3年目気象予報士の成長日記

ある大学生気象予報士が、日々の天気を通じて学んでいくブログです。 気象庁発表の天気予報の解析、解説を行っています。

台風関連

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台風13号情報(第6号)、台風14号情報(第1号) (2015年8月8日)

この記事は8月9日0時時点の情報をもとに作成しています。 

昨夜大雨と暴風をもたらした台風13号は沖縄から離れていっています。一方、小笠原諸島付近には台風14号があって、激しい雨を降らせているようです。 

まずは最新の情報を見てみましょう。

午後9時発表の予想です。
台風13号 台風14号


称号 大型、強い
位置 台湾海峡 父島の南南西80km
速度 北北西へ15km/h 西へ15km/h
中心気圧 970hPa 990hPa
中心付近の最大風速 35m/s 20m/s
最大瞬間風速 50m/s 30m/s
暴風域の半径 235km(北東側280km、南西側190km)
強風域の半径 575km(東側650km、西側500km) 305km(北東側390km、南西側220km)

台風13号はこの後中国大陸に上陸し、勢力を弱めていく予想となっています。8日21時現在、南西諸島南部の宮古島・八重山地方が強風域に入っていますが、風速は10〜15m/sのやや強い風と、これまでに比べれば弱くなっています。台風本体の雨雲も概ね抜け、今夜いっぱい雨の心配もありますが、明日は予報に晴れマークも見られるということで天気は回復。海上の波が高い状態は数日続きますので、海水浴や釣りなど海辺での活動は高波に注意してください。

台風14号に関しては中心気圧はそれほど低くないものの、発達した雨雲を伴っているようで、今日昼過ぎには小笠原諸島母島で激しい雨を観測しました。今後発達しながら北上し、暴風域も出来てくる予想です。関東沿岸少し離れたところを通っていく予想となっています。進路にあたる小笠原諸島では強い雨風に注意が必要でしょう。

毎回のことですが、次は気象庁と米軍の5日間予想比較です。 台風13号に関しては衰弱していくだけなので割愛します。台風14号の動きが気になります。
(21時発表)
台風14号
気象庁
米軍

今のところ、本州直撃の予想は出ていません。気象庁、米軍共に、日本からやや離れた海域を進む予想となっています。ただ、台風の進路は日によって変わることもありますので最新の予報を確認しましょう。        


台風13号情報(第5号) (2015年8月7日)


この記事は8月8日0時時点の情報をもとに作成しています。 

今夜、小笠原諸島近海で台風14号が発生しました。今夜は台風13号が沖縄最接近ということですので、台風14号については、発生したということをここで知らせておくだけにします。   
         
台風13号、今夜は沖縄地方に最接近しています。
まずは最新の情報から見ていきましょう。
午後11時時点の情報です。
台風13号

称号 大型、非常に強い
位置 西表島の南南西140km
速度 西北西へ20km/h
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 45m/s
最大瞬間風速 65m/s
暴風域の半径 215km(北側240km、南側190km) 
強風域の半径 550km(北側600km、南側500km) 

気象庁の予報はやはり正しかったです。気象庁の予想を疑った自分はまだまだでした。台風13号は再び発達しました。海水温の高い領域に再び進んだためです。今回は強風域だけでなく暴風域も拡大しました。つまり、中心風速から強まったということです。
この時間、沖縄地方南部の地域が暴風域に、本島を含め沖縄県広い範囲が強風域に入っています。進行方向に対して右側(危険半円)ということもあり、風が強く吹いているようです。午前0時時点で、石垣島や西表島では風速30m/s以上の猛烈な風が観測されています。沖縄本島でも南部を中心に風速15m/s弱のやや強い風が吹いています。また、台風本体の活発な雨雲により、波照間島では、30mm/h程度の激しい雨を観測しています。活発な雨雲自体の広がりは狭く、宮古島八重山地方でも限られた範囲にしかかかっていませんが、かかっている地域では激しい雨を降らせているようです。
明日の朝にかけて、台風が近い状態が続きますので、沖縄全域で雨風への警戒、特に宮古島や八重山地方では暴風雨に最大級の警戒が必要です。夜中の避難は大変危険ですから、家庭内での避難で夜は過ごしましょう。

気象庁が今夜発表した、"台風13号に関する情報 第39号"によりますと、
沖縄地方は、8日にかけて
最大風速40m/s、最大瞬間風速60m/s、海上の波の高さ13m、1時間最大雨量50mm、24時間予想雨量200mm、落雷、竜巻、高潮被害の恐れあり
ということです。

気象庁
米軍

台風13号はこの後、台湾、中国大陸方面へと進んでいく予想です。大陸に上陸して仕舞えば勢力は急激に落ちていく予想で、再び海に出て日本に近づくという予想は出ていません。

本州は7日も暑い一日でした。気のなる明日以降の最高気温を見てみましょう。

▼主な地点の今後一週間の予想最高気温(気象庁8月7日23時発表)
地点 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日
仙台 29℃ 30℃ 32℃ 32℃ 32℃ 31℃ 31℃
東京 34℃ 31℃ 33℃ 33℃ 33℃ 32℃ 32℃
名古屋 35℃ 34℃ 35℃ 35℃ 34℃ 32℃ 32℃
大阪 36℃ 36℃ 35℃ 34℃ 32℃ 31℃ 33℃
福岡 36℃ 34℃ 34℃ 33℃ 31℃ 30℃ 31℃

仙台や東京は今後1週間の中に猛暑日がなくなりました。最高気温予想は日に日に変わりますが、それでもこの前の1週間と比べれば値は低くなりそうです。そのほか西日本各地も東日本よりは遅れるものの期間中程からは猛暑日がなくなってきそうです。西日本の皆さんは後数日猛暑に我慢しましょう。

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台風13号情報(第4号) (2015年8月6日)


この記事は8月7日0時時点の情報をもとに作成しています。    
         
今日も最新の情報から見ていきましょう。
午後9時時点の情報です。
台風13号

称号 大型、非常に強い
位置 沖縄の南
速度 西北西へ20km/h
中心気圧 945hPa
中心付近の最大風速 45m/s
最大瞬間風速 60m/s
暴風域の半径 150km
強風域の半径 560km

台風13号は当初の予想通り台湾へ向かっています。昨日以降、再び勢力を盛り返す予想が出ていましたが、やはりと言うべきか、一度衰弱し始めたものが再び発達するのは難しく、結果昨日よりもさらに勢力を落としています。強風域が拡大し、大型となりましたが、これも衰弱期の台風にはよくあることです。もちろん発達する時に強風域が広くなることもありますが、その時は暴風域も広がります。しかし、昨日から今日にかけては暴風域の広がりはありません。相変わらず気象庁は明日にかけて発達するという予想を出していますが、今朝の気象庁発表の解説資料では、台風は衰弱傾向と書いており、この24時間でも予想とは逆に衰えたことを加味すると、…という感じでしょうか?

次は5日間進路予想を見てみましょう。
台風は、急に向きを90度変えることもあるので、台風が消滅するまで追ってみることが必要です。

気象庁
米軍

変わりませんね。何度見ても中国大陸へ上陸コースです。本州への直撃の可能性は日に日に低くなっています。

とはいうものの、沖縄、特に宮古島・八重山地方は台風が近い場所を通り、進路によっては暴風域に入る恐れもあります。台風周辺の雨雲によって大雨となる恐れがあるので注意が必要です。強風域に入る沖縄本島より南では雨風の強い時間帯があるかもしれないので、できれば外出は控えたいですね。また、素手抜き沖縄県全域に波浪警報が発表されています。海の近くに行く際は、高波に十分お気をつけつけください。晴れていても、海水浴は控えたほうがいいですね。

さて、最後はいつものように、この後の猛暑がいつ頃まで続くのかを見ておきましょう。いい知らせでしょうか。すでに太平洋高気圧は弱まり始めていて、北から高気圧が勢力を強め始めています。北からの高気圧は涼しい風をもたらしてきますので、猛暑に終わりが見えてきたと言えるのではないでしょうか。

▼主な地点の今後一週間の予想最高気温(気象庁8月6日23時発表)
地点 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日
仙台 34℃ 29℃ 30℃ 32℃ 32℃ 32℃ 31℃
東京 35℃ 32℃ 32℃ 33℃ 34℃ 33℃ 33℃
名古屋 36℃ 35℃ 34℃ 35℃ 35℃ 34℃ 33℃
大阪 35℃ 36℃ 35℃ 34℃ 33℃ 33℃ 32℃
福岡 35℃ 35℃ 35℃ 34℃ 33℃ 32℃ 31℃

北からの高気圧ということで、北ほど温度の下りが大きい予想です。仙台では、最低気温も25℃を下回る予想が期間後半は出ており、熱帯夜からも解放されそうです。

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台風13号情報(第3号) (2015年8月5日)


この記事は8月6日0時時点の情報をもとに作成しています。    
         
今日も最新の情報から見ていきましょう。
午後9時時点の情報です。
台風13号

称号 非常に強い
位置 沖ノ鳥島近海
速度 西へ20km/h
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 45m/s
最大瞬間風速 65m/s
暴風域の半径 150km
強風域の半径 415km(北側440km、南側390km)

台風13号に関しては昨日の予想よりも早く衰え始めています。はやくも935hPaにまで中心気圧が上がってきました。気象庁はこの後再び発達する予想となっていますが、こればかりは分かりませんね。海水温分布を見ると、このあとはまた水温の高い領域を進むからでしょうか。予想進路としては昨日の予想と変わらずに台湾を経て中国大陸へ向かう予想となっています。本州へ直撃するようなことはなさそうです。

次は5日間進路予想を見てみましょう。
台風は、急に向きを90度変えることもあるので、台風が消滅するまで追ってみることが必要です。

気象庁
米軍

こちらに予想も昨日とほぼ変わらず、気象庁ともほぼ同じですね。盛夏の時期は台風の進路が定まりにくいことが多いのですが、今回は結構しっかりと進路が確定してきているようです。

海上では波が高くなってきているようで、沖縄近海は海上台風警報が発表されています。付近を航行する際は十分お気をつけください。というより、通らないほうがいいですね。そんな無謀はやめましょう。

ということで、沖縄地方は台風が比較的近いところ、特に宮古島、八重山地方は暴風域に入る恐れもあるので、雨風対策をしっかりしてください。壊れた雨戸などの修理は早いうちに。庭やベランダのプランターなどは一時的に家の中に避難。外出できない暴風雨になった時のために食料の確保。停電に備えて懐中電灯や携帯充電器、電池の準備。家の周りの側溝掃除。台風は地震などと違い、何日も前から来ることがわかっているので準備しやすい現象だと思います。あとはサボるかしっかり準備するか。

また、他の地域は猛暑に注意しましょう。明日からは高校野球も始まります。選手はもちろんですが、観客席、外野は屋根がなく、日中は太陽燦燦。熱中症には十分気をつけましょう。帽子や日傘なども効果的。霧噴射式のスプレーとかは涼しいかもしれませんね。甲子園に限らず、明日も各地で猛暑日予想ですから今まで通りしっかり対策しましょう。家の中だからといって油断せず冷房つけましょうね。

▼主な地点の今後一週間の予想最高気温(気象庁8月5日23時発表)
地点 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日
仙台 35℃ 35℃ 29℃ 31℃ 32℃ 32℃ 31℃
東京 36℃ 33℃ 32℃ 32℃ 33℃ 33℃ 33℃
名古屋 35℃ 35℃ 34℃ 33℃ 34℃ 35℃ 33℃
大阪 35℃ 35℃ 34℃ 34℃ 34℃ 33℃ 32℃
福岡 34℃ 34℃ 36℃ 35℃ 34℃ 32℃ 30℃

35℃以上が予想されている日を赤くしましたが、期間後半に成ると猛暑日はだいぶ減ってくる予想です。全国的な猛暑はひとまずあと数日の予想。台風が中国大陸に上陸し、勢力を落とすまでということでしょう。

もうすぐ立秋(8月8日)。季節はゆっくりと秋へ向かっていきます。

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台風13号情報(第2号) (2015年8月4日)


この記事は8月5日0時時点の情報をもとに作成しています。    

結論から言っちゃいますと、台風13号に関しては中国大陸へ進む可能性が高くなっています。         

まずは最新の情報から見ていきましょう。
午後9時時点の情報です。
台風13号

称号 猛烈な
位置 沖ノ鳥島の南南東200km
速度 西北西へ20km/h
中心気圧 900hPa
中心付近の最大風速 60m/s
最大瞬間風速 85m/s
暴風域の半径 190km
強風域の半径 385km(北側440km、南側330km)

今朝未明、中心気圧が900hPaにまで下がりました。もしかしたら800hPa台に突入かと思われましたが、今に所発達は止まっているようです。台風が進んできた海域は、しばらくの間台風が通らず、水温が30℃近くに達しています。しかし、この後は、先日台風12号が一度通った後で、海水温がやや低い海域へ進んでいくことから、ゆっくりですが勢力は落としていく予想となっています。
で、気になる進路ですが、南西諸島南部、宮古島地方や八重山地方へ向かっていく予想となっています。本州からは比較的離れた場所を通過するため、台風周辺の雨雲がかかったり、暴風が吹き荒れたりというのは沖縄を除いてなさそうですね。ただ、昨日も書きましたが、全く影響がないというわけではないので注意してください。宮古島地方や八重山地方への最接近は7日の夜になりそうですね。これらの地域は、台風の進行方向右側に入る恐れがあります。基本的に右側の方が左側よりも風が強くなる傾向があります。この時の勢力が915hPaという予想で、非常に強い部類となるでしょう。毎度のことですが、どうせ今回もスカだろとは考えずに、対策をしてくださいね。スカならスカで良かったと思えばいいだけ。人命には変えられませんから。

次は5日間進路予想を見てみましょう。
台風は、急に向きを90度変えることもあるので、台風が消滅するまで追ってみることが必要です。

気象庁  
米軍

しっかりと中国大陸へ上陸する予想となっています。上陸後にやや北へ曲がる感じですが、おそらくここで台風は勢力を完全に抑えられてしまうでしょう。海上でなければ台風は勢力を維持できません。

念のためにヨーロッパの予想も見ておきましょう。





▲7日9時
▲8日9時
▲9日9時
▼10日9時
▼11日9時
▼12日9時





当然ながら左側にある低気圧ですよ。
右側の低気圧は…台風14号でしょうか?まだわかりませんが、しっかりとした渦巻きを作っていますね。今の所日本から離れた東の海上を進む予想で、影響があるとしたら小笠原諸島ぐらいでしょうか。

台風13号に関しても、台湾を通過後、中国大陸に上陸するという予想で、気象庁や米軍の予想と同じになっています。3つの気象機関が同じような予想をしているということは、信頼度は高いとみていいでしょう。ということで沖縄にお住いの方は台風対策を。本州にお住いの方は一安心。。。一安心!????

そうなったらいいんですがね。
結論から言いますと、沖縄以外の台風から離れた地域は猛暑に注意しましょう。
これは、昨日も書きましたが、台風と太平洋高気圧は一つの循環を作っているからです。台風が急発達した影響で太平洋高気圧も勢力を強め、より厚い布団となっています。この状態が後数日続くので覚悟しておきましょう。すでに夏バテ状態の方も多いでしょう。
ただ、いつまでも猛暑が続くというわけでもなさそうで、ようやく猛暑に出口が見えてきました。一時的かもしれませんが。
というのも、台風13号に関しては、今後は勢力はゆっくり弱めていく予想です。ということはこの循環も弱まっていくはず。台風が中国大陸に上陸してしまえば一気に勢力を落としますから、太平洋高気圧も勢力をぐっと落とすことになるでしょう。先ほど台風14号を示唆しましたが、少なくとも今よりは太平洋高気圧の勢力は落ちる、そう気象庁の予報官は考えている気がします。
ということで週間予報の気温に注目してもらうと、台風が中国大陸に上陸する直前までは連日の猛暑日ですが、上陸する前後からは気温が3~4℃下がる予想となっています。それでも30℃は超えてくるのですが、連日の暑さに比べると暑さが和らいだと感じるのではないでしょうか?

▼主な地点の今後一週間の予想最高気温(気象庁8月4日23時発表)
地点 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日
仙台 35℃ 36℃ 32℃ 28℃ 30℃ 31℃ 31℃
東京 35℃ 36℃ 35℃ 32℃ 32℃ 32℃ 32℃
名古屋 35℃ 36℃ 35℃ 33℃ 32℃ 32℃ 32℃
大阪 36℃ 35℃ 35℃ 34℃ 33℃ 32℃ 31℃
福岡 33℃ 35℃ 35℃ 35℃ 34℃ 33℃ 31℃

地域ごとに差はあるものの、8日前後を境に気温が下がっているのがわかるでしょう。1℃の違いなんてと思うかもしれませんが、意外にも1℃って大きいんですよね。

ということでもうしばらく猛暑を我慢しましょう。といっても、暑い中で過ごせということではありませんよ。しっかり冷房はつけて、水分は摂って、熱中症にならないように万全を尽くしましょう。

最後にまとめ。ほぼ昨日と同じです。
台風13号は沖縄の南を通過予想。沖縄南部を中心に暴風雨の恐れがあるので万全の台風対策を。本州は一方で暑くなるけど、この猛暑もあと少しでひと段落。今週末には少しだけど気温は下がりそう。それまでは特に熱中症対策を。

こんなこと書くと、来週以降は熱中症対策いらないの?と言われそうですが、そういう意味ではありません。気分的に暑さが和らぎそうという意味です。


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