「なるほど。上のながたらしい説明を読むのが面倒な人のためにまとめると、温度差に注目したのが本来の前線、雨雲分布に注目したのが仮想寒冷前線ということですね。」

アウル教授 「簡単にいうとそうじゃな。」

図4 朝の予想天気図

アウル教授 「ではもう少し踏み込んで考えてみよう。雨雲のライン(収束線、仮想寒冷前線)では北寄りの風と南寄りの風が吹いているので温度差ができそうなものじゃがそこに温度差が生じなかったのはなぜじゃろうか。」

生徒 「うーん、わかりません。」

アウル教授 「私の考えではこのような状況雨を生み出しているのにはさらに北にある低気圧と前線が影響していると思われる。図4を見てみよう。北海道にはもう一つ別の低気圧が近づいてきておる。こちらにはしっかりと寒冷前線と温暖前線が書かれておるのう。」

生徒 「ということはここでは温度差があるということですよね。」

アウル教授 「そうじゃ。逆に言えばこの寒冷前線によって北の寒気がブロックされているとも言える。この前線を境に冬の空気と、秋本番の空気が分けられておるのじゃ。一方で日本の東に移った高気圧の縁を回るように本州には湿った南風が入ってくるがこれは秋の初めくらいの空気かのう。こうして両方とも秋らしい、あまり温度差のない空気同士が日本海の低気圧の南でぶつかっているので温度差はあまりないが、雨雲はできるという状態が生み出されておるのじゃ。」

生徒 「なるほど、日本海の低気圧だけでなくさらにその一つ北の低気圧も関係しているという考え方ですね。」

アウル教授 「さて、これで仮想寒冷前線がどのようにできているのか、そしてその性質は理解いただけたかな。この仮想寒冷前線は低気圧とともに東へ進んでいくわけじゃが、日本海の低気圧、まっすぐ東へ進んでくれればいいものを、日本海沿岸に沿うようにして東日本日本海側をやや北上していく予想なのじゃ。すると、西日本方面は順調に仮想寒冷前線が東へ進んでいってくれるが東日本に達するころには仮想寒冷前線の東への動きが遅くなる。ということで西日本は比較的早くに天気は回復へ向かうのじゃが、東日本は夜まで雨が残るところがあるという予想でやや回復が遅れてしまうということになりそうじゃ。」

図5 今夜の予想天気図

生徒 「同じ速度を持っていても単に東へ進む時よりも北東方向に北寄りの速度成分を持っている方が東へ進む速度は遅くなるということですね。」

アウル教授 「そのような観点から今日の天気分布予報を見てみよう。」

図6 明け方の天気分布予報と雨量予想

生徒 「朝は西日本から東日本の広い範囲で雨が予想されていますね。今日の通勤通学時間帯は傘が必要になりそうですね。」

アウル教授 「特に緑で囲った部分は雨量が多い予想になっておるがこれは先ほど見た降水短時間予報(図3)を反映しているものと思われる。近畿地方を中心に朝は雨が強まる恐れがある。また関東も朝から弱い雨の可能性がある。仮想寒冷前線が通過する前でも南風が入ると弱いながらも雨が降りやすくなるためじゃ。」

図7 昼過ぎの天気分布予報と雨量予想

生徒 「昼過ぎになると近畿より西の地域は雨が上がっているんですね。強い雨の範囲が東海関東に移動してくる予想ですね。」

アウル教授 「昼前後は特に関東南部を中心に本降りの雨となる可能性がある。湿った空気によって北日本も弱い雨が予想されておるのう。仮想寒冷前線が通過した地域は天気は回復するが、普段の寒冷前線のように気温がぐっと下がるというようなことはない予想じゃ。」

図8 夜遅くの天気分布予報と雨量予想

生徒 「千葉県など関東南部では夜遅くにかけても雨が残る予想ですね。」

アウル教授 「この時間帯は津軽海峡付近に低気圧があって、南に仮想寒冷前線が伸びるという感じで東北や関東は曇りや雨が夜にかけて続いてしまいそうじゃ。天気の回復が遅れる。また、低気圧本体の雨雲がかかる北海道太平洋側も雨が降る予想じゃ。」

生徒 「そう言えば図5の今夜の予想天気図では北海道の西に寒冷前線がやってきていますね。」

アウル教授 「北海道は今夜から明日にかけて寒冷前線が近づいてくる予想じゃが、かすめる程度という感じでこれによる雨などは特に予想はされていない。ただ、寒冷前線通過後はこちらは気温差のある空気が入ってくるので明日朝は北日本ではまた冷えが戻ってくることになる。」

図9 東京の時系列予想


アウル教授 「さて、風の向きを見て驚くかもしれない。あれだけ湿った南風が入るといっておきながら風の予想は北なのじゃ。ただ、北風といっても微弱で、地上は弱い北風になっても少し上空に行けば南風となってそこで湿った空気が入ってくるということじゃ。いわゆる海陸風が吹いていると思えばいいレベルである。また、仮想寒冷前線の通過によってもほとんど気温は変化せず、今日は1日を通して気温差の小さい人なる予想じゃ。気温のグラフは見事に一直線。四捨五入しているので完全に同じ値というわけではないが朝も昼も夜も同じような気温予想じゃ。」


アウル教授 「今日は朝の冷え込みがあまりないので暖かな朝を迎えそうじゃのう。西日本は朝から20℃近くある予想で、午後から天気が回復するということもあってさらに気温が上がり高知はなんと29℃と真夏日一歩手前予想じゃ。西日本方面、傘の置き忘れに要注意じゃ。」
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