3年目気象予報士の成長日記

ある大学生気象予報士が、日々の天気を通じて学んでいくブログです。 気象庁発表の天気予報の解析、解説を行っています。

季節感

日々の天気を会話形式でわかりやすく解説することに努めています。
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※発表された予報に関する責任は負いません。

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沖縄で梅雨明け(2015年6月11日)

先ほど、気象庁は沖縄地方で梅雨明けの発表をしました。例年の梅雨明けは6月23日ですから、12日も早い梅雨明けです。今年は梅雨入りも遅く、結局沖縄の梅雨は23日間ということでかなり短いものでした。しかし、降水量は平年とそれほど違わなかったようです。このことからも、集中的な大雨が多かったということがわかります。
今日は九州でも災害級の大雨となっています。今年の梅雨の特徴は、短期間に大雨という傾向が見られます。
結局エルニーニョの影響は何処へやらということにはなりますが、これについてはもう少し様子を見てみないとわかりませんね。

東海と関東甲信で梅雨入り(2015年6月8日)

今日は東海と関東甲信で梅雨入り発表がありました。平年と同じ梅雨入りです。
関東はまだ雨が降っていませんが、今後前線が北上し、明日にかけて雨が降る予想です。すでに空気が湿っているのか、今日は蒸し暑いです。
残りは北陸と東北になりましたが、いよいよ日本は梅雨シーズンですね。道端では色とりどりのあじさい。空は暗い季節ですが、地面は綺麗ですよ。
ちなみにあじさいは色とりどりですが、これは土の酸性度合いによるとか。こういうことを利用してあじさいアートなんてのを作る方もいるのでしょう。
この時期しか楽しめないこと、楽しみましょう。

各地で予想を大きく下回り春の気温(2015年6月5日)

今日6月5日、皆さんの季節感は何ですか?
梅雨?初夏?盛夏?
え、春???
そう、今日は春並みの気温に戻った地域もあります。
今朝の記事では今日は過ごしやすい気温と書きましたが、それを超えて肌寒くなってしまった地域があります。
現在午後3時半。一日の最高気温をこの時間までの最高気温とするのはいささか問題があるかもしれません。しかし、多くの人にとってたとえ暖かい気温が朝に観測されても昼過ぎの気温が低ければ寒かったと感じるでしょう。重要なのは数値上の最高気温ではなく、概ね正午から15時までの気温と言えるのではないでしょうか。
ということでこの時間の各地の気温を見てみましょう。

図1  午後3時の気温分布
濃い黄色が20〜25℃、薄い黄色が15〜20℃です。沖縄を除いて広い範囲で25℃以下ということがわかります。特に西日本は薄い黄色の20℃以下の地域が広がっています。
では、初めの予想はどうだったのでしょうか?

図2  午前8時発表の気温予想
これは、今朝8時に気象庁が発表したもので、今日の「2分で見る今日の天気」にも載せました。これによると、東京では26℃の夏日予想、大阪や名古屋も夏日一歩手前、その他の地域も広い範囲で20℃以上が予想されていました。今日は雨が降り気温が下がるということで、各地一応平年より低い予想ですが、それでも5月中旬から下旬並みの暖かさにはなるとの予想でした。

それに対し、今日の15時の各地の気温は、
東京で21.0℃(4月下旬から5月上旬並み)
名古屋で16.4℃(3月下旬から4月上旬並み)
大阪で15.0℃(3月下旬並み)
福岡で16.9℃(3月下旬から4月上旬並み)
となっています。東京でもGW前の気温。名古屋や大阪、福岡に至っては春休み並みの気温となっています。今日は西日本で、「久しぶりに長袖を着た」「肌寒い」などの声が聞かれました。

この原因は何でしょう。
図3  午後3時までの1時間の日照時間
これは、午後3時までの1時間の日照時間を表しています。東北から沖縄まで青い表示で、ほぼ0分が広がっています。この時間だけでなく朝8時頃からずっと西日本は青の表示で今日は日差しがなかったことを表しています。実は関東は午前中10時頃までは日差しがありました。その分他地域と比べて気温が上がっていますが、その後は曇りとなり日差しはなくなっています。

はっきり言って今日の最高気温予想は大きく外れました。その原因が日照時間の予想が違ったためかどうかはわかりません。このような大きな外れを見ると、まだまだ予報技術を上げていかなければと思いますね。
予想以上の寒さ、風邪をひかれませぬように。

(画像は全て気象庁HPより)

中国四国近畿地方で梅雨入り(2015年6月3日)

気象庁は、今日午前、中国地方と四国地方、近畿地方で梅雨入りしたと発表しました。平年に比べ2〜4日早い梅雨入りとなりました。
この勢いだと、東海や関東の気象台も梅雨入り発表したくてたまらないかもしれませんね。
週間予報ではこの先も曇りがちな天気が予想されていますが、信頼度はCとこの先も天気は良くわからないという所でしょうか。この時期は前線次第で良くも悪くもなり、なかなか予想が困難な時期です。今日梅雨入りしてもまた晴れの天気が続くことも考えられます。
今年の梅雨はエルニーニョとにらめっこ。どちらが優勢になるかで梅雨の時期の天気傾向は大きく変わります。梅雨だから毎日雨と考えるのではなく、今まで通り最新の天気予報をチェックするようにしましょう。

九州南部で梅雨入り 北部も(2015年6月2日)

6月2日午前、気象庁は九州南部で梅雨入りしたと発表しました。予想通りといえば予想通りですね。平年と比べて2日遅く、昨年とは同じです。沖縄の梅雨入りが平年より10日近くも遅くなったので今年は梅雨入りは遅くなるなと思っていましたが、ここにきて一気に前線が北上しましたね。
この先の週間予報では今週いっぱい沖縄で晴れ、鹿児島で雨が続きます。沖縄の例年の梅雨明けは6月23日頃ですが、気象台がいつ発表するかですね。一応、1ヶ月予報では、6月2週目以降はまた雨がちな天気になると予想されているので、おそらくここで梅雨明けはないとは思いますが…。この後前線がまた南下する予想なら梅雨明けできませんが、もう太平洋高気圧の勢力が強まって前線は下がらないと予想すれば梅雨明けは近いのかもしれません。
本州各地も今週は曇ったり雨だったりの予想が目立ちます。(早く梅雨入りしたい気象台の方なら)今週にも梅雨入りかとの見方も出ています。梅雨入りは明確に決まっているわけではないので、若干の発表者の感情は含まれるものです。
エルニーニョ予想などからは今年は梅雨入りも梅雨明けも遅くなるのではと個人的にもかく報道でも伝えられていただけに、今後の動向が気になるところです。

この時期、天気予報は非常に難しい時期です。前線の動きで大きく天気は変わります。「晴れ時々曇り所により雨」としてしまえばそれで終わりですが、これではなんの役にも立ちません。予報を行う側も最新のデータを使ってより正確な予報を出そうと努力されていることでしょう。そのために毎日のように予報が変わることもあり得ます。長期の予報を過信せず、最新の予報を常に確認するようしましょう。
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